GRAHAM CENTRAL STATION「LIVE」六本木 Billboard LIVE TOKYO
早いもので連休ももう中日。あまりにも天気がイイので、11時過ぎに新宿へ出かける。
タワレコで「風とロック」が配布されるというので、それをゲットするのが目的。
渋谷は大行列とか吉祥寺は配布終了とか、いろいろな情報が流れる中をいそいそと。
エスカレーターをあがったところに配布コーナーがあり、呆気ないぐらいあっさりとゲット。
12時過ぎてお腹が空いたので、西口にまわって「ボンベイ」でビールとマトンカレー。
ブラブラと歩いて帰ろうと思ったけど、あまりにも暑いので電車に乗って帰宅。
18時過ぎに再び出かける。
今日は六本木 Billboard LIVE TOKYOで、“GRAHAM CENTRAL STATION”のライブ。
Larry Grahamと言えば、間違いなく私にとって唯一無二のBassヒーロー。
2012年11月以来になる一年半ぶりの来日、コンスタントに日本へ来てくれるのが嬉しい。
今回は今日と明日の2days、初日の2ndステージへ行くことにした。
乃木坂駅からブラブラと歩いて、19時15分ごろ会場入り。
ここへ来るのは、昨年末の“麗蘭”以来になる。ずいぶん間が空いてしまったな。
今日の席は、メンバーズシート26f。ステージからはちょっと遠めの位置。
だからちょっとガッカリしていたのだけれど、いざ始まってみると意外といいポジション。
テーブルを囲んでいる人達の合間を縫って、ステージセンターがバッチリと見えるのだ。
ライブは、開演予定時間の19時30分ちょうどにスタート。
ドラム、ギター、キーボード×2のバンドメンバーが演奏を始めると、上手の階段からBiscuitが登場。
激しくシャウトしながらお客さんを煽り、フロアはいきなりオールスタンディング。
そしてBiscuitがLarry Grahamを呼び込むと、轟音のベースが鳴り響く。
どうも姿が見えないと思ったら、上のフロアを一周してから下手の階段を下りてステージへ。
白い燕尾服に黒いワイシャツ、白い羽根付ハットという「RAISE UP」のジャケットさながらのスタイル。
演奏は「THROWING DOWN THE FUNK」から始まり、強力なFunkナンバーが繰り広げられていく。
あいかわらずパワフルでファンキーな演奏、スラップとヒズんだベースソロにぶっとく低いヴォーカル。
“GRAHAM CENTRAL STATION”の奏でるBLACKミュージックは、他の音楽には無いフィーリング。
身体の奥底に潜んでいたものに訴えかけるというか、言いようのない興奮が沸き起こってくる。
ベースソロのコーナーでは超絶的なスラップを見せつけたあと、激しくヒズませフィードバックさせる。
極めつけは、「POW」と「RELEASE YOURSELF」の二連チャン。
大好きなフェイバリットナンバーの連続に、ちょっとばかりアタマがクラクラする。
ここでLarryはいったん退場し、Biscuitのヴォーカル曲「YOU'VE GOT THE LOVE」。
Biscuitのヴォーカルも、なかなかソウルフルで力強くてイイな。
メンバー紹介をはさんで、シルバースパンコールで縁取られた白シャツに着替えたLarryが再び登場。
ディープでメロウなソウルナンバー「ONE IN A MILLION YOU」を、ぶっとく低い声で披露する。
セクシーを通り越していやらしい(もちろんイイ意味で)ラブソング、これもまたLarryの魅力のひとつ。
終盤は過去にタイムスリップして、“SLY AND THE FAMILY STONE”のナンバーを演奏。
「DANCE TO THE MUSIC」「THE JAM」「THANK YOU」って、もう言うことナシの流れ。
お客さんもいっしょに大合唱する中、タンバリンを叩きながらLarryとメンバーはひとまず退場。
でもすぐにステージに戻ってきて、そのままアンコールに突入。
前方のお客さんを次々にステージに上げ、「1999」から「I WANT TO TAKE YOU HIGHER」へ。
フロアはものすごい盛り上がりで、みんなで「Higher!」と叫びながらフィナーレを迎える。
最後は再びタンバリンを叩きながら、階段をあがってLarryは去って行った。
1時間30分をちょっと超える長さ、とっても大満足のひとときであった。
【Members】
Bass, Vocals:Larry Graham
Vocals, Percussions:Ashling "Biscuit" Cole
Guest Vocals:Dellena Graham
Guitar, Vocals:Wilton "Zynomite" Rabb
Keyboards, Vocals:David "City" Council
Keyboards, Vocals:Jimi "Joy" McKinney Jr.
Drums:Brian "Rio" Braziel
【Setlists】
M01. THROWING DOWN THE FUNK
M02. IT AIN'T NO FUN TO ME
M03. IT'S ALRIGHT
M04. HIGHER GROUND
M05. BASS SOLO
M06. YOU'VE GOT THE LOVE
---- Band intro
M07. ONE IN A MILLION YOU
---- Back in time
M08. DANCE TO THE MUSIC
M09. THE JAM
M10. THANK YOU
Encore
EN1. 1999
EN2. I WANT TO TAKE YOU HIGHER
ライブ終了後は、すっかり恒例となっているサイン会。
最後に撮影会になるだろうから、並ばずにLarryの登場を待つことにした。
ほどなくしてサイン会が始まり、Biscuit、Graham夫人、Larryの三人がテーブルに並ぶ。
CD、レコード、ベース、いろいろなものにサインを入れてもらう人達、みんな嬉しそう。
22時になろうとする頃、ようやく私の順番がやってきた。
持参した「RAISE UP」のレコードと、先ほど入手したセットリストにサインを入れてもらう。
英語が出来ないので思うようにはコミュニケートできないけど、なんとなく通じあえたかなぁ?
最後は記念写真を撮ってもらって、Larryが楽屋へ戻るのをお見送り。
明日は来られないけど、またいつか逢える日を楽しみにしているよ。
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