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2014年8月24日 (日)

JUN SKY WALKER(S)「J(S)W 真夏のROCK'N'ROLL MUSIC SHOW 2014」日比谷野外大音楽堂

今日は日比谷野外大音楽堂へ、“JUN SKY WALKER(S)”のライブを観に行く。
ジュンスカは、1980年代後半から1990年代にかけて活躍したバンド。
ブルーハーツやユニコーン、アンジー、レピッシュ・・・いわゆるバンドブーム真っ只中の時代。
私は既に社会人になって、目覚まし替わりにアルバムを毎朝聴いていたものだ。
そんなジュンスカは1997年に解散したあと、2007年に再結成して現在に至っている。
再結成してから何度か観に行ったけど、やはり野音で観るジュンスカというのは特別なものがある。
今日は吉祥寺で興味深いライブがあったけれども、究極の選択でこちらを選んだ。
というわけで、開演時間17時ギリギリに会場入り。今日の席はC8列85番。
ステージはちょっと多いけど、まぁそこは野音。どこからでもバッチリと見える。

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17時ちょうど、ビールを買って席に着くと同時に、オープニングのSEが流れる。
Drums:小林雅之、Bass:寺岡呼人、Guitar:森 純太、Vocal:宮田和弥、
そしてサポートのKeyboards:磯貝サイモンというメンツ。
一曲目は「歩いて行こう」。うわぁぁぁ~ いきなりテンションあがるなぁー。
自然とコブシを振り上げ、いつの間にかいっしょに唄ってる。
まさに身体に染みついた音楽、確実に私の一部になっている。
それから「いつもここにいるよ」「夢に向かって」「START」と、大好きなナンバーが続く。
今日はそれほど暑くないのが幸いして、これだけ盛りあがっても汗はかかないので嬉しい。

ライブ中盤はけっこうマニアックな選曲らしくて、聴いたことのない曲が続く。
ここで私はちょっとばかり冷静になって、暮れていく空を見あげてみたりする。
夏の終わりの野音・・・ うるさいほどに鳴いていた蝉の声が、夜とともに秋の虫の声に変わる。
こういうシチュエーションは他の会場では味わえない。やっぱり野音は最高だ。
和弥以外の三人がヴォーカルをまわしていく「しがないロックンローラー」、
「HEAVY DRINKER」「Let’s Go ヒバリヒルズ」「ラットレース~出世狂騒曲~」等の
ライブ定番曲も良かったけど、やっぱり「全部このままで」が始まったところで泣いた。
「過ぎて行く時間だけで、年をとったりしない。希望を失う時、若くても死んでいる。
将来に君がやがてツエをついた時にわかる、そんな事を心配してまでは生きて行けない」
たまらない歌詞だな、こりゃ・・・。
そして、追い打ちをかけるように「すてきな夜空」。
日比谷のすてきな夜空に、すてきなメロディーが溶けて流れて行った。

アンコールに突入し、「何も知らないから」と「青春」を演奏。
ダブルアンコールでは、演奏を始める前に和弥が衝撃の告白。
数日前にぎっくり腰になってしまい、ようやく歩けるようになったばかりなのだそうだ。
そう言われてみると、確かにちょっと動きがぎこちなかったような気がするな。
それでも最後の「MY GENERATION」では見事なジャンプを決め、
2時間15分を超えるライブを見事に締めくくってみせた。

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