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2014年11月 4日 (火)

CJ RAMONE「JAPAN TOUR 2014」渋谷 CLUB QUATTRO

今日は渋谷 CLUB QUATTROへ、CJ RAMONEのライブを観に行く。
CJ RAMONEは、ニューヨークパンクの代表格“RAMONES”の二代目ベーシスト。
“RAMONES”のオリジナルメンバーは21世紀になって次々と他界してしまい、
もう二度とナマで観ることは出来ない・・・。そこでCJ RAMONEである。
そうは言っても他のメンバーは誰一人として“RAMONES”ではないわけだし、
どんなものかなぁ~と複雑な思いを抱きつつも、会場へと足を運んだ。
19時開演ということで、けっこうギリギリの時間に会場入り。
“RAMONES”のポスターやグッズのプチ展示会を眺めながらフロアへと進む。
フロアは予想以上にたくさんの人でビッチリと埋まっている。
ステージ前はあきらめ、上手の一段上のフロアから観ることにした。
DJが爆音でかけまくる“RAMONES”のナンバーが途切れると、
フロアからは「HEY HO, LET'S GO!」のシュプレヒコールが湧きあがる。

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すっかり出来あがった雰囲気の中、19時10分過ぎにメンバーがステージに登場。
ステージ後方の一段高いセットにドラム、ステージ両サイドにふたりのギター、
そしてステージ中央のスタンドマイク前に、ベースを低めに構えたCJ RAMONE。
オープニングは「BLITZKRIEG BOP」。いきなりのキラーチューンにフロアは大騒ぎ。
それからファーストアルバム「ラモーンズの激情」のナンバーを、収録順どおりに演奏。
「BEAT ON THE BRAT」「JUDY IS A PUNK」I WANNA BE YOUR BOYFRIEND」・・・
何十回と聴いたこの曲の流れを、こうしてナマで観られるという幸せ。こりゃあ、たまらん。
CJ RAMONEのヴォーカル、これがまたなかなか良いんだなぁー。
もちろんJOEY RAMONEのふにゃふにゃしたヴォーカルが一番だけれど、
CJ RAMONEのストレートな唄いっぷりも“RAMONES”の世界に合ってる。

一曲の演奏時間は当然短いので、「ラモーンズの激情」のナンバーだけでは30分で終わってしまう。
だからライブ後半に入ると、その他のアルバムからのナンバーも次々に飛び出す。
「PSYCHO THERAPY」「SHEENA IS A PUNK ROCKER」「ROCKAWAY BEACH」、
どの曲も“RAMONES”の得意とするストレートなPUNKナンバー。
PUNKという初期衝動・・・ シンプルでストレートで、聴いているだけで楽しくなってくる。
ステージ前のモッシュピットはものすごいことになってるけど、みんな笑顔で暴れてる。
1976年に生まれた“RAMONES”の魂は、形を変えて2014年の現在に生き続けている。
本編最後はもちろん「PINHEAD」。「GABBA GABBA HEY!」のプラカードが掲げられる。
「HEY HO, LET'S GO!」のシュプレヒコールの中、ライブはアンコールに突入。
「GLAD TO SEE YOU GO」「CRETIN HOP」「CALIFORNIA SUN」の“RAMONES”ナンバーに続いて、
ラストの曲は「R.A.M.O.N.E.S」。あの“MOTERHEAD”が“RAMONES”に捧げたナンバー。
このあたりのとんちの効かせ方がまたパンク。もう言うことは何もない。
1時間15分ほどのライブだったけど、ホントに楽しくて最高のライブだった。
客電が灯いてからも、「HEY HO, LET'S GO!」のシュプレヒコールはなかなか鳴りやまなかった。

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