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2013年8月 7日 (水)

VA「マサヤン天国ロック生誕60祭 HeavenS MASAYAN ConnectioN LIVE 2013 恒例マサヤン生誕祭specialザ・還暦」渋谷 duo MUSIC EXCHANGE

今日は渋谷 duo MUSIC EXCHANGEへ、「マサヤン天国ロック生誕60祭」を観に行く。
昨年の10月に遠いところへ行ってしまった“マサヤン”こと桑名正博60回目のBirthdayライブ。
桑名正博ゆかりのミュージシャンが多数出演するということで、チケットをゲットしたのだ。
チケットの整理番号が5番ということで、気合を入れて17時にフレックス退社。
18時前には渋谷に到着し、開場時間18時には余裕で間に合った。
予定より少し遅れて開場。最前列のド真ん中という好ポジションを確保。
最初は寂しかった客席も、開演時間が近づくにつれて次第に埋まってきた。

予定時間ぴったりの19時に開演。
まずは“KUWANA FAMILY BAND”(井上尚大・橋本達矢・高木太郎)をバックに、原田喧太が唄う。
それから続々とゲストが登場して、思い思いの演奏を繰り広げていく。
下田逸郎は初めて観たけど、ちょっと低音のヴォーカルがものすごくよかった。
桑名正博との関係が長く続くきっかけになったという「月のあかり」を熱唱。
そこにアコースティックギターを抱えて、桑名晴子が加わる。
桑名晴子の唄をじっくり聴くのは初めてだけど、異常にうまくて驚き。
私の大好きな金子マリちゃんとは、ちょっと違ったうまさだ。
在りし日の桑名正博が唄う「セクシャルバイオレットNo.1」の映像がBirthdayパーティの映像に変わり、
お客さんみんなでマサヤンの誕生日を祝う。今日がちょうど60歳の誕生日なのだそうだ。
そして桑名晴子がウクレレ弾き語りで、「What's Going On」を披露。

ここからは“女力本願(にょりきほんがん)”のコーナー。
一癖も二癖もある女性シンガーが続々と登場して、素敵な唄を聴かせてくれる。
まずはりりィ。独特のアンニュイなたたずまいと、ハスキーなヴォーカルが魅力的。
そして亀渕友香は、女性コーラス4人を引き連れて、強力なゴスペルを披露。
なんかものすごいものを観てしまったという感じかな・・・感動した。
ピンキー(今 陽子)は、ものすごいハイテンションで「セクシャルバイオレットNo.1」をシャウト。
“ピンキーとキラーズ”のクールなイメージとは全く違う、Rockな姉さんになってた。
そして登場したのは金子マリ。めちゃくちゃ上機嫌で、いろいろなエピソードを喋りまくる。
一曲目は唄い慣れていないからか?ちょっと調子が悪いようだったけど、
オリジナルナンバーの「ありがとう」はめちゃめちゃ良かった。
たくさんの出逢いと別れ・・・ 桑名正博、ジョニー吉長、ジョー山中、原田芳雄、みんなに感謝。
それからステージに椅子がズラリと並べられて、“女力本願”の全員とJILLがステージに登場。
それぞれに特徴のあるヴォーカルが重なり合い、なんとも言えないハーモニーを生み出していた。

ここで雰囲気はガラリと変わり、“La'cryma Christi”のTAKAがステージに登場。
会場に来ている女性ファンの多くは、どうやらこの人が目的だったみたい。
そしていよいよ本日の一番のお目当て、内田裕也がステージに登場。
真っ白いスーツにギンガムチェックのマフラー、スニーカー履きのアンバランスさがカッコいい。
大音量で流れる「哀愁トゥナイト」をバックに、ポーズをキメたり唄ったりする。
うわぁぁー、まったく意味がわからん。あいかわらずブッ飛んだパフォーマンス。
続いて二曲目は、オリジナルナンバーの「長いお別れ」をカラオケで唄う。
ん? 違う! ヴォーカル入りのトラックをバックに、ほぼ口パクで唄っているのだ。
いやぁー、これまたまったく意味がわからん。どうしてバンドで唄わないのだろう?
ここでようやく“KUWANA FAMILY BAND”と
“トルーマン・ カポーティR&R BAND”の柴田昭寛が加わり、
「Johnny B. Goode」で大ロケンロー大会が始まる。お決まりのパターンだけど、やっぱりイカす。
思わずスタンディングになって、裕也さんの数十センチ前で盛りあがってしまった。

本日のラストは、桑名正博が最後に所属したバンド“FLOWER POWER”のステージ。
Drums:和田ジョージ、Bass:鮫島秀樹、Keyboards:篠原信彦、Vocal&Guitar:原田喧太、
それにGuitar:芳野藤丸が加わる。芳野さんのギターは、先日のライブでよく見えなかったのでラッキー。
ステージ中央には、マサヤンが唄うためのマイクスタンド。「10 YEARS AFTER」の歌詞が泣ける。
ここでアンコールに突入、本日の出演者全員がステージに勢ぞろい。
だけど「裕也さんは帰られました・・・」だと。ハハハ、裕也さんらしくてイイや。
原宿クロコダイルでジョー山中のトリビュートイベントがあるので、ひょっとしてそっちに行ったのかも。
ブラザー・コーンが飛び入りし、全員で「セクシャルバイオレットNo.1」を唄う。
ずっと座ったままだったお客さんも、ここにきて総立ちになって盛りあがる。
そして客席にいた内海利勝と山崎ハコも加わって、「生きているうちが花なんだぜ」。
うわぁー、日本のロックとフォークの歴史を、一度に観るような豪華さだな。
ステージ中央、亀渕友香が抱くマサヤンの写真をじっと見ながら「生きているうちが花なんだぜ」と唄う。
「生きているうちが花なんだぜ」・・・ ホントにそうだと思うよ、マサヤン。
最後は“FLOWER POWER”の演奏で、「月のあかり」を会場にいる全員で合唱。
こうして22時20分、3時間を超えるライブは幕を閉じた。
ステージ中央には、マサヤン愛用のギターとお気に入りの焼酎「月のあかり」。
ちょっと悲しいけど、とっても心の温まるライブであった。

20130807_2215d

けっこういい時間になってしまったけれど、「鳥市」で飲んでいくことにする。
時間も時間なのでわりと空いていて、落ち着いて飲むことが出来た。
顔馴染みの店員さんとも、久しぶりに会うことが出来て良かった。
24時ごろまで飲んで、「春日亭」で油そばを食べてからタクシーで帰宅。

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