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2014年3月 4日 (火)

THE ROLLING STONES「14 ON FIRE JAPAN TOUR」東京ドーム<Day-2>

今日は“THE ROLLING STONES”8年ぶりの来日公演二日目。
朝からドキドキそわそわで、仕事なんか手につきやしない。
だけどもけっこう忙しかったので、16時過ぎまでしっかりお仕事。
退社してすぐに水道橋駅へと向かい、17時前から東京ドーム周辺を徘徊。
グッズ売場が何箇所かに分かれて設置されているという情報を聞きつけ、すべてを巡ってみる。
22ゲート前のメイン売場は、既にものすごい大行列。これは確実に2時間待ちだな。
続いて東京ドームホテル3階にある特設売場へ。こちらもかなりの行列。
それから25ゲート前の売場へ。ここは一瞬空いているか?と思いきや、やっぱりスゴイ行列。
初日に入荷していなかったトートバッグを買いたかったけど、仕方がないのであきらめる。
あたりをふと見ると、ストーンズのクリアファイルを持って歩いている人がちらほら。
どこで配っているのだろう?とあたりを探すと、駅前でauの人が配っているのを発見。
どうやらauとのコラボ企画の模様。無事にいくつかゲットする。
18時過ぎに20ゲートからドーム内へ入場。ゲートは混んでいたけど、流れは意外とスムーズ。
ドーム内はとっても混雑していて、ちょっと歩くのもひと苦労という感じだ。
なんとか自分の席、1階1塁側9通路33列348番へたどり着く。
ステージを右斜めから見る形で、ステージ後方は見切れているけど距離はけっこう近い。
それにしても客席はよく埋まっている。2階席やステージサイドまでぎっしりだ。
みんな8年ぶりのストーンズを、心待ちにしていたのがよくわかる。

今日も予定から約30分遅れ、18時57分ごろライブはスタート。
ステージ全体を赤く燃えあがるような照明が包み、唇や目の映像が映し出される。
大歓声を切り裂くように始まったのは「Start Me Up」。このオープニング、たまらなくカッコいい。
Keithはイントロをバッチリと決めて見せ、必殺のカッケキックまで飛び出す。
おぉ~今日のKeithは調子が良さそうだ。初日はいまいちな様子で、まったく動かなかったからな。
続いて「You Got Me Rocking」。うーん、セットリストが初日と全然違うじゃないか!
「You Got Me Rocking」にはそれほど思い入れは無いけど、こうして聴くとキャッチーでいい曲だ。
「It's Only Rock'n Roll」も今日はなかなかの立ちあがり。そしてそのまま「Tumbling Dice」へと続く。
「ニジュウナナカイメノショウダ~」というMickのMCをはさんで、始まったのは「Angie」。
ここのバラードはどうやら日替わりメニューっぽいな。個人的には初日の「Wild Horses」のほうが好き。

新曲の「Doom And Gloom」を演奏したあと、ここでネットでのリクエスト結果の発表。
「Silver Train」「All Down The Line」「Respectable」「When The Whip Comes Down」
「You Got Me Rocking」「If You Can't Rock Me」の6曲から選ばれたのは「Silver Train」。
当然のようにMick Taylorが演奏に加わり、スライドギターをバリバリに弾きまくる。
MickもBlues Harpでそれに応え、KeithとRonnieもガッチリとしたリズムで加わる。
「Everybody Say, Yeah~!!」とお客さんを煽りまくるMick、
その合間を縫うようにKeithのギターが「Honky Tonk Women」のイントロを奏でる。
曲が終わるとバンドメンバー紹介、出演した映画「バックコーラスの歌姫たち」が
アカデミー賞を受賞したということで、Lisa Fischerに「オメデトウー」と声をかけるMick。
その直後に、Darryl Jonesを「Chuck・・・」と紹介しかけてしまうところもお茶目。
ここでKeithのコーナーとなり、Mick Taylorが加わっての「Slipping Away」。
Keithのヴォーカルナンバー、もう一曲は「Happy」。この曲大好き。まさにキターッ!って感じ。
Keithもメチャクチャ楽しそうだし、Ronnieが弾くペダルスチールギターもゴキゲン。
再びMickがステージに登場し、Blues Harpを吹き出すと「Midnight Rambler」のはじまり。
Mick Taylorも加わって、ギンギンのBlues大会。この黒っぽさがストーンズの大きな魅力。

