憂歌団「憂歌団からの便り。~島田和夫祭り~」赤坂BLITZ
今日は赤坂BLITZへ、「憂歌団からの便り。~島田和夫祭り~」を観に行く。
個人的にはライブ四連チャンの最終日。昨日も早帰りだったのでキツかったけど、
社会人にやさしい19時30分開演だったので、余裕で間に合うことが出来た。
入場前に赤坂サカスのイルミネーションを楽しもうと思っていたら、
何故だか今年は控え目のディスプレイで、ちょっとばかり拍子抜け。
開演15分前ぐらいに会場入り。私の席は、1階P列27番。
フロア後方のステージ向かって右端だけど、ステージは意外とよく見える。
開演予定時間ジャストの19時30分に開演。
まずはゲストの“ドラマーズ”の演奏からスタート。
ステージに置かれた5台のドラムセットに、新井田耕造(ex.RCサクセション)、
梶原徹也(ex.THE BLUE HEARTS)、小林雅之(JUN SKY WALKER(S))、
富田京子(ex.PRINCESS PRINCESS)、杉山章二丸(MOJO CLUB)がスタンバイ。
それからひたすらドラムの音のみが、会場内に鳴り響いていく。
同じ曲を同じように叩いても、ドラマーそれぞれの個性が出ていておもしろい。
特に章二丸のパワーがものすごくて、他を寄せ付けない迫力だった。
25分ほどの演奏時間、なんだかスゴイものを見せてもらいました。
セットチェンジをはさんで、20時過ぎからいよいよ“憂歌団”がステージに登場。
まずはVo&Guitar:木村充揮、Guitar:内田勘太郎、Bass:花岡献治の三人のみで演奏。
勘太郎のBluesyなギターに乗って、木村の“天使のダミ声”が広がっていく。
あぁーこれが“憂歌団”、やっぱりこの組み合わせはたまらないものがある。
花岡さんのベースもシブくて、これに島田さんのドラムがあれば・・・って思ってしまう。
正直言って“憂歌団”の唄はすべて知っているわけではないけど、
Bluesという共通語があれば、どの曲も初めて聴いたような気がしない。
「君といつまでも」をナマで聴けたのは、なんだかとっても嬉しかったよ。
ライブ中盤からは、“ドラマーズ”のメンバーがひとり一曲づつ加わっての演奏。
それぞれの個性が発揮されたドラミングで、“憂歌団”のナンバーが彩られていく。
ここでも章二丸のドラムが、個人的にはとってもイイと思った。
そして最後に加わったのは、コーちゃん。“ドラマーズ”というより、“憂歌団”の新メンバーとして。
いきなり「Summertime Blues」を演ったのはちょっとトンチが効き過ぎていたかもしれないけど、
その後のブラシを使ったプレイは、見事に“憂歌団”に溶け込んでいて良かった。
“憂歌団”でドラムを叩くコーちゃん、そんな姿を誰が想像したであろうか?
お客さんからの野次を軽妙に受け流し、ライブはゆったりとした雰囲気で進んでいく。
「おそうじオバチャン」「シカゴ・バウンド」あたりが演奏されると、ライブはいよいよ終盤。
本編最後は“ドラマーズ”全員が加わっての「Stealin'」、お客さんも総立ちになって終了。
アンコールも、引き続き“ドラマーズ”全員をバックにしての演奏。
だけどラスト一曲は、オリジナルメンバー三人だけでしっとりと「WOO CHILD」。
22時30分終了。「島田和夫祭り」・・・ いろいろな形でその思いが表現されていたような気がする。
帰りがけに物販でパンフレットを購入。
「昨日はしてなかったけど、今日はメンバー三人がサインを入れた」という売り言葉に惹かれ。
買うつもりはまったく無かったのだけれど、直筆サイン入りとかに弱いんだよなー。
そんなわけで、今日のところは油そばを食べておとなしく帰宅。
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