Johnny Winter「JAPAN TOUR 2014」EX THEATER ROPPONGI
今日はEX THEATER ROPPONGIへ、Johnny Winterのライブを観に行く。
Johnny Winterは2011年の奇跡の初来日、2012年の再来日に続いて、今回が三度目の来日。
今年の2月に70歳を迎えたばかり、まだまだ元気で来日してくれるだけで嬉しい。
会場のEX THEATER ROPPONGIは、昨年11月にオープンしたばかりの大型ライブハウス。
音楽好きなだけでなく、ハコ好きな私にとっては、是非とも行ってみたかった会場。
だから早めに家を出て~と思っていたのに、時間を勘違いしていて開演時間ギリギリに会場へ到着。
六本木通りに面した1階の入口には、「Johnny Winter JAPAN TOUR 2014」の文字が輝いている。
地上2階から地下3階を有し、2階は喫茶店、1階はエントランス、地下1階から3階がライブ会場という構造。
地下1階が2階席になっていて、地下2階・3階が階段状の1階席になっている。
ステージ前のエリアはフラットなフロアになっていて、私の席はその最後列の1F席G列11番。
椅子が互い違いに並べられており、前の席との間隔がけっこう広いため、フラットでも意外と観やすい。
キャパ920席という客席はぎっしりと埋まっていて、男女比率はやや男性が多いという感じか。
大音量でBGMが流れているのだけれど、ものすごく音が良くてステレオ感満載のサウンド。
開演予定時間の19時をちょっとまわった頃、ダミ声のアナウンスがフロアにこだまする。
まずはドラム、ベース、ギターが登場して、インストナンバーを演奏し始める。
とってもパワフルな演奏・・・ って、ちょっとパワフル過ぎないかい?
特にドラムがドカドカうるさくて、ちょっと走り気味なのがかなり気になる。
なんて思っているうちに、いよいよJohnny Winterがステージに登場。
スタッフにしっかりと支えられて、ゆっくりとステージ中央の椅子に腰かける。
さすがに年齢を感じさせる風貌だけど、いざギターを弾き出すとこれがとんでもなくスゴイ。
サムピックを使ったフィンガーピッキング、左手はなめらかに指板の上を動きまわる。
無意識のうちにBluesyなフレーズが、次から次へと飛び出してくるんだろうな。
「Johnny B. Goode」「Got Mojo Workin'」「Jumpin' Jack Flash」といった定番のナンバーを交えて、
ちょっとハードなBoogieのようなジャンプナンバーを中心に演奏は続いていく。
それぞれのパートがパワフルに噛み合っているのだが、ドラムはやっぱり好きになれない。
Johnny Winterというと、けっこうハードな感じなのかなぁ~。スタンディングだとモッシュとか起きるし。
だけど途中でスローなBluesを演奏したとき、これがとんでもなく心に染みた。
しゃがれた声を振り絞り、Bluesギターを弾きまくるJohnny・・・ もう言うことナシ。
「All Over Now」で本編は終了し、アンコールではファイヤーバードでスライドを披露。
これがまた良かった。本編では座っていたお客さんも、スタンディングになって盛りあがる。
ラストは「Highway 61 Revised」を演奏し、17時25分ごろライブは終了。
あっという間だったけど、とっても充実したライブで大満足。
【Members】
Vocal & Guitar:Johnny Winter
Guitar:Paul Nelson
Bass:Scott Spray
Drums:Tom Curiale
【Setlists】
M01. Intro [without Johnny]
M02. Johnny B. Goode
M03. Good Mornin' Schoolgirl
M04. Got Mojo Workin'
M05. I Don't Want No Woman
M06. Black Jack
M07. Killin' Floor
M08. Bony Maroni
M09. Jumpin' Jack Flash
M10. Don't Take Adavantage
M11. All Over Now
Encore
EN1. Dust My Broom
EN2. Highway 61 Revised
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