« 2013年10月 | トップページ | 2013年12月 »

2013年11月30日 (土)

桑田佳祐「昭和八十八年度! 第二回ひとり紅白歌合戦」パシフィコ横浜

今日はパシフィコ横浜へ、桑田佳祐「昭和八十八年度! 第二回ひとり紅白歌合戦」を観に行く。
タイトルにあるとおり、桑田佳祐がひとりで紅白歌合戦を再現するというこのコンサート、
前回は昭和八十三年に行われており、実に五年ぶりの開催となる。
そんなわけで大人気のプレミアムチケット、ダメもとでローチケに申し込んだのだけれど、
幸運なことに見事当選。今日の参戦に至ったというわけである。
会場のパシフィコ横浜は、副都心線~東横線~みなとみらい線直通で35分、
みなとみらい駅からちょっと歩いたところにある。
明日から12月ということもあり、クリスマスイルミネーションで光輝く街を抜け、
17時過ぎに会場へ到着。ちょうど開場したばかりらしく、会場前は長蛇の列。
しばらく時間をつぶして17時半ごろ再び会場へ行くと、嘘のように空いていてすんなり入場。
入口で座席指定券と引き換えると、1階席A-12列17番という好ポジション。
ホールに入ってみると実は前から三列目、ちょっと端だけど見切れも少なくてゴキゲン。
前を見ると最前列は審査員席、マネキンの男女が鎮座しているという凝った演出。
ステージ両サイドには大型モニターとお立ち台、ステージ中央には階段とスクリーン、
その前にはバンドの機材がセッティングされて、まさに紅白歌合戦を思わせるようなセット。

ほぼ予定どおり、18時ちょっとすぎに開演。
クリス・ペプラーのオープニングMCを合図に、「ひとり紅白歌合戦」の幕が上がる。
まずは「東京ラプソディ」「銀座カンカン娘」という昭和の名曲が、カラオケをバックに披露される。
お客さんはいきなり総立ちになったけど、桑田さんにたしなめられて着席する。
それからステージにバンドが登場し、グループサウンズ・ビート歌謡のナンバーが繰り広げられる。
続いてフォーク・ニューミュージックのコーナーに突入して、次から次へと名曲が演奏される。
おもしろいことはおもしろいんだけど、詰め込み過ぎでちょっと食傷気味な感じ。
この先これがずっと続くとなると大丈夫かなぁ~と、ちょっとばかり不安になる。
だけどそんな不安は、ライブ中盤を迎える頃にはすっかり払拭されることに・・・。

バブル時代の名曲の数々を唄ったあと、“爆笑問題”のVTRトークをはさんで、
「昭和歌謡大ヒットメドレー」と題したコーナーに突入。
ザ・キング・トーンズ、西郷輝彦、青い三角定規、西城秀樹、由紀さおり、布施明、あべ静江
といった昭和を彩る大スターの曲が披露され、それを聴いているうちに気分もアップ。
やっぱりイイわぁ~昭和歌謡曲・・・ これぞ紅白歌合戦という感じだ。
坂本九、ちあきなおみにほんのりしていたら、ドリフの懐かしいメロディーが・・・。
“サザン・オール・スターズ”のメンバーが、ハッピを羽織ってドリフばりのコントを繰り広げる。
ライブも佳境を迎え、最近のヒット曲からアイドルソングまで怒涛の展開を迎える。
客席に用意されたペンライトがコンピュータ制御でいっせいに光り輝き、なんとも言えない美しさ。
「TOKIO」ではパラシュートならぬパラソルを装着した桑田が、ステージ上空に高く舞う。
しまいにはレディ・ガガならぬジジイ・ガガが登場し、電飾で彩られた衣装で盛りあげる。

ここでひとまずアンコールのような形になり、「日本野鳥の会」風のみなさんがステージに登場。
お客さんのペンライトが紅白に輝き、ここまでの得点は紅組白組同点なのだそうな。
桑田が唄う佐野元春の「SOMEDAY」というのも、なかなか趣きがあっていい感じ。
「アンパンマンのマーチ」や島倉千代子の曲で哀悼の意を表して、
「ひとり紅白歌合戦」はいよいよトリの演奏を迎える。
白組は北島三郎「帰ろかな」、そして紅組は美空ひばり「川の流れのように」。
美空ひばりが東京ドームで着たような衣装に身を包み、巨大なセットで唄う桑田。
そして紅白を超越した存在として、客席後方から和田アキ男が登場。
「笑って許して」をみんなでセッションして、「ひとり紅白歌合戦」はフィナーレを迎える。
「また逢う日まで」のメロディーが流れる中、21時50分ごろすべて終了。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年11月29日 (金)

週末に向けて

今週は仕事漬けの1週間だった。
毎日毎日残業で、昨日の飲み会以外はこれといったイベントもなし。
そして待ちに待った週末。ここでゼロクリアしたい。
ということで幡ヶ谷まで行って、「太陽食堂」で飲む。
金曜日だから混んでいたけど、なんとか居場所を見つける。
ラストオーダーの23時過ぎまでじっくりと飲んでから帰宅。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年11月28日 (木)

送別会

同じ担当の同僚が異動するので、今日は「わん」で送別会。
18時30分開始だったけど、仕事が終わらずに19時半ごろ参加。
もつ鍋をつつきながら、いろいろな話に花を咲かせる。
22時ごろおひらきになり、そのままみんなで電車に乗って帰宅。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年11月27日 (水)

不思議な一日

今日は打ち合わせのため、朝から府中へ。
朝、下り電車に乗るというのは、とっても久しぶりでなんだか感慨深い。
ちょっと時間があったので、駅前の再開発予定地へ行ってみた。
ほとんどの店が閉まってしまい、とっても閑散とした雰囲気。
仕方がないことだけど、とっても寂しい。。。
「ちかたる」と「焼きたる」は、12月末まで営業すると貼紙が出ていた。
それまでに一度行くことが出来るかな?

