« 春分の日 | トップページ | 築地場外市場 »

2014年3月23日 (日)

Char「Char 2014 TRADROCK Tour」パルテノン多摩

今日はパルテノン多摩へ、「Char 2014 TRADROCK Tour」を観に行く。
ここ何年か春の日比谷野音ライブを観るのが恒例になっているけど、今回は初めてのツアー参戦。
昨年末から初期のナンバーを演っているということで、是非ともナマで聴いてみたいと思ったのだ。
多摩センターは近いようで遠いような微妙な距離、それでも懐かしさ満載の思い出の地。
だからちょっと早めに行って、多摩センター駅のまわりを散策。
既にちょっと日が暮れかかっているけど、公園をブラブラと歩くのは気持ちいい。
公園の裏手に、梅の花が咲き乱れているのを発見。もうすっかり春なんだな・・・。

そんなことをしているうちに開演時間が迫ってきたので、17時15分ごろ会場入り。
記念にキーホルダーを購入して、自分の席18列20番へ。
この会場は2階席がなく、階段状の1階席があるだけの構造。
キャパ1,414席ということだけれども、どの席からも観やすいんじゃないかな?
その前後左右ちょうど真ん中あたりのポジション、チケット取るのが遅かったわりにはいい席。
前から後までギッシリと満席、お客さんの年齢層はけっこう幅広い感じ。

20140323_1611b

予定より遅れて、17時40分ごろ開演。
Drums:古田たかし、Bass:澤田浩史、Guitar&Vocal:Charというお馴染みのトリオ。
まずはアコースティック・セットでの演奏、オープニングは「Shinin' You Shinin' Day」。
まだ若干固いフロアの空気を、Charはコール&レスポンスで和ませようとする。
個人的にはいきなり大好きなナンバーが演奏されて、言うこと無いのですが・・・。
「空模様のかげんが悪くなる前に」「過ぎゆく時に」「Sunday Night To Monday Morning」
「ふるえて眠れ」、期待した通りに初期のナンバーが続く。
そして極めつけは「気絶するほど悩ましい」。コアなファンはいろいろ思うところあるのでしょうが、
私のようなミーハーなファンは、Charとの出会いとなったこの曲はやっぱり大好きだ。
それにしてもCharのヴォーカルは昔と変わらない・・・ぬめっとした艶やかさがイイ。
アコースティック・セットは、「表参道」からの「Zig Zag Zone」でシメ。
まったく違うタイプの曲、この振れ幅の大きさがCharの魅力のひとつ。
1時間05分ほどでアコースティック・セットは終了し、15分の休憩に入る。

19時からエレクトリック・セットがスタート、オープニングは「Why Aren't You Ready」。
お客さんはここで一気に総立ち、ちょっと心配してたけど盛りあがってるじゃないの。
前半は「Falling Star」などのオリジナルナンバーをいくつか演奏、
Zicca Pickerを参考にしてこれを書いてるけど、このあたりの曲名は正直よくわからん。
それでも中盤で「Song In My Heart」「波」が演奏されると、もうたまらなくて感涙。
それから“TRADROCK”の世界に入って行き、まずは正調「Crossroads」。
レスポールを抱えての“CREAM”完璧コピーバージョンに、フロアは大盛りあがり。
Charの中学三年間を奪ったというこの曲、「クラプトンよりもオレのほうがうまい」とCharは断言。
続いてJeff Beckの「Jeff's Boogie」、これまた本人もビックリの完璧な演奏。
Charのギタープレイは速いだけじゃなくて、運指が異常にキレイなところが好き。
こうなったら次はジミヘンの「Wild Thing」、最初はキーを訊きながらもバッチリと弾きこなす。
それから“The Beatles”の「Day Tripper」に“The Ventures”の「Pipeline」と、
“TRADROCK”の世界をひととおり制覇する形になる。
「Anytime」などFunkyなナンバーを演ってから、これまた懐かしい「Tokyo Night」で本編は終了。

「あの曲を聴きたい、この曲も聴きたい」と、ワクワクしながらアンコール。
始まったのは「Drive Me Nuts」、“ほんとうのROCK”という感じでカッコイイ。
続いて「Apple Juice」、単純だけど気分があがってこの曲も好きだわ。
そしてラストはやっぱりこの曲「Smoky」、何度聴いてもカッコ良くてイイね。
お客さんのテンションがだんだんあがっていくのをCharも感じたようで、
「東京のこういうところでやるのもイイね!」と言っていた。
確かに最初の固さに比べると、最後の盛りあがりはハンパなくてとっても良かった。
Charは上機嫌で前方のお客さんと握手したりサインしたりして、羨ましかったぞ。
20時45分過ぎにすべて終了、気がつけば合計3時間近くやっていたのか・・・。
ツアーで観るCharは初めてだったけど、とっても大満足なライブだった。

明日は月曜日だけどまだ21時前、せっかくの多摩センターなので飲んでいくことにする。
昼間とはうって変わって静まり返った駅前だけど、行きつけの「なんで、や」へ行ってみる。
見事なまでにガラガラ状態で、ほとんど貸切状態で打ち上げスタート。
値段の割にけっこう美味しいと思うんだけどねー、立地的に日曜日は仕方ないのか?
店員さんと話をしてたら、なんでももうすぐ閉店するのだそうだ。
ごくたまにしか来れないけれど、無くなるとなるとちょっと残念。
名残惜しさを感じつつも、22時半過ぎにはおひらきにして帰宅。

|

« 春分の日 | トップページ | 築地場外市場 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 春分の日 | トップページ | 築地場外市場 »