仲井戸"CHABO"麗市「つ、ついに I'm Sixty-Four CHABO SOLO 64」SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
本日10月9日は、CHABOの誕生日。64歳なんだね・・・感慨深い。
それを記念して今日から三日間、毎年恒例のBirthday Liveが行われる。
何故だかいつもに増して楽しみで、朝からソワソワドキドキワクワク。
仕事なんてしてる場合じゃな~い!ということで、16時に仕事を切りあげていったん帰宅。
清志郎とCHABOのツーショットのTシャツ、リンコさんのブレスレット、CHABOをとりまく
いろいろな人の“気”を身にまとって、ライブ会場のSHIBUYA PLEASURE PLEASUREへ。
しばらく友達と談笑してから会場入り。物販でさんざん迷った挙句、ワインカラーのTシャツを購入。
すっかり定番となっているガチャガチャは、今回からアルバムジャケットの缶バッジ。
二回チャレンジして、「CHABO'S BEST vol.1」と「PRESENT #2」をゲット。
今日の席は、1階E列1番。ステージ下手の一番左端。ステージからはかなり近い。
予定より少し遅れて、19時35分過ぎに開演。
“The Beatles”の「When I'm Sixty-Four」が流れる中、いつものようにCHABOがステージに登場。
オープニングは「ノンシャラン」。いつもよりちょっと早めのテンポでの演奏。
誕生日にまつわる話をしたあと、“The Beatles”のカバーで「When I'm Sixty-Four」。
リズムボックスをバックに唄った「キューバの唄」は、何故だか演歌調でコブシをまわしまくり。
「この時期にしかやれない」という“RCサクセション”の「甲州街道はもう秋なのさ」。
Patti Pageのカバー「The Tennessee Waltz」は、アコギのカラオケをバックに唄い、
間奏のスライドギターだけをナマで弾くという新しい試み。
それから「新宿組曲」と題して、新宿にまつわる作品を続けて披露。
ギターに深いディレイを効かせて「花園神社」を朗読し、続けて「エピローグ」を唄う。
「アルバム『絵』のライナーノーツ」のリーディングのあと、「My Home Townの夜に」を弾き語る。
過去から現在に至るまで、新宿という街に対するCHABOの想いを垣間見ることが出来た。
昨日の月食が赤かったという話から、それでは青い月を・・・ということで「BLUE MOON」。
いきなりコーラスパートから始まるという大胆なアレンジにちょっとビックリ。
それまでの静寂を突き破るように「打破」。ここで会場の空気が一気に変わる。
その空気を受け止めるように、本編最後は「My R&R」。何故だかいつも以上に胸にグッと来た。
アンコール、CHABOが話していると突然“The Beatles”の「Birthday」が流れ出し、
山口 洋が花とロウソクで彩られたギターレプリカを運び込み、CHABOの誕生日をみんなでお祝い。
「ティーンエイジャー」をみんなで唄ってから、ファーストアルバムから「月夜のハイウェイドライブ」。
原曲そのままのアレンジでの演奏、リバーブの効いたギターが美しかった。
それからJohn Lennonの「Oh My Love」をギターでつま弾いたあと、
Paul McCartneyが作った“The Beatles”の「The Long And Winding Road」をカバー。
「ガルシアの風」は全編ポエトリーリーディング。バックにはCharlie Hadenの「Shenandoah」が流れる。
そのままインストの「9月の素描」へと続いて、本日の演奏はすべて終了。
と思いきやCHABOは「BLUE MOON」を再び弾き出し、お客さんといっしょにハミング。
「歌でも口ずさんで、元気にやってくれー!」と叫ぶCHABOが印象的だった。
SE「What A Wonderful World」のあと、再び「When I'm Sixty-Four」が流れてライブは終了。
実に2時間40分を超えるステージであった。
今日のライブは、一言で言うと「前向き」。
8月のMANDALAでのライブがものすごく内省的・・・というよりも“死”をテーマにしていた
ように感じたので、今日のライブがどうなるのか実はちょっと心配していた。
だけどCHABOが選んだのは、“前に向かって進んでいくこと”だったようだ。それが嬉しい。
数々の新しい試みがあったのも、その意志の表れのような気がした。
使用したギターはチェットアトキンスSSTとCE、それと何本かのアコースティックギター。
エレキを一切弾かなかったというのも、けっこう珍しいパターンなんじゃないかな?
3daysということもあって、BANDとの差別化を図るためなのかな?とも思った。
ライブ後はいつもの仲間で打ち上げ、いつもどおりに楽しいひととき。
乾杯するみんなの腕には、RCサクセションのリンコさん作の魔除けの腕輪。
いろんな仕事をしていて、それぞれの生活を送っている人達だけど、
“RCサクセション”というキーワードで繋がっていることを再確認。
終電の時間で徐々に人数が減り、いつものように午前様。
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