打ち合わせは滞りなく終わった。
府中館内を歩くと、懐かしい人たちと久しぶりに顔を合わせる。
半年ちょっと前にはいっしょに仕事をしていた人たち・・・なんだか不思議な気分。
久しぶりの「まつりや」で昼食を食べてから、豊洲へと戻る。
戻る道すがらも知った顔に出会い、豊洲へ戻ってからも久しぶりの再会が続く。
今日一日で、いったい何人と「久しぶりー♪」って言っただろう?
なんだかちょっと不思議な一日だった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年11月26日 (火)

雨あがりの朝

ゆうべはものすごい雨と風だった。
ちょっと早めに会社を出て、まっすぐに家に帰ったから良かったものの、
とてもじゃないけど傘などさせないぐらいの強風と豪雨。
そんな昨夜とはうって変わって、今日は朝からとってもイイ天気。
こんな日はいいことがありそうな気がして、ウキウキ気分で出かける。
ま、とりたたてイイことはなかったけど、まずまずの一日だったかな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年11月25日 (月)

午後出社

今日は午後出社。
長野で一泊して今朝帰ってくるつもりだったけど、日帰りにしたので半日得した気分。
8時過ぎにのんびりと起きだして、テレビを観ながらまったりと過ごす。
だけどやっぱり疲れているのか、身体はちょっとばかりグロッキー気味。
だから20時前には仕事を切り上げて、そのまままっすぐ帰宅。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年11月24日 (日)

HARRY「HARRY 30th Anniversary TOUR LIVE HOUSE J 20th Anniversary」長野ライブハウスJ

今日は長野ライブハウスJへ、HARRYのライブを観に行く。
今年、HARRYはデビュー30周年ということもあって、
“The Street Sliders”の盟友:JAMESとZUZUといっしょにツアーを行っているのだ。
東京公演は10月にあったのだけれども、某アーティストのライブと重なっていたので断念。
それでもどうしても観たかったので、一番気軽に行けそうな長野を選んだのである。
長野までは新幹線で約100分。11時44分発のあさまに乗り込んで、13時半には長野に到着。
ライブまではしばらく時間があるので、長野の街を散策することにする。
思ったほど寒くない気候の中、ブラブラと歩いてまずは善光寺へと向かう。
日曜日ということもあってか、参道の途中から人がかなり多くなってきた。
本殿に着くころにはものすごい数の人。うーん、ちょっとうんざりかな。。。
おまけに拝観料が500円かかるという。正直言って、観光地化されすぎな印象。
なので早々に引き返して、アツアツのおやきを食べながらちょっとばかり休憩。
それから権堂商店街などをブラブラと冷やかしながら、長野駅前に戻って来た。

16時20分ごろ、今夜のライブの会場“ライブハウスJ”へ。
このハコはビルの地下にあって、地下街のスペースに入場待ちの列が出来ていた。
私の整理番号はB15番。Aが60番まであったので、実質的には75番目の入場。
予定どおり16時30分に開場し、ステージ真正面4列目あたりのポジションを確保。
ステージはそれほど高くないけれど、この位置ならバッチリと見える。
それほど広くないフロアは、あっという間に人で埋め尽くされる。
だけどギュウギュウと圧迫される感じでもなく、ほど良い感じの混み具合がイイ。

予定どおり、17時ちょうどに開演。
HARRY、JAMES、ZUZUが、楽屋からステージにあがる。
ZUZUは昔とあまり変わらない雰囲気、JAMESはスキンヘッドにサングラスでちょっと怖い。
HARRYはツンツン頭がふんわりパーマに変わっていて、ちょっとだけ印象が変わったかな。
それでもこの三人がステージに揃っているという事実は、それだけでとっても嬉しい。
HARRYはファイヤーバードとTHINLINEを巧みに使い分けて、シブいギターを聴かせる。
JAMESはぶっとい音でベースをブンブン唸らせ、ZUZUはパワフルにリズムを叩き出す。
キメの部分でHARRYとZUZUがアイコンタクトする様子が、なんだかとてもワクワクする。
お客さんからは口々に「HARRY!」「JAMES!」「ZUZU!」の掛け声が飛んで大盛りあがり。

前半はソロアルバム「狼煙」「無常人」「MINOTAUR」からの曲をメインに演奏し、
後半はスライダーズのナンバーから「チャンドラー」「Easy Come, Easy Go」「あんたがいないよる」。
このメンバーでスライダーズナンバーを演ってくれるなんて、これ以上ない幸せな瞬間。
だけどどうしても、HARRYの左側のスペースが空いているのが気になる。
HARRYのギターにからみついてくる、もうひとつのギターの音がないのが気になる。
絶妙なタイミングで重なり合ってくる、コーラスの声がないのが気になる。
そう、あともう一人ここに居ない事実が、どうしても気になって仕方がないのだ。
本編ラストは「道化者のゆううつ」。三人のスライダーズの演奏はこれにて終了。
アンコールはHARRYひとりがステージに登場。「Angel Duster」をエレキで弾き語り。
MCは一切なく、ひたすら曲を演奏し続けた110分のステージ、18時50分過ぎに終了。

