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2014年5月 4日 (日)

GRAHAM CENTRAL STATION「LIVE」六本木 Billboard LIVE TOKYO

早いもので連休ももう中日。あまりにも天気がイイので、11時過ぎに新宿へ出かける。
タワレコで「風とロック」が配布されるというので、それをゲットするのが目的。
渋谷は大行列とか吉祥寺は配布終了とか、いろいろな情報が流れる中をいそいそと。
エスカレーターをあがったところに配布コーナーがあり、呆気ないぐらいあっさりとゲット。
12時過ぎてお腹が空いたので、西口にまわって「ボンベイ」でビールとマトンカレー。
ブラブラと歩いて帰ろうと思ったけど、あまりにも暑いので電車に乗って帰宅。

18時過ぎに再び出かける。
今日は六本木 Billboard LIVE TOKYOで、“GRAHAM CENTRAL STATION”のライブ。
Larry Grahamと言えば、間違いなく私にとって唯一無二のBassヒーロー。
2012年11月以来になる一年半ぶりの来日、コンスタントに日本へ来てくれるのが嬉しい。
今回は今日と明日の2days、初日の2ndステージへ行くことにした。
乃木坂駅からブラブラと歩いて、19時15分ごろ会場入り。
ここへ来るのは、昨年末の“麗蘭”以来になる。ずいぶん間が空いてしまったな。
今日の席は、メンバーズシート26f。ステージからはちょっと遠めの位置。
だからちょっとガッカリしていたのだけれど、いざ始まってみると意外といいポジション。
テーブルを囲んでいる人達の合間を縫って、ステージセンターがバッチリと見えるのだ。

20140504_2110c

ライブは、開演予定時間の19時30分ちょうどにスタート。
ドラム、ギター、キーボード×2のバンドメンバーが演奏を始めると、上手の階段からBiscuitが登場。
激しくシャウトしながらお客さんを煽り、フロアはいきなりオールスタンディング。
そしてBiscuitがLarry Grahamを呼び込むと、轟音のベースが鳴り響く。
どうも姿が見えないと思ったら、上のフロアを一周してから下手の階段を下りてステージへ。
白い燕尾服に黒いワイシャツ、白い羽根付ハットという「RAISE UP」のジャケットさながらのスタイル。
演奏は「THROWING DOWN THE FUNK」から始まり、強力なFunkナンバーが繰り広げられていく。
あいかわらずパワフルでファンキーな演奏、スラップとヒズんだベースソロにぶっとく低いヴォーカル。
“GRAHAM CENTRAL STATION”の奏でるBLACKミュージックは、他の音楽には無いフィーリング。
身体の奥底に潜んでいたものに訴えかけるというか、言いようのない興奮が沸き起こってくる。
ベースソロのコーナーでは超絶的なスラップを見せつけたあと、激しくヒズませフィードバックさせる。
極めつけは、「POW」と「RELEASE YOURSELF」の二連チャン。
大好きなフェイバリットナンバーの連続に、ちょっとばかりアタマがクラクラする。

ここでLarryはいったん退場し、Biscuitのヴォーカル曲「YOU'VE GOT THE LOVE」。
Biscuitのヴォーカルも、なかなかソウルフルで力強くてイイな。
メンバー紹介をはさんで、シルバースパンコールで縁取られた白シャツに着替えたLarryが再び登場。
ディープでメロウなソウルナンバー「ONE IN A MILLION YOU」を、ぶっとく低い声で披露する。
セクシーを通り越していやらしい(もちろんイイ意味で)ラブソング、これもまたLarryの魅力のひとつ。
終盤は過去にタイムスリップして、“SLY AND THE FAMILY STONE”のナンバーを演奏。
「DANCE TO THE MUSIC」「THE JAM」「THANK YOU」って、もう言うことナシの流れ。
お客さんもいっしょに大合唱する中、タンバリンを叩きながらLarryとメンバーはひとまず退場。
でもすぐにステージに戻ってきて、そのままアンコールに突入。
前方のお客さんを次々にステージに上げ、「1999」から「I WANT TO TAKE YOU HIGHER」へ。
フロアはものすごい盛り上がりで、みんなで「Higher!」と叫びながらフィナーレを迎える。
最後は再びタンバリンを叩きながら、階段をあがってLarryは去って行った。
1時間30分をちょっと超える長さ、とっても大満足のひとときであった。

【Members】
Bass, Vocals:Larry Graham
Vocals, Percussions:Ashling "Biscuit" Cole
Guest Vocals:Dellena Graham
Guitar, Vocals:Wilton "Zynomite" Rabb
Keyboards, Vocals:David "City" Council
Keyboards, Vocals:Jimi "Joy" McKinney Jr.
Drums:Brian "Rio" Braziel

【Setlists】
M01. THROWING DOWN THE FUNK
M02. IT AIN'T NO FUN TO ME
M03. IT'S ALRIGHT
M04. HIGHER GROUND
M05. BASS SOLO
M06. YOU'VE GOT THE LOVE
---- Band intro
M07. ONE IN A MILLION YOU
---- Back in time
M08. DANCE TO THE MUSIC
M09. THE JAM
M10. THANK YOU
Encore
EN1. 1999
EN2. I WANT TO TAKE YOU HIGHER

ライブ終了後は、すっかり恒例となっているサイン会。
最後に撮影会になるだろうから、並ばずにLarryの登場を待つことにした。
ほどなくしてサイン会が始まり、Biscuit、Graham夫人、Larryの三人がテーブルに並ぶ。
CD、レコード、ベース、いろいろなものにサインを入れてもらう人達、みんな嬉しそう。
22時になろうとする頃、ようやく私の順番がやってきた。
持参した「RAISE UP」のレコードと、先ほど入手したセットリストにサインを入れてもらう。
英語が出来ないので思うようにはコミュニケートできないけど、なんとなく通じあえたかなぁ?
最後は記念写真を撮ってもらって、Larryが楽屋へ戻るのをお見送り。
明日は来られないけど、またいつか逢える日を楽しみにしているよ。

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