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2014年1月18日 (土)

Frankie Valli & The Four Seasons「Japan Tour 2014」日比谷公会堂

夕方から出かける。
京王線と地下鉄を乗り継いで日比谷へと向かう。
今日は日比谷公会堂で、“Frankie Valli & The Four Seasons”の来日公演があるのだ。
Frankie Valliは今年で御年79歳。「君の瞳に恋してる」や「グリース」などで有名なベテラン歌手。
そんなキャリアにもかかわらず、なんと今回が初来日であるとのこと。
昨年9月13日に予定されていた来日公演は、本人達を題材とした映画撮影のため延期となり、
その振り替えが今日になったのだ。チケットはもとの日付のまま、そのまま有効なんだと。
19時開演のところ、18時40分過ぎに会場入り。日比谷公会堂に来るのは二回目になる。
なんとも言えないレトロな雰囲気で、狭いロビーには人があふれ返っている。
私の席は1階F列24番。ステージ正面の前から6列目、申し分のないポジション。
椅子のサイズが旧規格なのか、かなり窮屈なのがちょっと難点。

予定時間どおり19時にフロアが暗転して、バンドがステージに登場。
ドラム、パーカッション、ベース、ギター×2、サックス&キーボード、シンセのミュージカル・ディレクター、
現地調達だというホーン隊5名、長身イケメンのコーラス隊4名という大所帯。
これまでのキャリアを振り返るようなイメージ映像が流れる中、いよいよ御大Frankie Valliが登場。
まったく年齢を感じさせないダンディーな身のこなし、スーパスターのオーラがバリバリだ。
オープニングは「Grease」。あぁー!この曲をナマで聴けるなんて感慨深い。
この映画は、自分史上で五本の指に入るぐらい大好きな作品なのだ。
その後も曲名は知らないけれど、聴き覚えのあるナンバーが続々と飛び出してくる。

Frankie Valliのヴォーカルは、どこから出しているのかわからないほどにナチュラルなスタイル。
あまりにもナチュラルなヴォーカルに、最初は口パクなのかと思ってしまった。
気になって口元をじっくり見たのだけれど、やっぱりちゃんと唄っている。
高音のファルセットから渋い低音まで、自由自在にあやつる様子は神がかっている。
何かの番組だったか本だったかで、山下達郎が「観ておいたほうがイイ」と言っていた意味がわかった。
世界にはというか、音楽にはというか、まだまだ知らなかったけど、
素晴らしいものってたくさんあるんだなぁ~って思った瞬間。
「君の瞳に恋してる」とか、「バイ・バイ・ベイビー」とか、名曲の原点がここにある。
最後にはお客さんも総立ちになって、Frankie Valliは前列のお客さんと握手しまくり。
アンコールは無く、ノンストップで26曲一気に唄った1時間50分であった。

ようやく体調が元に戻って来たので、快気祝いということで幡ヶ谷で飲むことにした。
先週満席で入れなかった「太陽食堂」へ行って、ビールと黒ホッピーを飲む。
「Oh~!病みあがりの夜空に飲む酒が、Uh~!早く酔えよとオレ達を呼んでる~♪」ってな。
やっぱりこの店は、とってもいい感じで飲めるから好きだなぁ~。
23時半ごろおひらきにして、そのまま歩いて帰宅。

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