今回はライブの時間が早いので日帰りにしたわけだが、
それにしてもまだ19時なので美味いもんでも喰って帰ることにした。
「大久保西の茶屋」という店に入り、名物っぽいものをつまみに飲む。
長野だと高菜とか馬刺とかが有名なのかな? いなごもけっこう好きだな。
シメはもちろん蕎麦。すっかり満喫して、21時前にはおひらき。
そして21時06分発のあさまに乗って、東京へ戻ったのは23時ちょっと前。
けっこうハードだったけど、充実したツアーであった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年11月23日 (土)

カウチポテト(死語)な週末

今日は久しぶりに家でのんびり。
たまにはこんな土曜日があってもいいかな。
午前中は借りた“JL&C”のライブDVD、午後からは松田聖子の2013ツアーDVDを観る。
“JL&C”は代表曲満載で充実してたし、松田聖子はライブさながらの臨場感で大満足。
こんなカウチポテト(死語)な週末も、これはこれでイイかと。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年11月22日 (金)

高中正義「SUPER LIVE SPECIAL "TAKANAKA 60 th GROOVE"」中野サンプラザ

それは一通のメールから始まった。
某チケットサイトから届いた高中正義・中野サンプラザコンサートの演奏予定曲の一覧。
「SUPER LIVE SPECIAL "TAKANAKA 60 th GROOVE"」と題された還暦ツアーを締めくくる、
高中の代表曲を網羅するようなオールタイムベスト的なセットリスト。
平日ではあるけれどこれは行くしかな~い!と思ってチケットを検索してみると、
2階席しか残っていないようでどうしようかな・・・とちょっとばかり躊躇。
オークションとかも見たけれどけっこう人気があるみたいでほぼ諦めかけたのだけれど、
最後にもう一度チケットサイトを覗いたら1階席後方を見つけたので迷わず購入。
こうして手に入れたチケットを絶対無駄にしたくない!と、仕事を早々に片付けて定時過ぎに退社。
東西線を使って中野駅に到着したのは18時過ぎ、「disc union」などを覗いて時間をツブす。
18時45分ごろ会場入り、自分の席:1階30列4番へ。
後から3列目の端っこだけど、ステージはよく見える。
ステージはこの季節の屋内だというのに、心なしかトロピカルな雰囲気が漂う。

開演予定時間の19時を5分ほど過ぎたころ、フロアの照明が暗くなる。
ステージにはスクリーンがおろされ、これまでの活動を振り返る映像が映し出される。
それが終わると、バンドのメンバーがステージに登場。
Guitar:高中正義、Drums:宮崎まさひろ、Bass:岡沢 章、Percussion:斉藤ノヴ、
Keyboards:小島良喜、Keyboards&Sax:青柳 誠、Guitar:稲葉ナルヒ という
いつものメンバーに加えて、パーカッションがもう一人加わったリズム重視(?)の編成。
そして始まったのは「THUNDER STORM」、いきなりのクライマックスな展開に大興奮。
二曲目は「PLUMED BIRDS」、あぁ~この曲が聴きたかったのだよー!ホントに。
それ以降も演奏予定曲の一覧にあったとおり、高中のオールタイムベストな演奏が続いていく。
「YOU CAN NEVER COME TO THIS PLACE」「SAUDADE」「Alone」
「I REMEMBER CLIFFORD」などなど。
個人的な極めつけは「M5」、学生時代に毎日聴いていたラジオ番組「ヤロメロ」のテーマ曲だ。
この曲をナマで聴くことが出来るとは、とっても感慨深いものがある。

高中はゴールドのストラト、そしてお馴染みのブルーのSGをメインに使用して演奏。
MCでは、それぞれのギターにまつわる想い出話を披露してくれた。
それにしてもギターの音がすごくイイ。さすがは中野サンプラザという感じだ。
こんな素晴らしい音で高中のギターを堪能できるなんて幸せだな。
ツインパーカッションということもあり、バックの演奏も大迫力でグイグイと迫ってくる。
お客さんは前方の半分ぐらいがスタンディング、後方は座ったままだったけど、
なんだかとっても温かい雰囲気で、そんな自由な空間が心地良かった。
本編最後は「READY TO FLY」に続いて、高中の代表曲である「黒船」。
レコーディングではテレキャスを使っていたということで、本日もテレキャスで演奏。
高中がテレキャスというのは違和感バリバリだけど、久しぶりに聴く「黒船」は良かった。
高中は着ていた赤いスーツのジャケットを客席に投げ入れ。
「還暦ツアーも終わりだし、あげるよ」という言葉が、なんだか素敵に響いた。
アンコールは、高中の定番曲を網羅する「MEDLEY」と「BLUE LAGOON」。
この頃にはお客さんは総立ちになっていて、盛大な拍手の中フィナーレを迎えた。
時間は21時25分、とっても大満足のライブなのであった。

【セットリスト】
M01. THUNDER STORM
M02. PLUMED BIRDS
M03. Finger Dancin'
M04. YOU CAN NEVER COME TO THIS PLACE
M05. EARLY BIRD
M06. SAUDADE
M07. Alone
M08. I REMEMBER CLIFFORD
M09. MAMBO NO.5
M10. PALM STREET
M11. M5
M12. AN INSATIBLE HIGH
M13. BLUE CURACAO
M14. TROPIC BIRD
M15. DISCO B
M16. READY TO FLY
M17. 黒船
アンコール
EN1. MEDLEY
EN2. BLUE LAGOON

