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2014年7月26日 (土)

早川義夫「早川義夫ライブ」神保町 試聴室

今日は神保町 試聴室へ、早川義夫のライブを観に行く。
早川さんのライブを観るのは、ちょうど一年ぶりになる。
早川さんの唄は大好きなのだけど、なかなか観に行くタイミングがあわなかった。
それがようやく念願かなって、一年ぶりにライブへ行けることになったのだ。
場所は昨年と同じく神保町 試聴室。一度行っているのに、軽く迷子になってしまった。
おかげで会場へ着いたのが、開場時間ギリギリの18時ごろ。
会場前には既にたくさんの人が並んでいて、ちょっとばかり焦る。
だけど会場内に入ってみたら、前の方の席が空いていたので2列目正面の席に座る。
ステージとは言ってもピアノが置いてあるだけのスペース、それがかえっていい雰囲気。

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予定よりほんの少しだけ遅れて、18時35分ごろ演奏開始。
ラフなスタイルの早川さん、ピアノの前に腰掛けて唄い始める。
オープニングはいきなり「サルビアの花」、いやぁ~いきなり鳥肌モノだ。
それからちょっとずつおしゃべりを交えながら、次々と曲が演奏されていく。
前半のハイライトは、個人的にはなんと言っても「マリアンヌ」と「埋葬」。
早川さんの絞り出すような唄声が、ヒリヒリと迫ってくる感じがしてたまらない。
そして「恥ずかしい僕の人生」と「この世で一番キレイなもの」の連続。
自分の人生にとって本当に大切なものを教えられるような、そんな曲が続く。
50分ほどで第一部は終了し、しばし休憩時間に入る。

15分ほどの休憩時間をはさんで、19時40分ごろから第二部が始まる。
前半は他人が書いた曲を唄うというコンセプトだったのか、
大槻ケンヂの作品「人間のバラード」に続いて「My R&R」が飛び出す。
言うまでもなくCHABOが作ったナンバー、早川さんがナマで唄うのは初めて聴く。
ピアノでの弾き語り・・・CHABOの演奏とはちょっと違った印象だけど、これはこれで心に染みる。
歌詞に佐久間正英さんとHONZIさんが入っていた。それが早川さんにとっての「My R&R」なんだな。
それから北野 武が作詞したという曲、練習不足と言っていたけど、いやはやこれも良かった。
その後はわりとお馴染みのナンバーが続き、「猫のミータン」「批評家は何を生み出しているのでしょうか」
「音楽」「父さんへの手紙」「いつか」・・・。後半の曲の流れは、涙をこらえるのに苦労した。

アンコールでは、前回観たときと同様にお客さんからリクエストを募る。
私は「My R&R」をリクエストするつもりだったけど、本編で演ってくれたからその必要はなし。
けっきょく「身体と歌だけの関係」と「H」の二曲を唄って、20時35分ごろライブは終了。
終演後はサイン会。これまで物販はやっていなかったのだけれど、今回から始めたのだそう。
私は新装開店した神保町の「disc union」で買った「ラブ・ゼネレーション」にサインを入れてもらう。
早川さんにこうして会ってサインを頂いているというのは、ちょっと信じられない光景だ・・・。
こう言うとご本人は嫌がるかもしれないけれど、本当に雲の上の人・伝説の世界の存在だからだ。
それがこうして・・・ねぇ~。とっても嬉しくってたまらないひとときだった。

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