石野真子「MAKO Present's SingAct live Summer ~やわらかな幸せ~」渋谷 TSUTAYA O-EAST
今日は渋谷TSUTAYA O-EASTへ、石野真子のライブを観に行く。
真子ちゃんのライブを前回観たのは2006年の暮れになるから、既に8年という月日が経っている。
ずいぶんと空いてしまったのは、タイミングがあわなかったからというのもあるけど、
真子ちゃんがこのところ朗読ライブみたいな事をやっていたからというのも大きい。
朗読もそれはそれで素敵なんだろうけど、やっぱり真子ちゃんの唄声が聴きたいもんね。
今回、歌のライブ“SingAct”が4年ぶりに開催されるということで、迷わずチケットを買ったのだ。
平日だけど社会人にやさしい、19時開場・19時30分開演。
開場時間ギリギリに会場に到着して、整理番号B26番で入場。
フロア後方の一段高くなっているエリアの最前列を確保。なかなかゴキゲンなポジション。
お客さんの年齢層はかなり高め。ギッシリと並べられた椅子は、あっという間にすべて埋まった。
予定より少し遅れて、19時35分過ぎに開演。
ドラム、ベース、キーボード、ギターというオーソドックスな編成のバンドに続いて、
真子ちゃんがステージに登場。あいかわらずキュートで愛らしい笑顔。
親衛隊のみなさんのコールに支えられて、真子ちゃんが唄い出す。
「Life is beautiful」「やわらかな幸せ」、最近の曲もとってもイイんだよな。
ここで真子ちゃんは急にお芝居を始める。「懐かしのアイドル」というテレビ番組の楽屋という設定。
うーん、ちょっと苦手な展開だなぁ~と最初は思ったのだけれど、これが意外とよかった。
石野森真佐子という架空のアイドルが、これまでの歌手生活を回想するというストーリー。
オーディションで唄った「天使のらくがき」から始まり、「狼なんか怖くない」「失恋記念日」
「わたしの首領」「日曜日はストレンジャー」「プリティー・プリティー」「ワンダー・ブギ」
「ジュリーがライバル」「春ラ!ラ!ラ!」といったヒット曲を次々と唄っていく。
お客さんはずっと座ったままだったけど、「わたしの首領」では一斉に“首領ジャンプ”。
真子ちゃんは「立っていいのよー!」と言いたげだったけど、遠慮して座っているファンもまた良かった。
一曲一曲、当時の衣装に見立てた小物を身につけるという演出も、懐かしくて嬉しかった。
だけどそれ以上に良かったのは、単に昔の曲を続けて唄うのではなく、最近の曲と交互に唄っていくところ。
もちろん昔の曲は大好きなのだけれど、現在も定期的に新作をリリースしている真子ちゃんだからこそ、
こういう展開のライブが出来るんだろうな・・・。そしてどちらの曲も、遜色なく素敵な曲ばかり。
はじけるような若さで唄っていたアイドルナンバーと、若さだけではない美しさを備えた最近の曲。
時の流れに逆らわず、素敵に年を重ねてきた感じがして、見ているほうまで嬉しくなる。
ライブ終盤に唄った「恋のサマーダンス」は、過去と現在の中間にあるような雰囲気を感じた。
真子ちゃんの声にいまいち伸びが無いなぁ~と心配していたら、数日前に風邪をひいてしまったとのこと。
だけど唄っているうちに、だんだんと本来の真子ちゃんの声に戻っていた。すげぇー。
アンコール3曲を含めて2時間弱のステージ。ラストナンバーは「GOOD-BYEは出発(たびだち)」。
アイドルらしい盛りあがりを見せるエンディングナンバー。とっても大満足のひとときだった。
【セットリスト】
M01. Life is beautiful
M02. やわらかな幸せ
M03. 天使のらくがき
M04. 私はオレンジ
M05. 狼なんか怖くない
M06. 天使の瞬間
M07. 失恋記念日
M08. わたしの首領
M09. 日曜日はストレンジャー
M10. プリティー・プリティー
M11. 憂鬱の達人
M12. 夏の花びら
M13. ワンダー・ブギ
M14. ジュリーがライバル
M15. 春ラ!ラ!ラ!
M16. clearly
M17. 揺れるカリプソ
M18. 猫は見ていた
M19. My Friend!~旅に出よう~
M20. この夏いただき~恋のサマーダンス
M21. Friend
M22. ご機嫌日和
アンコール
EN1. 金木犀の香る頃
EN2. ロンサム・ロードの赤電話
EN3. GOOD-BYEは出発(たびだち)
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