終演後は中野で打ち上げ・・・と思ったけど、金曜日だけあってかなり混んでいる。
試しに南口へまわってみたら、「いそむら」という店を発見。
落ち着いた雰囲気で、なかなかイイ感じのお店だ。
料理もけっこう美味しいので、これからごひいきにしたい。
23時前にはおひらきにして、バスに乗って帰宅。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年11月19日 (火)

PAUL McCARTNEY「OUT THERE JAPAN TOUR」東京ドーム

今日は会社を休んだ。そして東京ドームへ、Paul McCartneyのコンサートを観に行く。
Paul McCartneyは、2002年以来11年ぶりの来日になるのだそうだ。
“The Beatles”のデビューが1962年だから、その活動は51年にもなるのだから驚き。
チケットは破格の16,500円、にもかかわらず2階スタンドという事実におののきながらも、
初めて観るPaulに期待を膨らませつつ、神保町から歩いて東京ドームへ。
19時開演のところ18時半ごろ会場入り。ドーム前の広場は、ものすごい混みよう。
40ゲートから入って、自分の席:2階1塁側9列10番へと向かう。
2階スタンドだから距離はあるけど、ステージ真正面という奇跡の好ポジション。
これならまぁ値段だけの価値はあるかな~と、開演前からテンションは上がる。
2階スタンド最後列までお客さんがギッシリ入っている様子は、なかなか壮観な眺め。
開演前からすっかりイイ雰囲気に出来あがっている。

予定よりかなり遅れて、19時20分ごろ開演。
ドラム、キーボード、ギター二人を従えて、バイオリンベースを手にPaulがステージに登場。
オープニングは、“The Beatles”のナンバーから「Eight Days a Week」。
ステージ全体に広がるスクリーンには、イメージ映像とライブ映像が交互に映し出される。
アリーナと1階スタンドは総立ち状態のようだけど、ここ2階スタンドは全員座ったまま。
よくあるドームクラスのコンサート、ライブ感があまり感じられないままただ時間が過ぎる・・・。
そうなるのではないかと、最初の何曲かを聴いたところまでは正直言って思っていた。
けれども、バイオリンベース、生ギター、12弦アコースティック、セミアコ、レスポール、ピアノ、
ウクレレ・・・ 次から次へと楽器を持ち替えながらひたすら唄い続けるPaulを観ているうちに、
なんだかとっても楽しくて温かい気持ちになってきた。そう、ライブは理屈じゃない。

“The Beatles”の曲はもちろん知っている、“WINGS”はベスト盤を聴いた程度、
ソロナンバーはほとんど知らない・・・ そんなPaul初心者のオレではあるけれど、
演奏される曲はどれもどこか懐かしく、とってもいい曲ばかりでゴキゲン。
そう、ホントに曲がイイのだ。ニューアルバムの「NEW」からも何曲か披露されたのだけれど、
往年の名曲に並んでも遜色ないぐらいだったのが、現在進行形という感じで良かったな。
ジミヘンやリンダ、ジョンやジョージに捧げるナンバーもあったりして、思わずしんみり。
だけどやっぱり「Long and Winding Road」や「Let It Be」を、ナマで聴けたのは単純に嬉しい。
コンサート終盤には「Live and Let Die」、ステージ上に火柱があがって大盛りあがり。
この曲もサイコーだよなー。スリリングな雰囲気が、文句なくカッコいいです。
本編ラストは「Hey Jude」。ドーム中のお客さんが、サビのメロディーを一斉に合唱。
アンコールは二回。「Day Tripper」に「Yesterday」に「Helter Skelter」・・・ こりゃあもうたまらん。
最後は「Golden Slumbers/Carry That Weight/The End」のメドレーで幕。
終演間際にフロアから紙吹雪が吹き上げられ、華やかな雰囲気の中を22時過ぎに終了。

【Setlists】
M01. Eight Days a Week
M02. Save us
M03. All My Loving
M04. Jet
M05. Let Me Roll It
M06. Paperback Writer
M07. My Valentine
M08. Nineteen Hundred and Eighty-Five 1985
M09. Long and Winding Road
M10. Maybe I'm Amazed
M11. Things We Said Today
M12. We Can Work It Out
M13. Another Day
M14. And I Love Her
M15. Blackbird
M16. Here Today
M17. NEW
M18. QUEENIE EYE
M19. Lady Madonna
M20. All Together Now
M21. Lovely Rita
M22. everybody out there
M23. Eleanor Rigby
M24. Mr. kite
M25. Something
M26. Ob-La-Di, Ob-La-Da
M27. Band on the Run
M28. Back in the U.S.S.R.
M29. Let It Be
M30. Live and Let Die
M31. Hey Jude
Encore1
EN1. Day Tripper
EN2. Hi, Hi, Hi
EN3. I Saw Her Standing There
Encore2
EN4. Yesterday
EN5. Helter Skelter
EN6. Golden Slumbers/Carry That Weight/The End

規制退場でちょっと時間がかかったけど、東京ドームをあとにして神保町へ向かう。
かなり気分のいい夜だから、ちょっと飲んでいこうと「大金星」という店に入る。
この店は以前にも入ったことがあるけど、料理が美味くてなかなかゴキゲン。
1時間に1回焼かれる焼そばが名物なのだが、既に最終便が終ったあとらしくて残念。
なんだかんだと飲み食いしているうちに24時を過ぎ、終電近くになってしまったのでおひらき。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2013年11月17日 (日)

