今日は“THE ROLLING STONES”8年ぶりの来日公演最終三日目。
今日もまた朝からドキドキそわそわ、仕事なんかやってる場合じゃない。
だけど打ち合わせやら何やらで、けっきょく16時過ぎまで仕事。
ソッコーで会社を抜け出し、いざ水道橋へ。
と思いきや、興奮のあまり日比谷駅で逆方向の電車に乗ってしまった。
各駅停車だったからひと駅で折り返し、無事に水道橋駅に到着。
ドームに着いたのは17時ごろ。
仲間と合流してしばらく話をしてからいったん解散して、私は水道橋駅のあたりをぶらぶらと散策。
今日もまたauコラボのクリアファイルをたくさんもらう。欲張り過ぎて、ちょっと重い・・・。
18時を過ぎてそろそろ会場入りしようかと思ったけど、どうせまた開演時間押すだろうからなー。
ということで、けっきょくドームに入ったのは18時40分過ぎ。今日の席は、1階1塁側7通路30列390番。
前回よりも更にステージを右斜めから見る感じ。ステージ後方は見切れているけど、距離は一段と近い。
今日もアリーナから2階スタンドまで、お客さんでびっしりと埋まっている。
来日ツアー最終日、じわりじわりと興奮のボルテージが上がってくるのがわかる。
今日もまた予想どおり開演は大幅に遅れて、18時59分ごろ場内が暗転。
パーカッシブなSEが流れて、「Ladies And Gentlemen, Please Welcome,
The Rolling Stones!」というコールとともに演奏が始まる。
オープニングは、いきなりの「Jumpin' Jack Flash」。
KeithのギターとRonnieのギターががっちりとからみ合い、そこにMickのヴォーカルが加わる。
そしてCharlieのドラム・・・ 今回のツアーはとりわけCharlieのドラムがパワフルに感じる。
そのまますっかりこの位置に落ち着いた「You Got Me Rocking」へと続き、
次は「It's Only Rock'n Roll」。
ステージ後方のスクリーンに映し出されるお客さん達、みんな笑顔でとっても楽しそう。
「ミンナウタッテクレテウレシイナ」というMickのMCをはさんで、「Tumbling Dice」。
ここでバラードのコーナー、今宵演奏されたのは「Ruby Tuesday」。
三日間日替わりでの選曲、「Wild Horses」「Angie」ときて「Ruby Tuesday」か。
個人的にはやっぱり初日の「Wild Horses」がイチバン好きかなぁ~。
新曲の「Doom And Gloom」のあと、ネットでのリクエスト結果の発表。
「All Down The Line」「Respectable」「When The Whip Comes Down」「Live With Me」
「Just My Imagination」「If You Can't Rock Me」の中から選ばれたのは「Respectable」。
ここでネットで噂になっていた「トビキリノスペシャルゲストォ」が、Mickの口から発表される。
ステージに登場したのは、なんと布袋寅泰! 意外な人選にちょっとビックリ。
布袋は緊張していたのか?いつもとちょっと違う感じがしたけど、
ストーンズのメンバーに混ざってしっかりとギターを弾きまくっていた。
その興奮のまま「Honky Tonk Women」が始まり、メンバー紹介に入る。
Mickはサポートメンバー、Ronnie、Charlie、Keithの順番で紹介するのだけれど、
Charlieの時だけやたらと念入り。Mickにステージ前方まで連れて行かれて、照れるCharlieがイイ。
そしてKeithのソロコーナーとなり「Slipping away」、いつものようにMick Taylorが演奏に加わる。
Keithはものすごく機嫌がイイ様子で、MCでは「ガハハハ」の笑い声も飛び出す。
Keithのもう一曲は「Before They Make Me Run」。この曲は「Happy」と日替わりになることが多いけど、
トータル的にはこちらを演奏する日が多いような気がするのは気のせいか?
