« 10月のはじまり | トップページ | 翻弄されまくる日々 »

2014年10月 2日 (木)

BOSTON「HEAVEN ON EARTH TOUR」日本武道館

今日は日本武道館へ、BOSTON「HEAVEN ON EARTH TOUR」を観に行く。
“BOSTON”は1979年以来、実に35年ぶり二度目の来日公演となる。
35年ってねぇー、四半世紀を軽く超えてしまっているわけですよ。
私だってまだまだ子供ってな年齢、FMラジオからエアチェックして聴いてた時代。
素敵なバンドの音楽がラジオから流れてきて、海の向こうに想いを馳せたものだ。
“BOSTON”はそんなバンドのひとつ。SPACYでキラキラしたサウンドが大好きだった。
そんな“BOSTON”がまさかの再来日、これはもう行くしかないでしょう。

20141002_1755b

というわけで仕事を早めに切り上げ、18時前には会場の日本武道館に到着。
いつのまにか日が短くなって、あたりは既にどっぶりと闇に包まれている。
グッズ売場は長蛇の列。ボストンのボストンバッグ(笑)に惹かれながらも、今日のところは我慢。
しばらく北の丸公園を散策してから、18時45分ごろ会場入り。
今日の席は、1階西G列37番。ステージ向かって左寄り、なかなかの好ポジション。
武道館はやっぱり1階席に限るなー。意外とステージが近いので、観やすいから大好き。

開演予定時間の19時になっても始まらず、館内は次第に焦れてヒートアップしていく。
その空気が最高潮に達した19時20分ごろ、ようやくステージが暗転。
まずはステージ中央にスポットライトがあたり、Tom Scholtzのギターソロ。
そしてバンドが一曲目の「Rock n' Roll Band」の演奏を始めると、
ステージバックの巨大スクリーンには宇宙船BOSTON号の飛び立つ姿が映し出される。
それからSPACYでドラマチックなアメリカン・プログレ・ハードの世界が繰り広げられていく。
ちょっとばかり大味な感じは否めないけれど、爽快な味わいはやっぱり病みつきになる。
ステージバックの巨大スクリーンが、演奏をさらにドラマチックに盛りあげていく。

バンドは、Drums:Jeff Neal、Bass:Tracy Ferrie、Guitar,Keyboards:Gary Pihl、
Guitar,Keyboards:Kimberley Dahme、Vocal,Keyboards:Tommy DeCarlo、
そしてVocal,Guitar,Keyboards:Tom Scholtzというラインナップ。
当然ながらTom Scholtzの独壇場。ギター、キーボード、ヴォーカルと、八面六臂の大活躍。
だけど他のメンバーもなかなかのテクニシャン揃いで、それぞれに見どころを作る。
ドラムはハードロック寄りな感じで、ベースはやたらと派手なパフォーマンス。
フロントのメンバーは、ベース以外全員キーボードとヴォーカルも担当。
ヴォーカルは近所の兄ちゃんが唄ってるという雰囲気だけど、声自体はよく出てる。
ギターはそれぞれに上手くって、Tom Scholtzとのからみが抜群に決まってる。
ライブ中盤にはVocal:Siobhan Magnusが加わり、華やかなRockShowに華を添える。
代表曲の「Don't Look Back」や「More Than a Feeling」がわりと早い段階で演奏されて
「このあとどうなるんだろう~?」と思ったけど、ダレることなく最後まで走りぬけたところはサスガ。
アンコール含めておよそ1時間50分のステージ、21時10分ごろ終了。

【Setlists】
M01. Rock n' Roll Band
M02. Smokin'
M03. Feelin' Satisfied
M04. Last Day of School
M05. Life, Love & Hope
M06. Peace of Mind
M07. Long Time Segue
M08. Cool the Engines
M09. Surrender
M10. Don't Look Back
M11. Something About You
M12. Amanda
M13. The Launch
M14. More Than a Feeling
M15. "E" JAM
M16. "String" Segue/New World
M17. To Be a Man
M18. Walk On~Get Organ-ized~Walk On (Some More)
M19. Foreplay/Longtime

Encore
EN1. I Think I Like It
EN2. Party

|

« 10月のはじまり | トップページ | 翻弄されまくる日々 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 10月のはじまり | トップページ | 翻弄されまくる日々 »