宇崎竜童「the 40th. anniversary celebration "THANKS SONGS"」日本橋三井ホール

今日は日本橋三井ホールへ、
宇崎竜童「the 40th. anniversary celebration "THANKS SONGS"」を観に行く。
宇崎竜童がデビュー40周年とは・・・ なんだかとっても感慨深いものがある。
私がまだ小学生のころTBS夕方のテレビ番組「ぎんざNOW」で、宇崎竜童が率いる
“ダウンタウン・ブギウギ・バンド”を食い入るように観ていた記憶がある。
それから“ダウンタウン・ファイティング・ブギウギ・バンド”になり、ソロになって現在に至るまで、
ずっと日本の第一線のシンガーソングライターであり続けてきた。
そんな宇崎の40周年、チケットは即完売になったそうで期待感は膨らむばかり。
会場の日本橋三井ホールは、半蔵門線・三越前駅からほど近い「COREDO室町」の4階にある。
私がここにライブを見に来るのは二回目、銀座らしい高級感あふれるホールである。
日曜日ということもあってか、今日はちょっと早めの16時開演。
開演時間15分前ぐらいに会場入り。私の席は、RG列22番。
フロアやや後方の席だけど、途中から階段席になっているので非常に観やすい。
お客さんの年齢層はかなり高め。演歌のコンサートかと思うようなおばさんの高笑いが響く。

予定より少し遅れて、16時05分過ぎにスタート。
まずはニッポン放送アナウンサー・上柳昌彦が登場し、前説的なトークを繰り広げる。
途中から宇崎竜童も加わってトーク。これがけっこう長くて、ちょっとうんざり。
そんな気持ちが通じたのか、「話が長くなりました。音楽のほう行きましょう」と言って演奏開始。
今日のライブは休憩をはさんでの三部構成とのこと。トップバッターは“Team KITAJIMA”。
ドラム、ウッドベース、ピアノ、サックスをバックに、ギターを抱えて唄い始める。
「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」や「イミテーションゴールド」「想い出ぼろぼろ」など、
いろいろな曲がJazzyなアレンジで繰り広げられる。とってもシブくて大人っぽい雰囲気。
だけど個人的には、オリジナルアレンジで聴きたかったというのが本音かな。

超絶ギタリストの横田明紀男が加わって“Team KITAJIMA”とインストを演奏したあと、
横田明紀男と宇崎竜童のデュエットの演奏で第二部が始まる。
「知らず知らずのうちに」「裏切り者の旅」「サクセス」といった“ダウンタウン・ブギウギ・バンド”の
ナンバーから、「涙なんだ」というタイトルの新曲、梶芽衣子に書いた曲「あゝブルース」まで、
まろやかな音質のアコースティックギターをバックにじっくりと唄って聴かせる。
第二部の最後として唄われたのが、山口百恵の「さよならの向こう側」。
これがとっても良かった・・・。百恵ちゃんとはちょっと違った感じのヴォーカルで感動した。

ここで15分間の休憩に入る。時間は既に17時50分になろうとしている。
40周年記念ということもあり、今夜のライブはけっこう長丁場になりそうだ。
客席には奥さんであり作詞家でもある阿木燿子さんの姿も見られる。
18時05分ごろから第三部開始。再び上柳昌彦のトークをはさんで演奏が再開される。
登場したのは“御堂筋ブルースバンド with 野本有流”というバンド。
ドラム、ベース、キーボード、ギター×2という編成、全員が白いジャケットに黒い革パンツ。
その名のとおり、コテコテのブルースが繰り広げられる。個人的にはかなり好み。
人生の悲しみ、怒り、やるせなさを、ヘヴィーなブルースに込めて唄いあげる。
宇崎さんはかなり緊張しているということで、そのせいなのかトークが延々と長くなる。
それでも「トラック・ドライヴィング・ブギ」「スモーキン・ブギ」「シャブシャブ・パーティ」なんかが
演奏されると、とっても宇崎さんらしいノリが漂ってきてゴキゲンだ。
本編ラストは「生きてるうちが花なんだぜ」。あぁーこの曲は、もともと宇崎さんの曲なんだ。
アンコールは本日の出演者が勢ぞろいして、「ロックンロール・ウィドウ」でフィナーレ。
年齢層が高くて座りっぱなしだった客席も、最後には全員総立ちで盛りあがる。
こうして本日のライブは、19時30分過ぎにすべて終了。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年11月16日 (土)

佐野元春「名盤ライブ SOMEDAY」Zepp DiverCity TOKYO

今日はZepp DiverCity TOKYOへ、佐野元春「名盤ライブ SOMEDAY」を観に行く。
「名盤ライブ」とは、日本のミュージック・シーンに大きな足跡を残したアルバムを全曲再現する企画。
その第一弾として、佐野元春のサード・アルバム「SOMEDAY」が選ばれたのだ。
ドキュメンタリーBOOK・DVD付とはいえ、15,000円というチケット代にはちょっと躊躇したけど、
大好きな「SOMEDAY」がオリジナルアレンジで聴けるとあれば、これはもう参戦するしかない。
会場のZepp DiverCity TOKYOへは、4月の“LOSER”以来二度目の来場。
土曜日のお台場は混雑しているかな?と思ったけど、遅い時間だからか意外と空いている。
本日の公演は、16時開演の回と20時開演の回との2ステージ。
わたしが参戦するのは20時開演の回なので、19時30分過ぎに会場入り。
フロアは既にかなり混み合っていたけど、前後左右どこから見てもほぼ中央の位置をキープ。
開演時間の5分前ぐらいから手拍子が沸き起こり、とってもイイ雰囲気に出来あがっている。

