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2013年12月 1日 (日)

麗蘭「麗蘭2013」六本木 Billboard Live TOKYO

今日から12月、早いもので今年もあと一ヶ月を残すのみとなった。
今年を振り返るのはまだちょっと早いから、残り一ヶ月を大切に過ごしたい。

今日は六本木 Billboard Live TOKYOへ、“麗蘭”のライブを観に行く。
“麗蘭”がココでライブをやるようになってから、今年で5年目を迎える。
結成以来の年末磔磔は“麗蘭”にとって欠かせないものになっているけれど、
クリスマス前の六本木もすっかりお馴染みになってきた感じだ。
そして私は例年どおり、1stステージ・2ndステージ通しての参戦。
1stステージは16時30分開演なので、15分前ぐらいに会場入り。
席はメンバーズシート26b、ステージほぼ正面のベストポジションだ。

予定時間を5分ほど過ぎたころフロアが暗転し、メンバーがステージに登場。
JAH-RAH、早川さん、公平、CHABO、この四人が揃うとやっぱりゴキゲンだ。
キレのあるインストから演奏はスタート。曲の途中でCHABOが、ゲストの梅津和時を呼び込む。
“麗蘭”に梅津さん、どんな感じかな?と思ったけど、これがめちゃくちゃイイ感じ。
Bluesyな“麗蘭”の演奏に華やかな彩りを添える梅津さんのサックス、
筋金入りのリズム&ブルースという雰囲気でものすごくカッコいい。
二曲目の「Sha-La-La」に続いて、“The Beatles“のカバーで「All My Loving」。
先日のPaul McCartney来日公演を観に行った話をしつつも、時間の関係かMCはちょっと控え目。
「顔」を演奏したあと、公平のヴォーカルで「太陽のシェリー」。
ライブ中盤に入る公平のヴォーカルナンバー、個人的にはけっこう好き。

ここでこの季節ならではのクリスマスナンバー、例年ならば「Merry X 'mas Baby」なんだけど、
今年はなんと「SOUL X'mas」がセレクトされた。これはちょっと嬉しいサプライズ。
曲の前後にOtis Reddingの「White Christmas」が流れるという演出も良かった。
続く「Yes We Can 2013」では、ステージ後のカーテンが開いて六本木の夜景が眼の前に広がる。
だけどステージ前のこの席からはイルミネーションを見ることが出来ないので、
CHABOは「そのぶん割引料金!」と言って笑いを誘っていた。
本編ラストは「ミュージック」。ここでお客さんは総立ちになり、大盛りあがりでフィナーレ。
アンコールでは、これまた例年どおり階段の上から登場するというサプライズ。
「HUSTLE」でFunkyな演奏を聴かせたあと、ラストは新曲の「歩く」。
ミディアムテンポのRockナンバー、梅津さんのサックスが効果的にからみつく。
約85分という短いステージだったけれど、満足感はこれ以上ないものだった。

時間はちょうど18時、2ndステージまでは1時間半あるので、恒例の六本木イルミネーション探索へ。
まずはミッドタウンガーデン。プログラム制御された動きのあるイルミネーションが特徴的。
それからけやき坂へ。街路樹にほどこされたイルミネーションがとってもキレイ。
坂を下ったほうに見える東京タワーが、これまたイイ感じでコラボレーションしている。
テレビ朝日前の毛利庭園のイルミネーションは、銀色に輝いてちょっとクールな印象。
かなり駆け足になってしまったけれど、六本木のクリスマスを満喫することが出来た。

19時10分ごろ再び会場入り。こんどの席は、DXシートカウンターDL5。
ステージを見おろすカウンター席、ステージはちょっと遠いけどこの席ならではの楽しみがある。
ほぼ予定どおり、19時30分過ぎに開演。今回も一曲目のインストの途中から梅津さんが演奏に加わる。
セットリストは1stステージとほぼ同じだけど、「顔」が「真夜中のカウボーイ」に差し替え。
どちらかと言うとこの曲のほうがレアだし、個人的にも好きなので良かった。
「Yes We Can 2013」でステージ後方のカーテンが開いて夜景が見えるシーン、
このカウンター席からだとミッドタウンガーデンのイルミネーションがバッチリと見える。
1stステージはステージ前の席で臨場感たっぷりにかぶりつきで盛りあがり、
2ndステージはカウンター席で夜景をバックにした“麗蘭”を満喫する・・・。
ここ数年は必ずこういう使い分けをして、それぞれのシチュエーションを楽しんでいる。
それでもラストの「ミュージック」では我慢できずにスタンディング、
ステージ前にいるのと同じように盛りあがってしまった。

アンコール、メンバーが登場する通路に近い位置だったので、メンバーとハイタッチ。
梅津さんとはタイミングが合わずに、空振りしてしまってスイマセン・・・。
「HUSTLE」では、梅津さんがサックスを吹きながら客席へと乱入。
サックス二本吹きを披露するなど、梅津さんは1stステージよりも乗っていたような気がした。
今回の“麗蘭”は例年に増して良かったような気がするのだけれど、
梅津さんの存在がそれに大きく貢献していたことは言うまでもない。
“麗蘭”というよりRCに近いイメージもあったけど、とにかくホットなリズム&ブルースという感じ。
ラストの新曲「歩く」も、1stステージよりこなれた感じがしてサイコーだった。
1stステージよりもちょっとだけ長い90分のステージ、クリスマスの“麗蘭”を満喫したひとときだった。

既に21時をまわっていたけど、再びミッドタウンガーデンでイルミネーションを楽しむ。
この時間になると見物する人も少なくなっていて、じっくりと見ることが出来た。
それから近所の「千成ラーメン」で、軽く飲みながら食事。
22時の閉店までねばって、千代田線に乗って帰宅。

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