Bob Dylan「LIVE」お台場 Zepp DiverCity
今日はお台場 Zepp DiverCityへ、Bob Dylanのライブを観に行く。
Bob Dylanは4年ぶり7回目の来日、今回のツアーは前回と同じくライブハウスツアーである。
しかも東京9日、札幌2日、名古屋2日、福岡1日、大阪3日という日本縦断ロングラン。
前回の来日公演はチケットが取れなかったので、今回は気合を入れてソッコーでゲットしたのだ。
会場のZepp DiverCityへは、仕事場からゆりかもめ一本で行けるという好条件。
平日ではあるものの、開場時間の19時には余裕で間に合うというわけだ。
雨がかなり降る中を、18時45分過ぎに会場へ到着。既に開場していたので、そのまま会場内へ。
1階フロアはブロック指定のスタンディング。私はAブロックなので、一番前のエリア。
お客さんはかなりギッシリと入っていたけれど、ステージ向かって左端に空いてるスペースを発見。
関係者用に空いてるスペースがあり、その境目の柵にもたれかかって観ることにした。
ステージはちょっと見切れているけれど、前に人がいないからステージが良く見える。
予定時間をちょっと過ぎた、19時10分ごろ開演。
黒のスーツに身を包んだ、ドラム、ベース、ギター×2、スチールギターから成るバンドがステージへ。
スチールギターの人は、バンジョー、バイオリン、マンドリンと、いろいろな楽器をプレイ。
ギターのひとりはCharlie Sextonだと・・・ まさかこんなところでお目にかかるとは思わなかった。
そして帽子を目深にかぶったBob Dylanが、ステージ中央のスタンドマイクに向かって唄い始める。
一曲目は「Things Have Changed」、ミディアムテンポのゆったりとしたRockナンバー。
それからノンストップで独特なDylan節が、広いフロアにじんわりと響き渡っていく。
Dylanは曲によってスタンドマイクでの唄と、ピアノの弾き語りとを使い分ける。
ギターを弾いてくれないのは残念だけど、Bluesハープを吹くとこれがまた・・・イイのだ。
ステージセットはシンプルに、大きいライトが6つほど並んでステージ後方にぶら下がっているだけ。
スポットライトが無いので、ステージがほんのりと暗いまま演奏は進んでいく。
そんな光景がどこかレトロな雰囲気を醸し出していて、なんとも言えずカッコいい。
演奏は二部構成で、1st setが45分、2nd setが45分、加えてアンコール15分。
正直言って最近のDylanは聴いたことがないので、知らない曲が多かった。
だけどDylanの場合は知ってる曲でも大幅にアレンジが変わっていたりするので、
目の前で繰り広げられる演奏を純粋に楽しめばいい・・・。つまるところ、それが本当のライブだ。
Dylanのヴォーカルとバンドのアンサンブルが、次第にピタリと合ってくる感じがたまらなくスリリング。
アンコールの最後は「Blowin' In The Wind」。原曲とは全く違うアレンジでの演奏。
じっくりと楽しむ大人のライブ、21時15分ごろ終了。
【Members】
Bob Dylan : piano, harp
Tony Garnier : bass
George Recile : drums
Stu Kimball : rhythm guitar
Charlie Sexton : lead guitar
Donnie Herron : banjo, violin, electric mandolin, pedal steel, lap steel
【Setlists】
1st set
M01. Things Have Changed
M02. She Belongs To Me
M03. Beyond Here Lies Nothin'
M04. What Good Am I?
M05. Waiting For You
M06. Duquesne Whistle
M07. Pay In Blood
M08. Tangles Up In Blue
M09. Love Sick
2nd set
M10. High Water (For Charley Patton)
M11. Simple Twist Of Fate
M12. Early Roman King
M13. Forgetful Heart
M14. Spirt On The Water
M15. Scarlet Town
M16. Soon After Midnight
M17. Long And Wasted Years
Encore
EN1. All Along The Watchtower
EN2. Blowin' In The Wind
昨日遅くまで盛りあがったため、睡眠不足でいささかグロッキー気味。
それでもライブはしっかり楽しんだけど、このままではさすがにちょっとキツイ。
なので終演後はどこにも寄り道せず、ゆりかもめに乗ってソッコーで帰宅。
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