ほぼ予定どおり、20時に開演。照明が落とされ、ステージ後方のスクリーンに映像が映し出される。
「SOMEDAY」のレコードをジャケットから取り出し、ターンテーブルに載せて針を落とす。
そしてバンドメンバーがステージに現れ、レコードの順番どおり「Sugartime」から演奏が始まる。
元春はギターを持たずに、ハンドマイクでシャウト。いやぁ~なんだか泣けてくる・・・。
バックバンドは、“THE HEARTLAND”と“The Hobo King Band”との混成メンバー、
Drums:古田たかし、Bass:井上富雄、Keyboards:Dr.kyOn、Keyboards:西本 明、
Percussion:スパム、Guitar:長田 進、Guitar:佐橋佳幸、Sax:ダディ柴田、
Chorus:堂島孝平、Chorus:佐々木久美。
なんだかとっても豪華な顔ぶれ、もちろん演奏もタイトでゴキゲンだ。

元春は「80年代にタイムワープして、おかしくなるぐらいに楽しんでって」とMC。
お客さんももちろんそのつもりで、これ以上ないぐらいに楽しみまくってる。
「Happy Man」「DOWN TOWN BOY」「二人のバースデー」「麗しのドンナ・アンナ」と続いたあとは、
アルバムタイトル曲の「SOMEDAY」。いつか・・・こんな日が、来るとは思っていなかったよ。
レコードを忠実に再現するということで、ステージ後方のスクリーンにはレコードを裏返す映像が・・・。
そう、ここからはレコードのB面に突入するということだ。
「I'm in Blue」「真夜中に清めて」「Vanity Factory」、どの曲もスラスラと口ずさめる自分。
そして「Rock & Roll Night」を壮大に唄い切り、エンディング曲の「サンチャイルドは僕の友達」。
ここでステージに伊藤銀次が登場し、ふたりで椅子に腰かけてデュエット。
本編はこれで終了し、アンコールは「NIAGARA TRIANGLE Vol.2」からのナンバー。
「Bye Bye C-Boy」「マンハッタンブリッヂにたたずんで」、これまたなかなか泣かせる選曲。
最後は再び伊藤銀次が加わって、「彼女はデリケート」でフィナーレ。
1時間20分という短い演奏時間だったけれど、とっても大満足なライブだった。

行きはりんかい線・東京テレポート駅から行ったのだけど、帰りは青海駅からゆりかもめに乗って豊洲へ。
既に22時を過ぎていたけれど、「とんがり村」で飲むことにする。
この店に来るのも久しぶり。あいかわらずまったりとした雰囲気でイイ感じだ。
けっきょく23時半過ぎまで飲んで、電車に乗って帰宅。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年11月15日 (金)

千石~巣鴨~池袋

今日は久しぶりに友人と飲む。
千石にある「かごの屋」という店を予約したというので、19時10分ごろ現地へ。
「かごの屋」はちょっとした旅館みたいな外観。それだけで心がワクワクする。
メニューはしゃぶしゃぶ・寿司・揚げもの・小鉢が、2時間5000円食べ放題。
おまけにお酒も飲み放題というので、これはかなりお得な感じ。
あれこれ頼んでたらふく飲み食いして、あっという間に2時間は終了。
だけど店内が空いていたので、オーダーストップ後もウダウダと飲み食いして過ごす。
それから巣鴨駅まで歩いていき、駅前の「歌広場」でカラオケを2時間。
終ったときには既に1時を過ぎていたけれど、駅へ行ったら山手線がまだ動いている。
なんでも何かの理由で田端で停まっているそうで、1時40分ごろようやくやって来た。
電車は池袋どまりだったので、西口方面に出て「一軒め酒場」で三次会。
いい加減眠たくなってきたので、3時過ぎにおひらきにしてタクシーに乗って帰宅。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年11月13日 (水)

水曜日とお酒と星空

水曜日、一週間の真ん中。
こんな日は、ついつい飲みに行きたくなる。
というわけで、幡ヶ谷の「大黒屋」へ行って飲む。
21時ごろから23時ごろまでたっぷりと。
おかげでちょっと飲み過ぎたー。
帰りに空を見上げたら、オリオン座を発見。
こっちへ来てから星は見えないと諦めていたけど、実はちゃんと見えるんだな。
見えないんじゃなくて、見ようとしていなかったのかもしれない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年11月 9日 (土)

BOOK「俺は最低な奴さ」内田裕也

内田裕也の自伝的書籍「俺は最低な奴さ」を読み終える。
近田春夫のインタビューに答える形で、内田裕也が少年時代の出来事から
バンド活動、海外アーティスト招聘、映画出演に至るまで、ロックンロールな半生を語っている。
ともすると自己中心的で滅茶苦茶な話が展開されていくけれども、
どこかユーモラスで筋の通った語り口が、さすがは内田裕也と言うしかない。
ゴチャゴチャ言ってるだけの腑抜けたヤツらより、他人の目を気にせずに行動する男。
誰が何と言おうと、俺は内田裕也が大好きなのである。

20131109_1712

| | コメント (0) | トラックバック (0)