Bluesyなピアノのメロディーから、Mickが「イッショニウタッテ」と言って「Miss You」。
曲の中盤には、MickとRonnieが花道を通ってアリーナ中央のサブステージへ移動。
昨日はKeithもいっしょだったはずだが、何故だか今日は参加せず。
そのあとの「Paint It Black」から「Gimme Shelter」への流れも、個人的にかなりお気に入り。
ストーンズの影の部分を象徴しているようなこの二曲、身体の奥底から興奮してくる。
「Gimme Shelter」でのLisa Fischerのヴォーカルは、今日も強烈な破壊力だった。
そして始まったのは「Jumpin' Jack Flash」。この曲が始まると、ライブもそろそろ終わりの予感。
「Start Me Up」がオープニングに移ったこともあり、このあたりの曲順も変わってる。
続いて「Sympathy For The Devil」。初日はこの曲が本編のラストだった。
ちょっとだけ違和感のある終わり方だったので、この位置になっていたのは正解かも?
曲の途中で、Keithが花道をアリーナ中央のサブステージに向かって猛ダッシュ。
両手でアタマや胸を叩くお得意のポーズを披露して、お客さんに向かってお辞儀。
そして花道でバリバリとギターを弾きまくり、バンザイポーズでステージへと戻る。
うぉぉーカッコいいぞ、Keith! 元気になって良かった・・・。見ているだけで涙が出た。
そして本編最後は「Brown Sugar」。Keithのギターがものすごくいい音を鳴らしてる。
「Yeah~! Yeah~! Yeah~! Woo~!!」と叫びまくり、大盛りあがりで本編は終了。

アンコール、暗転したステージにスポットライトがあたり、合唱団のコーラスが始まる。
「You Can't Always Get What You Want」のはじまり。
帽子をかぶったMickがギターを抱えて唄い出す。
後半はお客さんもいっしょになって、「You Can't Always Get What You Want~!」と唄う。
なんだかゴスペルみたい、いっしょに唄っているうちに魂が高揚していくのがよくわかる。
エンディングでアップテンポになるところも、これは完全にストーンズ教への入口だな。
そして最後はMick Taylorが加わって、「Satisfaction」でフィナーレ。
アリーナ中央前方では、お客さんの間を色とりどりの風船が飛び交う。
初日はその渦の中にいたので気付かなかったけど、一部のお客さんが膨らませたものらしい。
そんなところにもみんなのストーンズ愛を感じることが出来て、なんだかとっても幸せな空間だ。
幸せと言えばもうひとつ、前回の来日公演だとアンコールの「Satisfaction」が始まると
帰り出すお客さんがけっこういて、なんだか目障りだなーと思ってたけど今回は全くそれがない。
本当に素敵な空間を、ストーンズとお客さんが造り出していた。
ステージ中央にメンバー全員が集まり、お客さんに深々とお辞儀をしてライブはフィナーレ。
時間はちょうど21時。とっても大満足な2時間、最終日も期待できそうだ。

【Setlists】
M01. Start Me Up
M02. You Got Me Rocking
M03. It's Only Rock'n Roll
M04. Tumbling Dice
M05. Angie
M06. Doom And Gloom
M07. Silver Train [w. Mick Taylor]
M08. Honky Tonk Women
---- Band Introductions
M09. Slipping Away [w. Mick Taylor]
M10. Happy
M11. Midnight Rambler [w. Mick Taylor]
M12. Miss You
M13. Paint It Black
M14. Gimme Shelter
M15. Jumpin' Jack Flash
M16. Sympathy For The Devil
M17. Brown Sugar
Encore
EN1. You Can't Always Get What You Want [w. The Senzoku Freshman Singers]
EN2. (I Can't Get No) Satisfaction [w. Mick Taylor]

終演後、わりとすんなりと外に出られたので、グッズ売場を見てみたらそれほど並んでいない。
これはチャンス!と思いつきで列に並ぶ。結果、売場へはほどなくして入ることが出来た。
それからちょっと待たされたけど、21時40分過ぎには無事にミッション完了。
ストーンズのライブ終了後だけどチャボ仲間と飲みに行くことになり、お店へと急ぐ。
ちょっと迷いつつも、なんとか待ち合わせ場所の中華料理店へとたどり着く。
そして、五人でライブの感想を話しながら飲む。
お店のママさんもストーンズライブに興味深々で、なにかと話しかけてくるのがおもしろい。
23時半ごろにはおひらきにして、総武線に乗って帰宅。

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