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2013年12月28日 (土)

麗蘭「麗蘭2013 「La-La-La」 磔磔 vol.21」京都 磔磔 <Day-1>

16時半ごろ磔磔に向けて出発。と思ったら、みぞれ交じりの雨・・・ さすがは京都、寒いんだな。
開場時間の16時45分を過ぎたころ会場に到着。既に入場が始まっている。
本日の整理番号は134番。ひとまず通路近くの5列目ぐらいに陣取る。
お客さんはちょっとおとなしい感じだけれど、それがまたイイ雰囲気を醸し出している。
ステージ後方には、いつものように手書きの看板。これを観るだけで気持ちが昂ぶる。

予定より少し遅れて、17時35分ごろ開演。
2階の楽屋から通路を通って、メンバーがステージにあがる。
演奏はインストからスタートして、「Sha-La-La」「ホットシチュー」へと続く。
CHABOは「ようこそここへ~!」と言ったあと、「クッククック♪」と続ける桜田淳子ギャグ。
レゲエ調の「清掃の唄」、重たいBluesの「ハ・ハ・ハ」、さまざまな曲調のナンバーが続く。
今年一番の出来事としてPaul McCartneyの来日を挙げ、“The Beatles”の
「All My Loving」をカバー。エンディングではCHABOと蘭丸が“The Beatles”の
お辞儀を再現してみせ、照れる早川さんにも強要する。
続いて蘭丸のヴォーカルで「太陽のシェリー」。Funkyでキラキラしていて、個人的に大好きな曲だ。

ここで残念ながら今年亡くなってしまった山口富士夫に捧げるナンバーということで、
“村八分”の「夢うつつ」をカバー。“麗蘭”のノリとはちょっと違うハードでディープなナンバー。
だけど蘭丸のギターがその世界を完全に再現。鬼気迫る演奏とは、このことを言うのかもしれない。
次に「真冬なのに熱いぜ~!」ということで「真冬の熱帯夜」。フロアは完全にヒートアップする。
「Yes We Can 2013」で今年一年を振り返ったあと、「ミュージック」「Get Back」を続けて演奏。
この二連チャンはかなり強烈。CHABOが言うには、今回初めての試みなのだそうだ。
CHABOはステージ前の木机にあがって、お客さんを煽りまくる。その横顔が異常にカッコいい。
これですっかりフィナーレのような気分になったけど、ライブはまだまだ続いていく。
早川さんの弓弾きアップライトベースの前奏から、この時期にぴったりの「Are You Alright?」。
そして本編最後は「ゆく歳 くる歳」。年末っぽいナンバーを二曲続けて演奏して本編は終了。

アンコール、お客さんとハイタッチしながらメンバーが再びステージに登場。
蘭丸はカメラを構えて「写っちゃ困るヤツ、隠れてろよ」と言いながら、フロアのお客さんをパチリ。
DVDやTシャツの宣伝をはさみ、蘭丸がヴォーカルをとって「Blues イン 回転木馬」。
DeepでHeavyなBluesナンバー、蘭丸の唄声とCHABOのスライドギターがグッとくる。
ここで書き下ろしの新曲「ナイ・ナイ」が披露される。“Bo Gumbos”を思わせるジャングル・ビート。
こんなタッチの曲を“麗蘭”が演奏するとは意外。それをDr.kyOnではなく、蘭丸が弾いているのだ。
“麗蘭”で演奏してきた23年の間に、蘭丸のギターも大きく進化を遂げてきたような気がする。
そして年末・磔磔ならではの「Hello Good-bye」、この曲を聴くと今年も暮れるんだな・・・と感じる。
演奏終了後の暗転が、今年はバックライトに変わっていたのが印象的。
あとはメンバー紹介で終わりかと思いきや、ここで新曲の「歩く」が演奏される。
これまた意外な展開。「今日も歩く、歩いてく」という歌詞が、新年に向けて“麗蘭”のメッセージかと。
最後は「ミステリー」でメンバー紹介。そしてSE「What A Wonderful World」が流れてフィナーレ。
“The Beatles”の「Hello Good-bye」が流れる中、3daysの初日は19時55分過ぎに終了。

ライブのあとは京都のもうひとつのお楽しみ、先斗町の「ぽんと」へと向かう。
今年も女将さんと若女将が、これ以上ないぐらい温かく迎えてくれた。
一年に一回この時期だけに顔を出す男を、変わらない笑顔で迎えてくれるのは嬉しい。
この店の居心地の良さは本当に格別、ちょっとした楽しい会話を交えながら、
湯葉刺身や万願寺とうがらしなど、京都らしいものを肴にビールと日本酒を楽しむ。
閉店の23時近くまでゆっくりして、「美よし」でカレーうどんを食べてシメる。
深夜0時になるころホテルに戻り、ちょっとだけ飲み直しているうちに沈没。

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