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2014年5月25日 (日)

KENZI & THE TRIPS「KENZI 30TH ANNIVERSARY KENZI & THE TRIPS SPECIAL LIVE」恵比寿 LIQUIDROOM

今日は恵比寿LIQUIDROOMへ、“KENZI & THE TRIPS”のライブを観に行く。
KENZIは今年でデビュー30周年、今夜はそれを記念してのケントリSPECIAL LIVE。
個人的には1989年9月の「FINAL」以来、25年ぶりのケントリとなる。
現在KENZIは札幌を拠点に活動しているそうだけど、こうして久しぶりにナマで観られるのは嬉しい。
ちょっと早めの18時開演ということで、17時45分ごろ会場入り。
今夜のライブの模様はDVD化され、予約すると名前がクレジットされるというので迷わず申し込む。
階段を降りてフロアに入ると、ちょうどイイ感じの混み具合。個人的には一番好きな雰囲気だ。
ケントリまではまだまだ時間があるので、ひとまずフロア中央ぐらいの位置に陣取る。

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開演予定時間18時ちょうどに開演。
「お昼休みは~ウキウキウォッチング♪」と、ダミ声の唄が流れだす。
唄っているのは鳥肌 実、もちろん歌詞はとんでもないことになっている。
そしてステージに本人が登場、角刈りにメガネ、スーツの上下には右翼的な刺繍が施されている。
鳥肌 実はずいぶん前から知っているけど、ライブを観たり聴いたりするのは今回が初めて。
時事ネタをひとつひとつ取りあげ、とっても偏った解釈で独自の理論を展開していく。
おもしろいと言えばおもしろいんだけれど、40分を超える演説はちょっとキツイものがあった。

19時を少し過ぎたころ、“氣志團”のステージが始まる。
「BE MY BABY」をバックに、ドラム、ベース、ギター×2、ヴォーカル×2のメンバーが登場。
テレビで見ていた綾小路 翔を、ナマで観ることになるとは夢にも思わなかった。
ルックスはもろヤンキーだけど、演奏はかなりしっかりと造り込まれている。
ハードなナンバーとポップなナンバーとがバランス良く構成されて演奏は進んでいく。
ライブ中盤にはKENZIに対する思い入れを語りながら、KENZIのナンバーをカバー。
かなり長めのMCのあと、現在売り出し中の新曲「喧嘩上等」をお客さんも交えて唄い踊る。
そして最後はやはりこの曲「One Night Carnival」。この曲をナマで聴けるのは単純に嬉しい。
メンバー達も特別な思い入れがあるようで、お客さんの合唱に思わず涙ぐんでた。
最後はPunkアレンジの「MY WAY」で、20時過ぎに演奏は終了。

ステージに黒い幕がおろされ、セットチェンジに入る。
いよいよケントリの出番、私も気合を入れてステージ前へと移動。
ステージ向かって右端、ガードフェンスに持たれる形で開演を待つ。
20時30分になろうとする頃、SE「傷だらけの天使」のメロディーが流れる中を幕があがる。
Drums:佐藤シンイチロウ、Bass:JUN GRAY、Guitar:春日 弘、そしてVocal:八田ケンヂ。
みんな昔と変わらない佇まい、特にKENZIはまったく時の流れを感じさせないルックス。
オープニングの「DIANA」から始まり、「OH! MY CAT」「CRAZY SUMMER」「HONEYDANCEⅡ」など、
懐かしいお馴染みのナンバーを次から次へとノンストップで繰り広げていく。
お客さんもモッシュとダイブで大盛りあがりだけど、過熱しすぎることはなくとってもイイ雰囲気。
「CHEESELITA」でひとまずブレイクが入り、ベースがJUN GRAYから上田健司にチェンジ。

上田健司はハンチング帽をかぶって、なかなか雰囲気のあるファッション。
だけど演奏が始まると、そこはやはりご機嫌なPunkベースを聴かせてくれる。
「リーダーをつぶせ」から始まり、「BOY'S COLOR」「HOTニキエチマエ」とハードなナンバーが続く。
その間を縫うように「ANOTHER BIRTHDAY」「BAILEY」「星空の夜」と、
ミディアムテンポの曲が演奏される。
このような聴かせるナンバーをしっかり唄いこなしてしまうところが、KENZIの魅力のひとつ。
ラストは「爆竹GIRL」「BRAVO JOHNNYは今夜もHAPPY」というたまらない二連発でフィニッシュ。
アンコールは上田健司ベースで「ROCK'N'ROCK THE ROLL」を演奏したあと、KENZIが初めてのMC。
「30年ひとりひとりいろんなことがあったと思います」という言葉に、ずっしりとした重みを感じる。
みんなとのこの関係が始まった曲ということで「LEOSTAR 8」を演奏したあと、最後は「裏切りのうた」。
JUN GRAYも加わって、ツインベースでの重厚感あふれる演奏。
「また逢おうぜ!」との言葉を残し、21時50分過ぎ、KENZIはステージから去っていった。

【セットリスト】
M01. DIANA
M02. UKモドキ
M03. OH! MY CAT
M04. BALLADに捧ぐ
M05. PUNK RECORDER
M06. CRAZY SUMMER
M07. DEAD SCHOOL
M08. HONEYDANCEⅡ
M09. CHEESELITA
[B:JUN GRAY]

M10. リーダーをつぶせ
M11. BOY'S COLOR
M12. HOTニキエチマエ
M13. ANOTHER BIRTHDAY
M14. 臆病なTERRORIST
M15. BAILEY
M16. 星空の夜
M17. 爆竹GIRL
M18. BRAVO JOHNNYは今夜もHAPPY
[B:上田健司]

アンコール
EN1. ROCK'N'ROCK THE ROLL
[B:上田健司]
---- MC
EN2. LEOSTAR 8
EN3. 裏切りのうた
[B:上田健司&JUN GRAY]

今日は日曜日、既にこんな時間ではあるけれど、せっかく恵比寿に来たのだからと寄り道。
「田吾作」という店が気になったので、思い切って入ってみる。
カウンター席が大半のこじんまりとしたお店。なかなかイイ感じでくつろげる。
焼鳥主体のメニューで品数はちょっと少ないけれど、みんなとっても旨い。
それに“ホイス”という酎ハイの元祖みたいな飲み物が、かなり美味しかった。
23時には閉店というのも、ちょうど良くてよかった。

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