梅津和時 KIKI BAND「祝 ザッパナーレ出演 & 『COYOTE』発売 W記念TOUR!」青山 月見ル君想フ
今日は青山・月見ル君想フへ、“梅津和時 KIKI BAND”のライブを観に行く。
“KIKI BAND”を観るのは今日で三回目、つまりは好きになって三年目ということになる。
ドラムのジョー・トランプが米国ポートランド在住なので、年に一度しかツアーを出来ないからだ。
お店のサイトから予約したら整理番号が5番になったので、
開場時間の18時半に行きたかったのだけれど、
夕方から打ち合わせが入ってしまい、会社を出るのがかなり遅くなってしまった。
永田町で銀座線に乗り換えて外苑前駅へ、開場時間の19時30分ギリギリに会場へ到着。
地下のフロアに降りると、ステージ前はスタンディングになっていてビックリ。
人と人との間をすり抜けて、ステージ正面の二列目に陣取る。
19時30分をちょっと過ぎたころ開演。
ジョー・トランプが中央のドラムセットにどっしりと座り、
向かって左側にIbanezのMC924を抱えた早川さん、
右側にストラトを抱えた鬼怒さん、そしてセンターには麦わら帽子にオーバーオール姿の梅津さん。
ジョーのパワフルなドラムと早川さんの神業ベースが強力なビートを刻み、
鬼怒さんの超絶変態ギターと梅津さんのカラフルなサックスが曲に彩りを添える。
ギターとサックスのユニゾンでフレーズを弾くと、風変りなエフェクトがかかっているように聴こえる。
リズム隊のすごさが“KIKI BAND”の魅力だけど、ギターとサックスのからみの素晴らしさを再認識。
先日出演したドイツの音楽フェス「ザッパナーレ」で早川さんがBassゴッドと呼ばれたのに対抗して、
ジョーはDrumフェアリー、鬼怒さんはGuitarエンジェル、
梅津さんはSax天狗と呼んでくれと言う梅津さん。
そんな超人的な四人が奏でるアンサンブルは、これ以上ないというぐらい圧倒的な迫力。
ライブは前半55分、15分の休憩をはさんで、後半はアンコール含めて70分。
ニューアルバム「COYOTE」発売記念TOURということもあり、新曲中心のセットリスト。
だけどお馴染みのナンバーもほどよく散りばめられて、なかなかゴキゲンな選曲。
サウンドは以前にも増して、よりプログレッシブな色が濃くなってきたような気がする。
ニューアルバムのタイトル曲「COYOTE」では、鬼怒さんのシーケンサー並みのフレーズが炸裂。
「GIBBS' PARADOX」では、早川さんの骨太なベースが縦横無尽にうねる。
それを支えるジョーのドラムは、ツーバスペダルを駆使したパワフルな演奏。
三人の演奏に呼応するように、梅津さんはノンブレス奏法で対抗する。
アンコールでは一段とフリーキーでハードなナンバーを二曲演奏して、21時50分に終了。
終演後はメンバー全員によるサイン会。ひとりひとりと話をしながら、アルバムにサインを入れてもらう。
と思いきや、ジョーさんがいない・・・。ジョーさんが楽屋から出て来るのを待って、ようやくコンプリート。
すっかり満足して、22時15分ごろ店をあとにする。
ゴキゲンな演奏のあとは美味しいお酒ということで、渋谷まで出て「鳥市」で飲む。
明日は仕事だけど、なんだか火がついてしまい、閉店時間の24時まで居座る。
すでにバスは終わっていたので、ブラブラと歩いて帰宅。
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