松田聖子「Seiko Matsuda Concert Tour 2013 A Girl in the Wonder Land」日本武道館
今日も昨日に引き続き、日本武道館へ松田聖子「A Girl in the Wonder Land」を観に行く。
個人的には、今回のツアー3回目にして最後の参戦。
おまけに今日は、聖子ちゃんにとって100回の武道館公演。
記念すべきコンサート、なにか特別なサプライズがあるのでは?と期待。
今日は15時開演。会場に到着した14時は、カンカン照りの猛暑地獄。
大汗をかきつつしばらくあたりをブラブラして、14時45分ごろ会場入り。
今日の席は、スタンド1階東D列41番。ステージを右サイドから観る位置。
ステージ後方は完全に見切れてしまうけど、ステージサイドの花道がすぐ目の前。
聖子ちゃんが目の前に来る瞬間を楽しみに、このポジションを楽しむしかないな。
開演前から激しい“聖子コール”が沸き起こる中、予定より遅れて16時20分ごろ開演。
レーザーの光でツアータイトルロゴが映し出され、最後に“100th Anniversary”の文字が浮かびあがる。
これ以上ない大歓声に包まれる武道館、いきなりこんなに盛りあがるのは初めてかもしれない。
アリーナに向かってリボンキャノンが発射され、「A Girl in the Wonder Land」が始まる。
“不思議の国のアリス”そのままのセット、お立ち台の中心に聖子ちゃんが登場。
いつものように、コンサート前半はニューアルバム中心の選曲。「LuLu!!」「Fairytale」「Oh No!!」
「Oh! Darling, Listen to me!!」、ブリッジをはさんでバラード「白い月」「あなたに逢いたくて」。
ここでようやくブレイクしてMC。「今日はみなさんのおかげで、武道館100回目のステージです」と言い、
いきなり感極まって言葉を詰まらせる聖子ちゃんに、お客さんから“聖子コール”が降りそそぐ。
ここでアコースティックコーナーとなり、バンドメンバーがステージ前方へ移動。
「私またスゴイ?顔が・・・真っ黒?」と言いながら、メイクを直しにステージをあとにする聖子ちゃん。
MCをまかされた小倉さんも二度目となると落ち着いたもの、この窮地を見事に乗りきってみせる。
今日はDVD収録が入っているけれど、「この部分はカットよ」と言う聖子ちゃんが可笑しい。
そして楽しいおしゃべりを交えながら、「小麦色のマーメイド」「瞳はダイアモンド」「野ばらのエチュード」と、
バラードのシングル曲を披露。アコースティック・アレンジで聴くシングル曲というのも、なかなか乙なものだ。
ここでお客さんからアンコールがかかり、そういう時のために練習してきたという「秘密の花園」を演奏。
イントロが流れるとお客さんから微妙な溜息が洩れ、曲を止めてツッコミを入れるのも定番に・・・。
「DVDだから盛りあがるリアクションで!」という聖子ちゃんの指示で、お客さんも大盛りあがり。
年末イベントの連絡事項をする中、1階スタンドに来ていた藤井 隆を紹介。
次の曲は「Sweet Memories」。先日亡くなったサンミュージック・相沢会長に捧げる唄声。
「今日のステージを見せたかった」という聖子ちゃんの想いが、ずっしりと詰まっていた。
続いて「赤いスイートピー」、サビの部分はお客さんといっしょになって唄う。
「Very Very!」をバックにダンサー紹介をして、コンサートは後半に突入。
ステージがキラキラと輝きはじめ、電飾に飾られたカボチャの馬車に乗って聖子ちゃんが登場。
私の席からだと、ステージセットが完全に見切れてしまうのがとっても残念。
「時間の国のアリス」でお客さんは総立ちになり、いよいよラストスパートに突入。
次に「マイアミ午前5時」を唄ったあと、「青い珊瑚礁」「渚のバルコニー」へと続く。
いよいよ待ちに待った瞬間、聖子ちゃんがステージサイドの花道を通ってこちらへやってきた。
その距離は5メートルも無い。サビの「あ~なた~を愛してる~♪」という部分では
聖子ちゃんとバッチリ目が合い、こちらへ手を差し伸べるように唄ってくれた。
「天使のウィンク」では、お立ち台に続く階段を昇ろうとして聖子ちゃんが転倒。
かなり派手に転んだので心配だったけど、なんとか大丈夫だったみたい。
「チェリーブラッサム」に続いて、最後はやっぱり「夏の扉」。
もうすっかり完全燃焼という感じで、ひとまず本編は終了。
アンコールは、まさかの武道館初公演の再現!
「ONLY MY LOVE」のインストが流れ、演奏は「白い恋人」と変わる。
初公演当日の映像をバックに、聖子ちゃんはそのとき着ていた赤い衣装で登場。
なかなか心憎い演出、当時の聖子ちゃんと現在の聖子ちゃんとがシンクロする。
続いて「ONLY MY LOVE」。初期聖子が好きな私にとっては、たまらない選曲。
SAYAKAがステージに登場して、聖子ちゃんに花束を手渡す。
BGMに「ありがとう」が流れてきて、メンバーをひとりひとり紹介。
そしてBGMが「いくつの夜明けを数えたら」に変わり、聖子ちゃんは涙をこらえながら挨拶。
2回目のアンコールは「SQUALL」。この曲も初期聖子の名曲。
なんとも言えない疾走感が、心をウキウキと弾ませる。
最後に「赤いスイートピー」をみんなで合唱して、コンサートは17時50分ごろ終了。
名残惜しそうに何度もステージに戻ってくる聖子ちゃんが印象的だった。
コンサートが終わって帰ろうとすると、会場の外はまさかのリアルSQUALL。
なんだかちょっとドラマティックな展開。だけど現実には傘が無い。。。
しばらく館内で足止めを食らってしまったけど、じきに雨はあがった。
会場外に出ると、そこには虹が輝いていた。
そういうわけで、武道館を出たのは18時半ごろ。
まだ雨が降るかもしれないので、今日のところはそのままおとなしく帰宅。
| 固定リンク
コメント