想い出が手を振る
数日前、玄関のドアクローサーが壊れてしまった。
ネジがポッキリと折れてしまい、自力で直すのはどうやら不可能。
というわけで業者を頼んだら、さっそく朝の9時から来てくれた。
けっこう手こずっていたけれど、1時間ほどで見事に修理完了。
やっぱりプロってすごいな・・・って感心してしまった。
昼間は部屋でのんびりして、夕方から出かける。
まずは下高井戸のお寺へ行って、来年1月の法事の日取りを決める。
ちょっとだけあたりをブラついてから、京王線に乗って府中へと向かう。
調布で乗り換えようとしたら間違って橋本行きに乗ってしまい、京王稲田堤から引き返す羽目に。
乗り慣れていたはずの京王線なのにね・・・。どうにも変化について行けない。
そんなこんなで17時過ぎに府中駅に到着。「やきたる」へ行ってみる。
駅前再開発のため、今年イッパイでこの店も終了。
ということもあってか、こんな時間にもかかわらずカウンターは超満員。
どうにかひとつだけ空席を見つけて、そこに座って飲み出す。
みんな最後のひとときを惜しんでいるのかな?
オレもたぶん今夜が最後。時の流れは残酷だ。
この店にはいろいろな想い出がある。。。
毎日終電帰りを強いられていた日々、終電逃してタクシー帰りするとき、
どうせタクシー代払うなら飲んで行こうと1時ぐらいから飲んだっけ。
そんなときに親父さんが、ほどよい距離感でねぎらってくれたよ。
店は無くなっちゃっても、その気持ちは忘れないよ。
ホールに宿る「気」って山下達郎がよく言うけど、店に宿る「気」っていうのも確実にあるな。
再開発に伴う移転だから店自体は続くけど、この「気」はここだけのものだろう。
2時間ほど想い出に浸って、19時半ごろおひらき。
名残惜しかったけど、そのまま電車に乗って帰宅。
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