土曜の昼

今日は午前中、病院へ。
土曜日に行きたくはないのだけれど、このところ忙しくて行けなかったから仕方がない。
10時半ごろ行ってみると、予想どおり大混雑。けっきょく1時間近く待たされた。
今日診察してくれたのは、どうやら院長先生らしい。
「大丈夫、大丈夫ー♪」と、おおらかな笑顔で応えてくれるのが頼もしかった。
昨日飲み過ぎたので、昼食はさっぱりいきたいと「坂内」で喜多方ラーメン。
駅前でフリーマーケットをやっていたので、ちょっとだけひやかしてから帰宅。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年11月 8日 (金)

金曜日の過ごし方

今週もまた、金曜日なのに遅くまでおl仕事。
あまりにも情けない週末なので、幡ヶ谷まで行って飲むことにする。
「みやび屋」へ行ったら満席だったので、「太陽食堂」へ行ってみる。
23時閉店かと思い込んでいたけど、23時は料理のラストオーダーとのこと。
お店は24時までやっているというので、最後まで粘ってしまった。
歩いて帰る途中、ついつい「我武者羅」へ寄り道。
油そばでシメるという暴挙。太るぞこれは・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年11月 6日 (水)

息抜き

今日も21時ごろまで仕事。
ちょっとは息抜きをしないといけないので、帰りに「鳥八」で飲む。
この時間になるとけっこう空いていて、ゆっくりできるのがイイ。
お店の人達と話をしながら、閉店時間まで飲む。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年11月 3日 (日)

映画「ベイビー大丈夫かっ BEATCHILD 1987」イオンシネマ板橋

今日はイオンシネマ板橋へ、映画「ベイビー大丈夫かっ BEATCHILD 1987」を観に行く。
ネットから16時20分の回を予約したので、15時ごろ家を出て池袋経由東武東上線で東武練馬駅へ。
駅からほど近いイオンの5階にあるシネコン、ここは以前にも一度来たことがある。
上映開始時間ギリギリに入場、席はぎっしりと埋まっている。
映画は、1987年8月22日に熊本県野外劇場アスペクタで行われたイベント
「BEATCHILD」のドキュメンタリー。
ザ・ブルーハーツ、RED WARRIORS、岡村靖幸、白井貴子、ハウンド・ドッグ、The Street Sliders、
BOØWY、尾崎 豊、渡辺美里、佐野元春と、自分的にかなりツボな出演者がまずは嬉しい。
しかしこの映画の主役は、出演したアーティストではなく当日参加した7万2千人の観客。
最初は晴れていたけど次第に雨が降り出し、しまいには記録的な豪雨となってしまう。
流れる雨が濁流のようになり、お客さんは全員ずぶ濡れ泥だらけ・・・。
そんな過酷な状況の中、ROCKという響きだけをたよりにオールナイトのイベントは続行される。
ステージへ上がる間際の白井貴子の不安な表情、あくまでもクールなHARRYと蘭丸、
いつもどおりのステージを繰り広げたBOØWY、それぞれに見どころ満載。
そして夜明けとともに佐野元春のステージが始まると、雨があがってフィナーレを迎える。
とにかく洒落にならないほどの大雨、自分がココにいたらどうなるだろう?と思いながら、
じっとスクリーンに見入ってしまった。(上映時間:130分)

せっかくここまで来たのだからと、駅前で飲み屋を探すがピンとくる店がない。
なので池袋まで戻って、「豊田屋 二号店」で飲むことにした。
最初は三号店に行こうとしたのだけれど、狭いカウンター席に通されそうになったので、
ちょっとなぁ~と思って二号店に変えて正解。ゆったりと飲むことが出来た。
お酒と料理は肝心だけど、雰囲気というのも重要だからねぇ~。
21時ごろまで飲んで、帰りに新宿の「イマサ」に寄ってから帰宅。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2013年11月 2日 (土)

アリス「コンサートツアー2013 ~It's a Time~ FINAL 3DAYS」日本武道館

今日はマンションのメンテナンスがあるので、昼間は自室で待機。
午前中に消防設備点検が終わり、午後からは雑排水管清掃。
夕方から出かける予定なのでヤキモキしたけど、予想より早く終了してひと安心。

きちんと義務を果たすことが出来たので、心おきなく15時前に外出。
今日は日本武道館で、アリス「コンサートツアー2013 ~It's a Time~ FINAL 3DAYS」があるのだ。
5月から始まったツアーのFINALとなる日本武道館3DAYS、今日がその最終日。
“アリス”と言えばやっぱり武道館、2013年の“アリス”がどのようなステージを見せてくれるのか楽しみ。
土曜日ということもあり、今日のライブは16時開演。わりとギリギリ目に会場入り。
今日の席は、2階スタンド南東P列32番。2階席だけど、ブロック最前列なので観やすくてGood。
ステージは機材だけが並べられたシンプルなセット、ステージ両側には巨大なモニター。

スカパーでの生中継があるからか、開演予定時間16時よりちょっと早めにバンドがステージに登場。
客席は一面、青いサイリウムで彩られる。これはグッズなのかな? 買っておけばよかった。
そして荘厳なオーケストラが流れる中を、満を持して“アリス”の三人がステージに姿をあらわす。
演奏は「It's a Time」「Western Dream」からスタートし、早くも怒涛のヒットメドレーに突入。
「冬の稲妻」「ジョニーの子守唄」「涙の誓い」に加えて、「BURAI」「エスピオナージ」が演奏される。
「エスピオナージ」はシングル曲だけれども、こうして演奏されるのはかなりレアかも。
その後「アリスⅪ」のナンバーをはさんでから、秋の匂いが漂っている曲ということで
「走馬燈」「秋止符」「誰もいない」をアコースティックセットで披露。

