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2013年11月17日 (日)

宇崎竜童「the 40th. anniversary celebration "THANKS SONGS"」日本橋三井ホール

今日は日本橋三井ホールへ、
宇崎竜童「the 40th. anniversary celebration "THANKS SONGS"」を観に行く。
宇崎竜童がデビュー40周年とは・・・ なんだかとっても感慨深いものがある。
私がまだ小学生のころTBS夕方のテレビ番組「ぎんざNOW」で、宇崎竜童が率いる
“ダウンタウン・ブギウギ・バンド”を食い入るように観ていた記憶がある。
それから“ダウンタウン・ファイティング・ブギウギ・バンド”になり、ソロになって現在に至るまで、
ずっと日本の第一線のシンガーソングライターであり続けてきた。
そんな宇崎の40周年、チケットは即完売になったそうで期待感は膨らむばかり。
会場の日本橋三井ホールは、半蔵門線・三越前駅からほど近い「COREDO室町」の4階にある。
私がここにライブを見に来るのは二回目、銀座らしい高級感あふれるホールである。
日曜日ということもあってか、今日はちょっと早めの16時開演。
開演時間15分前ぐらいに会場入り。私の席は、RG列22番。
フロアやや後方の席だけど、途中から階段席になっているので非常に観やすい。
お客さんの年齢層はかなり高め。演歌のコンサートかと思うようなおばさんの高笑いが響く。

予定より少し遅れて、16時05分過ぎにスタート。
まずはニッポン放送アナウンサー・上柳昌彦が登場し、前説的なトークを繰り広げる。
途中から宇崎竜童も加わってトーク。これがけっこう長くて、ちょっとうんざり。
そんな気持ちが通じたのか、「話が長くなりました。音楽のほう行きましょう」と言って演奏開始。
今日のライブは休憩をはさんでの三部構成とのこと。トップバッターは“Team KITAJIMA”。
ドラム、ウッドベース、ピアノ、サックスをバックに、ギターを抱えて唄い始める。
「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」や「イミテーションゴールド」「想い出ぼろぼろ」など、
いろいろな曲がJazzyなアレンジで繰り広げられる。とってもシブくて大人っぽい雰囲気。
だけど個人的には、オリジナルアレンジで聴きたかったというのが本音かな。

超絶ギタリストの横田明紀男が加わって“Team KITAJIMA”とインストを演奏したあと、
横田明紀男と宇崎竜童のデュエットの演奏で第二部が始まる。
「知らず知らずのうちに」「裏切り者の旅」「サクセス」といった“ダウンタウン・ブギウギ・バンド”の
ナンバーから、「涙なんだ」というタイトルの新曲、梶芽衣子に書いた曲「あゝブルース」まで、
まろやかな音質のアコースティックギターをバックにじっくりと唄って聴かせる。
第二部の最後として唄われたのが、山口百恵の「さよならの向こう側」。
これがとっても良かった・・・。百恵ちゃんとはちょっと違った感じのヴォーカルで感動した。

ここで15分間の休憩に入る。時間は既に17時50分になろうとしている。
40周年記念ということもあり、今夜のライブはけっこう長丁場になりそうだ。
客席には奥さんであり作詞家でもある阿木燿子さんの姿も見られる。
18時05分ごろから第三部開始。再び上柳昌彦のトークをはさんで演奏が再開される。
登場したのは“御堂筋ブルースバンド with 野本有流”というバンド。
ドラム、ベース、キーボード、ギター×2という編成、全員が白いジャケットに黒い革パンツ。
その名のとおり、コテコテのブルースが繰り広げられる。個人的にはかなり好み。
人生の悲しみ、怒り、やるせなさを、ヘヴィーなブルースに込めて唄いあげる。
宇崎さんはかなり緊張しているということで、そのせいなのかトークが延々と長くなる。
それでも「トラック・ドライヴィング・ブギ」「スモーキン・ブギ」「シャブシャブ・パーティ」なんかが
演奏されると、とっても宇崎さんらしいノリが漂ってきてゴキゲンだ。
本編ラストは「生きてるうちが花なんだぜ」。あぁーこの曲は、もともと宇崎さんの曲なんだ。
アンコールは本日の出演者が勢ぞろいして、「ロックンロール・ウィドウ」でフィナーレ。
年齢層が高くて座りっぱなしだった客席も、最後には全員総立ちで盛りあがる。
こうして本日のライブは、19時30分過ぎにすべて終了。

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