野呂一生, 渡辺香津美&リー・リトナー「Fusion Festival in Tokyo vol.1」豊洲PIT
今日は豊洲PITへ、「Fusion Festival in Tokyo vol.1」を観に行く。
豊洲PITは、この10月17日にオープンしたばかりのライブハウス。
「PIT」は“Power Into Tohoku!”の略で、
東日本大震災における被災地復興支援活動のひとつなのだそうだ。
しかし個人的には、なんと言っても職場から近いというのがポイント。
今日も18時20分ごろ職場を出て、18時40分ごろには会場に着いていた。
会場全体の雰囲気は、なんとなく今は無きSHIBUYA-AXを思い出してしまった。
ドリンクカウンターの隣には、おでん・とり唐揚・天むすの屋台が出ている。
まぁ周辺には何もないから、こういうのも必要なのかな~と思う。
フロアは思っていた以上に広い。今日は着席で、横50席・縦25列(正確には1,336席)。
スタンディング時3,103名というのは、ZeppTokyo:2,709名、ZeppDivercityTokyo:2,473名、
赤坂BLITZ:1,418名、SHIBUYA-AX:1,697名に比べても格段にデカい。
2階席はないワンフロア、若干の段差はあるものの、後方からはかなり観にくいだろうな。
今日の席は、11列31番。ちょうど段差のところの最前列なので、ステージがよく見える。
予定より少し遅れて、19時05分ごろ開演。
Drums:則竹裕之、Bass:清水 興、Keyboards:安部 潤という強力なバンドをバックに、
野呂一生、渡辺香津美、リー・リトナーという三人の名ギタリストの共演。
その光景を観てるだけであまりにも豪華で、なんだか幸せな気分になってくる。
一曲だけ三人でプレイして、それからそれぞれのソロコーナーとなる。
まずは野呂一生のコーナー。「ASAYAKE」から始まり、いきなりの盛りあがり大会となる。
あいかわらずのノリというか、一貫したスタイルを貫き通しているという感じだな。
最後の一曲は渡辺香津美が加わってのセッション。これがまた強烈。
則竹裕之と清水 興との強力なリズム隊をバックに、自由自在に弾きまくる姿は圧巻。
30分ほどで野呂一生のコーナーは終わり、続いて渡辺香津美のコーナー。
JAZZっぽいインプロビゼーションが延々と繰り広げられ、そのテクニックに目が釘付け。
やっぱり香津美のギターはすごい。指の動きがものすごく滑らかで速い。
こちらも途中でリー・リトナーが加わって、一曲だけふたりでセッション。
そのまま続いて、リー・リトナーのコーナーへ。
リー・リトナーは、レスポールのゴールドトップを抱えての演奏。
最初はそれほどでも無いと思ったのだけれど、次第に超絶テクニックが炸裂し出す。
難解なフレーズを延々と繰り返す様子は、ほとんど神憑って見えた。
野呂一生とのセッションを一曲交えて、最後は再び三人揃っての演奏。
アンコールは一曲。時間はそれほど長くないと思ったのに、気がつけば2時間半が過ぎていた。
一生懸命熱中して観ていたので、本当にあっという間に感じた。
帰りはいつもの通勤経路とまったく同じ電車に乗って、幡ヶ谷まで戻る。
明日はゆっくり出社ということもあり、「みやび屋」でのんびりとグラスを傾ける。
ニューヨークの国連本部総会議場で清志郎の「イマジン」が流れるというので、
ユニセフ「イマジン・プロジェクト」のストリーム中継を固唾を飲んで見守る。
時間が押したからという理由で、けっきょく清志郎の映像は流れなかったけど、
みんなで気持ちをひとつにすることが出来たので嬉しかった。
けっきょく1時過ぎまで飲んで、ブラブラと歩いて帰宅。
| 固定リンク
コメント