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2014年5月 2日 (金)

忌野清志郎「忌野清志郎ロックン・ロール・ショー 渋谷公会堂 Love & Peace 2014年5月2日」渋谷公会堂

5月2日、今年も大切なこの日がやってきた。
あの人が長い長いツアーに旅立った日、例年どおりに休みをとって想いを馳せる。

今夜は渋谷公会堂で、「忌野清志郎 ロックン・ロール・ショー」。
昨年までの日本武道館から場所を移し、全曲アコースティックでの開催だと。
このイベントに関しては毎年ちょっと思うところあったけど、今年はなんとなくイイ予感がする。
14時30分からグッズ販売開始というので、14時半ごろバスに乗って渋谷へ向かう。
ところがシブコーから遠い経路のバスに乗ってしまったので、予定変更して先にタワレコへ行くことにする。
しかし、この路線はタワレコへ行くのにも不便で、けっきょく駅前から歩く羽目になってしまった。
タワレコでは「ネズミに捧ぐ詩」発売記念ということで、清志郎の展示コーナーが開催中。
グレイトフルデッドベア柄のスーツに、アクセサリーと写真とポスターが並んでいる。
予想したとおりの小さなスペースだけど、清志郎への想いに溢れている。
それからシブコーへ。グッズ売場は長蛇の列という情報もあったけど、この時点では全く並んでなかった。
パンフレットとTシャツとマフラータオルとエコバッグを購入して、ひとまずシブコーに別れを告げる。
暑いぐらいにイイ天気だったので、代々木公園をブラブラと抜けてひとまず帰宅。

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17時過ぎ、再びバスに乗って渋谷へ。
今度はうまいことシブコーの前に停まるバスに乗車。道も空いてて快調。
ちょっと寄り道してから、17時45分ごろ会場に到着して、そのまま会場入り。
毎年恒例となっているとおり、入口で記念のてぬぐいを手渡される。
今日の席は、1階18列10番。ステージ向かってやや左寄り、ちょっと後方のポジション。
ステージ下手にはヒトハタウサギとギブソンJ-200、上手にはオレンジ号とE-335が置いてある。
ステージ中央の巨大スクリーンには「忌野清志郎 ロックン・ロール・ショー 渋谷公会堂
Love & Peace 2014年5月2日 全部 the 弾き語り!!!」の文字が映し出されている。

予定より少し遅れて、18時05分過ぎ開演。
「ロックン・ロール・ショー」が流れる中、ステージ上の巨大スクリーンに
オレンジ号に乗って渋谷公会堂へ会場入りする清志郎の姿が映し出される。
そして初めにステージに登場したのは、トータス松本。
アコースティックギターを弾きながら、「あの娘のレター」を唄い出す。
「やたらイキがってポリ○」の部分、レコードどおり「ポ(シィーーーー)」と唄ってしまうところが偉い。
続いて「よそ者」「Oh! Baby」と、なかなか泣かせる選曲がトータスらしい。
MCでは、むかしトータスが清志郎と弾き語りで共演したとき、
清志郎はブルースナンバーでなく「ガッツだぜ!!」を唄いたがったというエピソードを披露。
その流れから、「今日この曲を唄ったら清志郎はなんて言うだろう?」と言いつつ、
Otis Reddingの「(Sittin' On) The Dock Of The Bay」を唄う。
これでトータスの演奏は終了。あっという間に終わってしまったという印象。

短いセッティングのあと、二番手はCHABO。こんなに早いタイミングで出てくるとは意外。
お馴染みのスタイルでステージに登場して、「ボスしけてるぜ」を弾き語る。
「忌野清志郎というポエムとの遭遇」という表現を使って、CHABOは渋谷という街を語る。
「青い森」や「屋根裏」、そしてCharのゲストで出演した日本武道館でのライブ、
清志郎の才能を見つけてくれた人への感謝・・・ あふれる想いを次々に話すCHABO。
圧倒的な言葉の連続に、思わず固唾を飲んで見入ってしまった。
演奏はその後、「僕とあの娘」「まぼろし」へと続く。清志郎を強く感じさせる選曲。
ギターのボディーを叩きながら「けむり」を演奏したあと、最後は「夜の散歩をしないかね」。
こちらもあっという間に終わってしまったけれど、CHABOの想いがひしひしと伝わってきた。

CHABOに呼び込まれる形で、次に登場したのは「真心ブラザーズ」。
デュエットという編成を最大限に活かして、初期のRCを再現するような演奏。
「あの歌が思い出せない」から始まり、フォークバージョンの「お墓」、
不遇時代のシングルから「わかってもらえるさ」「よごれた顔でこんにちは」とA・B面両方を演奏。
かなりツボをついた選曲とぴったりハマった演奏で、個人的には今日のベストかもしれない。
続いて奥田民生とシークレットゲストの浜崎貴司をステージに呼び込み、
4人で「デイドリーム・ビリーバー」を演奏。お客さんを巻き込んでのほのぼのとしたパフォーマンス。