個人的には圧倒的に「Happy」のほうが好きなんだけどね~。まぁこればかりは仕方がないけど。
そして再びMickとMick Taylorが加わって、「Midnight Rambler」をたっぷりと聴かせる。
続く「Miss You」では、Mick、Keith、Ronnieが三人揃って花道へ。
曲が曲だけにバリバリ演奏する感じではないけど、ほんの少し近くに来てくれただけで嬉しい。
スクリーンに映った女性客に向かって、「アトデデンワスル」というお約束のMickのMC。
ライブはいよいよ終盤に突入し、「Paint It Black」から「Gimme Shelter」へと続く。
今日もLisa Fischerのダイナマイトヴォーカルが炸裂してたけど、初日がイチバンだったかも?
そして「Start Me Up」が始まると、そろそろ終わりが近づいてきたことを感じる。
今日のライブの終わりというだけでなく、今回のツアーの終わりなので感慨もひとしお。
ステージが怪しく真っ赤に彩られて、パーカッシブなリズムと共に「Sympathy For The Devil」が始まる。
妖気がただようMickのヴォーカルもさることながら、ここはやっぱりKeithでしょう。
花道の途中までやってきて、バリバリとソロを弾きまくるKeith・・・ これが観られただけでも最高。
「Thank You Verymuch, Everybody~!!」とMickは叫び、本編は「Brown Sugar」で終了。
アンコールは、“The Senzoku Freshman Singers”の伸びやかな合唱から、
アコースティックギターを抱えたMickが「You Can't Always Get What You Want」を唄い出す。
前半のミディアムテンポから後半になって次第に加速していく感じは、何回聴いてもゾクゾクする。
Mickとお客さんが段々と盛りあがっていくのに比べて、メンバーは意外とクールな感じなんだけど、
今夜はいったん曲が終わってから再び演奏を始めるというサプライズ。
メンバーのヴォルテージも最高潮に達しているということなのか?
そして始まったのは「Satisfaction」。Mick Taylorも加わってのフィナーレ。
あぁ本当に終わってしまうんだ~という思いと、目の前で繰り広げられる演奏を楽しむ思いが交錯。
KeithやRonnieはステージサイドの花道へも進出、これは今日まで一度も無かった光景。
そしてMickはいつもどおりに、ステージサイドの花道を端から端まで一気に駆け抜ける。
エンディングでは、Charlieのドラムがドコドコドコドコ大爆発。
ちょっとしたセッションが始まるかのような感じで、延々と演奏が続くんじゃないかと思った。
21時05分、すべての演奏が・・・というより来日公演のすべてが終了。
Mick、Keith、Ronnie、Charlie、素晴らしい演奏をありがとう! また会える日を楽しみにしているよ。
【Setlists】
M01. Jumpin' Jack Flash
M02. You Got Me Rocking
M03. It's Only Rock'n Roll
M04. Tumbling Dice
M05. Ruby Tuesday
M06. Doom And Gloom
M07. Respectable [w. Special Guest Tomoyasu Hotei]
M08. Honky Tonk Women
---- Band Introductions
M09. Slipping away [w. Mick Taylor]
M10. Before They Make Me Run
M11. Midnight Rambler [w. Mick Taylor]
M12. Miss You
M13. Paint It Black
M14. Gimme Shelter
M15. Start Me Up
M16. Sympathy For The Devil
M17. Brown Sugar
Encore
EN1. You Can't Always Get What You Want [w. The Senzoku Freshman Singers]
EN2. (I Can't Get No) Satisfaction [w. Mick Taylor]
終演後はまたもやCHABO仲間と集合して、火曜日と同じく中華料理屋で打ち上げ。
ストーンズつながりなんだか、CHABO・清志郎つながりなんだか、
だんだんわからなくなってきているけど、とにかく楽しいからイイや。
なんやかんやといろいろお話して、終電の危なくなる24時前にはおひらき。
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