仙台旅日記<Day-1>
今日は休みをとって、二泊三日の予定で仙台へ旅行。
仙台は既に何回も行っているけれど、気がつけば九年ぶり。
後輩に誘われたこともあり、久しぶりに行ってみることにしたのだ。
初日の今日は、ちょっと足を延ばして大船渡へ行ってみる。
東京駅7時16分発のはやてに乗り込み、まずは一ノ関駅まで。
大船渡線へ乗り換えは50分待ち。その時間を利用して、駅前を散策。
まだ9時半という時間もあり、あたりは閑散とした雰囲気。
だけど店はけっこうたくさんあるので、夜になれば意外と賑わうのかも?
出発の時間が近づいてきたので駅に戻り、10時20分発の電車で気仙沼駅へ向かう。
三両編成のワンマンカー、降りる人もいなければ乗る人もいない、ローカル線の風情。
窓の外の景色をのんびりと眺めながら、およそ1時間半かけて気仙沼駅へ到着。
気仙沼・・・ 私にとって縁もゆかりも無い土地。
だけど12年前にふらりと訪れたとき、街の雰囲気や地元の人たちの感じがとても良かった。
いい意味でゆるーい感じの港町、なんだかすごく居心地が良くて気に入ったのだ。
そんなお気に入りの気仙沼の街、三年前のあのたいへんな出来事があってから、
あの街やあの人たちはどうなってしまっただろう?とずっと気に病んでいた。
でも興味本位で見に行くのは違うと思っていたし、お気に入りの風景がどうなったのか見るのが怖くて、
実に三年以上の時間が経ってしまった。
今回、ひょんなことから東北へ行くことになったとき、一番に行きたいと思ったのだ。
11時50分ごろ、気仙沼駅に到着。駅前の感じは、以前と変わっていない。
そこからしばらく歩いて、港町のほうへ向かう。
通りの雰囲気は記憶にあるのだけれど、そこにあるはずの建物が無い。
更地になってしまったところ、傷跡が残ったままのところ、見ていると胸が痛む。
少し歩くと「お魚いちば」という建物を発見。ここだけは観光客でけっこう賑わっている。
ちょうどお腹が空いたので、「港町レストラン鮮」でビールを飲みながら港町丼を食べる。
それから「シャークミュージアム」へ。ここも被害を受けたらしいけど、無事に再開していた。
サメの展示よりも震災の記録が多くなっていたことに、なんとも言えない気持ちになる。
隣にある魚市場を覗いたら、漁師さんが魚の水揚げ中。なんだかちょっと感動した。
そのあと南気仙沼駅のあったほうへ行ってみると、あたり一面更地になって造成中。
厳しい現実をまざまざと見せつけられたような気がする。
16時過ぎの電車で一ノ関駅まで戻り、そのまま新幹線に乗り換えて仙台駅へ向かう。
雨がパラついていたし、ちょっと疲れたので、そのまま「ホテルグリーンパシフィック」へチェックイン。
しばらく休んだあと、後輩と部屋で合流。同じホテルにしたのはやっぱり正解。
19時過ぎに夜の街へ繰り出す。ハピナ名掛丁からクリスロードを抜けて、一番町・国分町方面へ。
「海鮮屋」というイイ感じの店を見つけて入ってみる。結果、大正解。
刺身や岩ガキといった海産物がめちゃめちゃ旨くてサイコー。
2時間ほど満喫して、再びブラブラと歩いてホテルへ戻る。
ホテルでちょっとだけ飲み直ししてから就寝。
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