奥田民生はそのままひとりステージに残り、ジャカジャカとギターをかき鳴らして「シュー」を唄う。
そして続いて「スローバラード」。なかなか難しい選曲だけど、民生らしい唄い方で唄いきる。
本人も言っていたように高音は若干ヘビメタが入ってたけど、気持ちは充分に伝わってきた。
ここで民生に呼び込まれて、羽つき帽子をかぶったCharがステージに登場。
この編成はなんとなく“BAHO”みたいな感じ。だけど選曲はもちろん“KJLC”。
Charはバッキングにまわり民生のヴォーカルで「かくれんぼ」を唄い、
Charと民生が交互にヴォーカルをとる形で「S.F.」を演奏。
個人的に“KJLC”は大好きなので、とっても大満足なステージだった。
そしてステージには再び出演者全員が呼び込まれ、「つ・き・あ・い・た・い」が始まる。
ん?いきなりフィナーレのような展開。CharはSGを抱えてギンギンに弾きまくってる。
それまで座っていたお客さんも総立ちとなり、一気に大盛りあがりを迎える。
最後は全員横一列に並んでお辞儀・・・って、これでもうおしまいなの?

時間はまだ20時、終わるにはまだ早過ぎるだろー!と思っていると、
ステージには巨大スクリーンがするすると下りてきて「忌野清志郎 ダイナミック・ライブ」のはじまり。
毎年恒例のこのコーナー、今年の一曲目は1989年12月武道館から「MIDNIGHT BLUE」。
それから2004年12月の「スペシャ大感謝祭」、清志郎が「デイドリーム・ビリーバー」を弾き語り。
スクリーンの清志郎がお客さんに向かって唄うよう促すと、渋谷公会堂のお客さんが唄い出す。
映像と現実が見事にシンクロ・・・ ちょっとウルっときてしまった。
2004年2月に行われた「ONE MAN SHOW」から「三番目に大事なもの」、
同じく2004年2月の「WANTED TOUR」から「世界中の人に自慢したいよ」に続いて、
2008年2月「完全復活祭」での「雨あがりの夜空に」が始まる。
スクリーンに映る清志郎とCHABOに見とれていると、ステージ両端からリボンキャノンが噴射。
それをつかまえようとしていっせいに立ち上がるお客さん、
そのままスタンディングに突入して大盛りあがりという見事な演出。
最後はこれまた恒例となっている「毎日がブランニューデイ」でのエンディング。
時間は20時30分、ちょっと短いような気もしたけど、内容的には大満足だった。

【セットリスト】
M01. あの娘のレター [トータス松本]
M02. よそ者 [トータス松本]
M03. Oh! Baby [トータス松本]
M04. (Sittin' On) The Dock Of The Bay [トータス松本]
M05. ボスしけてるぜ [仲井戸"CHABO"麗市]
M06. 僕とあの娘 [仲井戸"CHABO"麗市]
M07. まぼろし [仲井戸"CHABO"麗市]
M08. けむり [仲井戸"CHABO"麗市]
M09. 夜の散歩をしないかね [仲井戸"CHABO"麗市]
M10. あの歌が思い出せない [真心ブラザーズ]
M11. お墓 [真心ブラザーズ]
M12. わかってもらえるさ [真心ブラザーズ]
M13. よごれた顔でこんにちは [真心ブラザーズ]
M14. デイドリーム・ビリーバー [真心ブラザーズ+奥田民生+浜崎貴司]
M15. シュー [奥田民生]
M16. スローバラード [奥田民生]
M17. かくれんぼ [奥田民生+Char]
M18. S.F. [奥田民生+Char]
M19. つ・き・あ・い・た・い [全員]

<忌野清志郎 ダイナミック・ライブ>
M20. MIDNIGHT BLUE
M21. デイドリーム・ビリーバー
M22. 三番目に大事なもの
M23. 世界中の人に自慢したいよ
M24. 雨あがりの夜空に
M25. 毎日がブランニューデイ

※以上、某サイトより拝借

終演後、「風とロック 創刊100号記念号」の配布。
チケットの半券と引き替えということで、会場前は長蛇の列。
友人が既に並んでいて、替えてきてあげるというのでお言葉に甘える。
ライブ仲間と合流して、5人で渋谷駅に向かって歩く。
それからタクシーを拾って、西麻布の「レッドシューズ」へ。
22時から放送されるNHKの番組「ラストデイズ」をみんなで観る。
壁にかけられたスクリーンに、清志郎の顔が大きく映し出される。
清志郎のことを語るCHABOの目に涙が滲んでいるのを、なんとも言えない気持ちで観る。
23時前に番組は終了したため、この場はおひらきにして店を出る。
再びタクシーで渋谷駅へ移動。ここで帰る人を見送って、残る三人で飲み直し。
久しぶりに「とりしょう」へ。畳の部屋に通されて、なんだか心がなごむ。
けっきょく閉店時間の1時まで飲んで、そのままタクシーに乗って帰宅。

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