今日は目黒 BLUES ALLEY JAPANへ、未唯mie「新春"Pink Lady Night"2014」を観に行く。
“ピンク・レディーのナンバーを大所帯のバンドで大胆なアレンジで唄う”この企画、
2010年の初演以来、毎年正月恒例のイベントとなりつつある。
個人的には2014年の初ライブ参戦、否が応でも気持ちは盛りあがってくる。
業務終了1時間前にちょっとしたアクシデントがあり、行けるかどうか危ないところだったけど、
なんとかうまいことやり繰りして、19時半ごろ会社を脱出することに成功。
今回は2部制の2部のみ参戦、チケットの整理番号はテーブル席No.4ということで、
1部・2部通し券のお客さんが30人ほど入場したあとに入場。
今日はステージ全体を見渡したいので、ステージ正面三番目のテーブルに座る。
いつものようにステージからはみ出して、機材がぎっしりと並べられている。
予定どおり21時15分開演、照明が暗転してメンバーがステージに登場。
Cond/Per/小鼓:仙波清彦、Arr/Key:久米大作、
G:白井良明、B:バカボン鈴木、Vln:高橋香織、Cho:葛岡みち&渡部沙智子、
笛:福原 寛、小鼓:望月正浩&望月秀幸&望月真結、大鼓:望月太三郎、太鼓:美朋直三朗、
Ds:大西英雄、Tabla:MA★TO&小林武文、Per:山田智之&村瀬"Chang・woo"弘晶&澤田聡&Izumi、
Djembe:石川雅康、Chango:チェ・ジェチョル&山田貴之、そしてSpecial GuestとしてTb:村田陽一。
総勢24名という相も変わらずの大所帯、ステージに並ぶだけで圧倒される。
重厚な打楽器の調べの中、いよいよ未唯mieがステージに登場。
白い着物をベースにしたきらびやかな衣装、その美しさはあいわからず。
演奏は「S・O・S」からスタートして、未唯mieがひとまず新年のあいさつ。
「鐘の音と太鼓の音で邪気払いをしてください」と言って、
演奏は「カメレオン・アーミー」「ウォンテッド」へと続いていく。
「ウォンテッド」はこれまでとは違ったニューアレンジ、ちょっとシブ目の演奏。
演奏の合間にはメンバー紹介、これだけ人数が多いとそれだけでもかなり時間がかかる。
それでも五年目にもなるとメンバーもだいぶ見慣れた顔ぶれになってきて、
お気に入りのメンバーも出てきたりする。私のイチ押しはパーカッションの澤田聡。
サラリーマンのようなスーツに七三分けという格好で、さまざまなパーカッションを操る姿がイカす。
ずっしりと地を這うようなリズムの「UFO」、音頭調の「サウスポー」と続き、
ここで「タンバリンはみなさーん!」と未唯mieが言い、お客さんにタンバリンが配られる。
仙波さんの合図でお客さんがいっせいにタンバリンを叩く様子はなかなか圧巻。
そして文句なしに楽しい! この試みはなかなか素晴らしい企画だな。
「透明人間」「モンスター」と続いたあと、5拍子超絶アレンジの「ペッパー警部」、
ラテン調の激しく情熱的な「カルメン'77」が演奏され、メンバーのソロ合戦が繰り広げられる。
仙波さんは全般的にまとめ役に徹している感じなんだけど、本気でソロを叩くともの凄いな。
そして早くもラストの盛りあがり。「Kiss In The Dark」からの「マンデー・モナリザ・クラブ」。
お客さんも総立ちで踊りまくり、いつものように大団円を迎える。
アンコールに突入し、ここで未唯mieから重大発表。
"Pink Lady Night"はこれで一段落とし、次回に向けてはこのメンバーで別の展開をするとのこと。
すなわち、“ピンク・レディー”以外の楽曲を織り交ぜて、このメンバーでライブをするというのだ。
素晴らしい企画と言えども5年目ともなると、若干マンネリ気味であったことも事実。
この良さを活かしつつ新たな展開に突入するというのは、ファンにとって嬉しい限りである。
そんな発表を受けてのアンコールは、「ピンク・タイフーン」をみんなで元気に唄い踊ってフィナーレ。
時間は23時になろうとするところ、いつもどおりの大満足なひとときだった。
【セットリスト】
M01. S・O・S
---- MC
M02. カメレオン・アーミー
M03. ウォンテッド
---- MC
M04. UFO
M05. サウスポー
---- MC
M06. 透明人間
M07. モンスター
---- MC
M08. ペッパー警部
M09. カルメン'77
M10. Kiss In The Dark
M11. マンデー・モナリザ・クラブ
アンコール
---- MC
EN1. ピンク・タイフーン
終演後はいつものようにサイン会があったけど、いい加減買うものがないのでスルー。
今夜は雪になるなんて予報も杞憂になり、外は寒いながらもイイ天気。
どこかで飲むには遅くなってしまったので、「魂心家」でラーメンを食べて帰宅。
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