「走っておいで恋人よ」を会場のみんなで唄ったあと、キンチャンのソロコーナー。
いつものようになんとも言えないおもしろさのMCをはさんで、「風に星に君に」を唄う。
続いてベーヤンのソロコーナー。ソロでも成功したチンペイと、なかなか芽が出ない自分・・・。
これまで歩いてきた道のりを話しているうちに、ベーヤンの目が涙でいっぱいになる。
そして「帰り道」を唄ったあとチンペイを呼び込み、ステージ上でがっちりと抱き合う。
そんな光景を観ているうちに、思わずこちらまで胸が熱くなった。
チンペイはキンチャンといっしょに、ニューアルバムから「リューズ」を初披露。
「GOING HOME」「ユズリハ」をはさんで、いよいよラストスパートのヒットメドレー。
「帰らざる日々」から始まり、「狂った果実」「夢去りし街角」「今はもうだれも」「遠くで汽笛を聞きながら」。
さきほどのベーヤンの涙を噛みしめながら聴く「遠くで汽笛を聞きながら」は、このうえなく心にグッときた。
本編最後は「チャンピオン」。お客さんは全員総立ちで盛りあがって終了。
アンコールは、「さらば青春の時」からの「Wonderful Day」。
今回のツアーではなかなか演ってくれなかった「さらば青春の時」を、ようやく聴くことが出来て満足。
演奏終了後、二回もステージに戻ってきて挨拶をする“アリス”の三人。
また次に会えることを楽しみに、18時45分ごろ会場をあとにした。

まだ19時前なので、幡ヶ谷まで戻って「太陽食堂」で飲む。
テレビでは日本シリーズ「巨人vs楽天」をやっていて、パブリックビューイング状態。
野球はほとんど興味がないけれど、こうして眺めているとなんだか楽しいな。
けっこうがっつりと飲みまくり、21時ごろおひらきにして帰宅。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年11月 1日 (金)

未唯mie「未唯mie Bimonthly Live 2013 「Expansion」」目黒 BLUES ALLEY JAPAN

今日は目黒 BLUES ALLEY JAPANへ、未唯mieのライブを観に行く。
“未唯mie Bimonthly Live 2013”と題して3月から隔月で行われているこのシリーズライブ、
今回の「Expansion」が最終回。シリーズの集大成的な内容になるはずで、期待感がつのる。
今日は2部を予約したので、20時30分開場。19時過ぎまで仕事して、目黒へと急ぐ。
予定時間どおりに開場し、テーブル席No.13で入場。
いつものように、①SPECIAL SEAT、②通し券、③テーブル席という入場順。
今日も「Reservation」と書かれた席が多かったけど、ステージ向かって左端最前列のテーブルに着席。
ドラムセットを後から見る位置だけど、これはこれでなかなかおもしろいアングルだ。

開演予定時間の21時15分を少し過ぎたころ、Drums:村上"ポンタ"秀一、
Bass:岡沢 章、Keyboards&Guitar:笹路正徳、Guitar:梶原 順、Sax:本間将人、
Chorus:AMAZONS、そしてVocal:未唯mieがステージに登場。
未唯mieはジャケットの上に白い羽根のベストを羽織り、デニムのショートパンツというスタイル。
メイクやヘアーがけっこう控え目で、ちょっぴりラフな雰囲気をかもし出している。
ライブは「灰とダイヤモンド」「カム・バック」からスタート。
いつものように凄腕のミュージシャンが揃っているだけあって、とってもタイトな演奏。
私の位置からはPONTAのドラムプレイを背中越しに観るかたちになったのだが、
その手数の多さとド迫力の音に完全にノックアウトされてしまった。
PONTAの目線の先には岡沢さんのベース、これまたシブくて堅実なプレイ。
超強力なリズム隊に支えられて、華やかな演奏が繰り広げられていく。

セットリストはBimonthly Liveで演奏された曲だけでなく、
これまでの未唯mieのソロライブ活動を総括するようなベストな選曲。
カバー曲からオリジナル、オリジナルもお馴染みの曲からレア曲まで網羅するような内容。
バラードからハードなRockナンバーまで、変幻自在に唄いこなす未唯mie。
本編最後はやはり定番の「NEVER」、大盛りあがりの中で終了。
盛大なアンコールの声に迎えられて、再び未唯mieがステージに登場。
年明け恒例の「Pink Lady Night」の話と、来年はお芝居にたくさん取り組むという話。
バンドメンバーを呼び込んでアンコール、「ブラームスはロックがお好き」「ALRIGHT ALRIGHT」を唄う。
いつものように未唯mieは客席に降りてきて、お客さんとコール&レスポンス。
これで終わりかと思いきや最後にもう一曲演奏して、23時ごろライブはすべて終了。
終演後は例によってサイン会のようだけど、今日のところはパスして会場をあとにする。

けっこう遅い時間になってしまったけれど、せっかくの金曜日なので「とり薪」で飲むことに。
会場で既に飲んでいたこともあり、あまり調子が出ずにビールと日本酒だけで終了。
24時過ぎにおひらきにして、山手線に乗って帰宅。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2013年10月 | トップページ | 2013年12月 »