甲斐バンド「40th Anniversary ツアー 2014」日比谷野外大音楽堂
今日は日比谷野外大音楽堂へ、甲斐バンド「40th Anniversary ツアー 2014」を観に行く。
あの“甲斐バンド”が40周年、しかも日比谷野音でライブとなれば、これはもう行くしかない。
天気予報は雨だったけれど、なんとかもってくれそうな雰囲気。
暑くもなく寒くもなく、野音でライブを観るには絶好の天気となった。
せっかくなのでちょっと散歩をしながら、17時15分ごろ会場入り。
入場する際に、40周年記念の3曲入りCDをプレゼントされる。
グッズ売場でリストバンドとタオルを購入して、自分の席:C15列112番へ。
なんのことはない、ステージ向かって右寄りの最後列。だけどやはり野音、ステージはよく見える。
会場内は立見が出るほどの大盛況、これから始まるライブへの期待感で満ち溢れている。
予定よりかなり遅れて、17時45分ごろ演奏がスタート。
ドラム、ベース、パーカッション、ギターのサポートメンバーに、
Drums&Guitar:松藤英男、Guitar:田中一郎、そしてVocal:甲斐よしひろがステージに登場。
一曲目は「ブライトン・ロック」。暮れゆく野音の景色の中に、甲斐のヴォーカルが突き刺さる。
バンドによってお客さんのノリはいろいろと違うけど、“甲斐バンド”の場合はひたすら一緒に唄う。
正直言って最近はあまり聴いていなかったけれど、スラスラと歌詞が出てくるから不思議だ。
40周年ということもあってか、オールタイムベスト的な嬉しいセットリスト。
中でも「バス通り」「裏切りの街角」が続けて演奏されたのは、ちょっとした涙モノであった。
それでも現在進行形の“甲斐バンド”を表現するという意味なのか、
「Blood in the Street」「ランナウェイ・ブルース」という新曲も披露。
なかなかカッコいい曲、これぞ“甲斐バンド”サウンドといった感じのナンバー。
松藤がヴォーカルをとる「グルーピー」、しっとりとした「この夜にさよなら」に続いて、
ライブは終盤に突入。ライブでお馴染みのナンバーが次々と演奏されていく。
「地下室のメロディー」「氷のくちびる」「ポップコーンをほおばって」「翼あるもの」「漂泊者(アウトロー)」、
たまらなく懐かしく燃えるナンバーばかり。もちろん、お客さん全員で唄いまくる。
本編最後はちょっと意表を付いて、「風の中の火のように」でフィナーレ。
アンコールの一曲目は、「HERO(ヒーローになる時、それは今)」。
思えば“甲斐バンド”との出会いはこの曲。時代を超えてカッコいい名曲だ。
それから「観覧車'82」「破れたハートを売り物に」と演奏は続き、ひとまずステージが暗転する。
二回目のアンコール、始まったのは「100万$ナイト」。
“甲斐バンド”のライブのエンディングといえばこの曲。とってもドラマティックな展開。
曲の途中でステージ後方にミラーボールが出現し、ステージと客席を照らし出す。
すっかり闇に包まれた野音の空間を、ミラーボールの光が怪しげに彩っていく。
「アベ・マリア」が流れる中、20時10分にライブはすべて終了。
【セットリスト】
M01. ブライトン・ロック
M02. ランデブー
M03. 港からやってきた女
M04. らせん階段
M05. そばかすの天使
M06. GOLD
M07. ビューティフル・エネルギー
M08. Blood in the Street
M09. ランナウェイ・ブルース
M10. メモリー・グラス
M11. バス通り
M12. 裏切りの街角
M13. 安奈
M14. グルーピー
M15. この夜にさよなら
M16. 地下室のメロディー
M17. 氷のくちびる
M18. ポップコーンをほおばって
M19. 翼あるもの
M20. 漂泊者(アウトロー)
M21. 風の中の火のように
アンコール1
EN1. HERO(ヒーローになる時、それは今)
EN2. 観覧車'82
EN3. 破れたハートを売り物に
アンコール2
EN4. 100万$ナイト
| 固定リンク
« 非常階段「非常階段ニューアルバム "咲いた花がひとつになればよい" 発売記念ライブ」初台 The DOORS | トップページ | 梅津和時 KIKI BAND「JAPAN tour 2014 "15year's Best"」新宿PIT INN »
コメント