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2014年11月16日 (日)

HARRY「HARRY TOUR 2014」長野ライブハウスJ

今日はHARRYのライブを観るため、長野へ久しぶりの遠征。
長野へ行くのは昨年の今頃、HARRYのライブを観に行って以来。
去年と同じ感覚で新幹線に乗ろうとしたら、ダイヤ変わったようで東京駅で30分も待たされる羽目に。
もともと無計画な旅だから、まぁ~こんなことがあっても仕方が無いかな・・・。
というわけで、けっきょく12時24分発の新幹線に乗って長野へと向かう。
日曜日のこの時間ということもあり、自由席でも全然余裕で座れた。
ちょうど昼飯時だったので、シウマイ弁当をパクつきながらビールをグビグビ。
14時02分に長野駅に到着し、ひとまず今夜の会場:ライブハウスJへ行ってみる。
リハーサルの音が漏れ聞こえてきて、期待感が一気に高まってくる。

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それから長野電鉄長野線に乗って、善光寺下駅を目指す。
しかし、長野に地下鉄があるとは知らなかった・・・。誰も居ない駅はちょっと怖い。
地上にあがって、ブラブラと歩いて善光寺へと向かう。
ちょっぴり肌寒いけれど、歩き出すとちょうどいい塩梅になる。
善光寺はとってもたくさんの人で賑わっている。人混みを避けて裏へと廻る。
黄色く色づいた銀杏や真っ赤に染まったもみじが、秋を感じさせてイイ。
寛慶寺というお寺をみつけて入ってみる。こちらは静かで落ち着く。
ちょっとした穴場だなー。こいつはイイや。
せっかくなので野沢菜入りの“おやき”を買って、パクつきながら長野駅前へと戻る。

そろそろライブの時間が近づいてきたので、再びライブハウスJへ。
整理番号4番でドキドキしていたのだけれど、ファンクラブチケットが50番あってその後だと。
予定どおり16時30分に開場してフロアへ入ると、スペースにはまだけっこう余裕がある。
ステージ下手の4列目に陣取る。前がすべて女子だったので、ステージがよく見える。
ほど良い感じの混み具合、今日はとってもいいライブになりそうな予感。

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予定どおり17時ちょうどに開演。
Drums:ZUZU、Bass:JAMES、Vocal&Guitar:HARRY・・・ たまらない顔ぶれだ。
オープニングは「RUN SILENT, RUN DEEP」。HARRYのテレキャスカスタムが良い音を奏でてる。
それからほとんどノンストップで、次から次へとひたすら曲を演奏していく。
あいかわらずHARRYは仏頂面だけれど、時折り隠しきれない笑みが浮かんで機嫌は良さそう。
ZUZUはあいかわらずクールな感じで、タイトでパワフルなビートを刻んでいく。
JAMESは時に身体を激しく動かしながら、ぶっとい音でベースをブンブンうならせている。
そんな強力なリズム隊をバックに、HARRYはテレキャスカスタム、レスポールJr、
GibsonS1、ファイヤーバードなどを弾きこなす。張りとコシがあって、めちゃめちゃ良い音だ。
トリオのバンドはどうしても音が薄く感じるときがあるけど、今日は全くそれを感じない。
ドラム、ベース、ギターのバランスが最高に良くって、のびのびと演奏されている。

このメンバーだとどうしても思い浮かべてしまうのが“The Street Sliders”。
だけど今夜のライブは、ZUZU+JAMES+HARRYという新しいバンドの音が聴こえた。
4人編成・ツインギターのスライダースではなく、トリオ編成・シングルギターの新しいバンド。
これが現在のHARRYのやりたい事なんじゃないかな?と、ちょっとだけ思った。
まぁ、1ファンが勝手に思い浮かべた、根も葉もない想像でしかないのだけれど。
「サンキュー!」「うしろ聴こえる?」・・・ HARRYが発した言葉はほぼそれだけ。
あとはひたすら曲を演奏して、ひたすら聴かせ続けると言うスタイル。
曲と曲との間の緊張感が、独特な空気を醸し出している。
20曲以上その高いテンションをキープしたまま、本編は終了。

アンコールで再びステージに登場するまでかなり時間がかかったので、
「ひょっとしてアンコール無しか?」とやきもきしたけど、無事にメンバーがステージへ。
HARRYは赤い帽子をかぶって、衣装までチェンジしての登場。
「徒花」に続いて、スライダースのナンバー「おかかえ運転手にはなりたくない」。
途中でギターのストラップがはずれて、会場の空気が一気に張りつめる。
だけどHARRYは何事も無かったかのようにギターをおろして、
ドラムとベースだけをバックに唄い続ける。それに呼応して、お客さんも大合唱。
まさにライブならではのハプニング・・・ ちょっと感動してしまった。
こうして19時10分ごろ、ライブはすべて終了。

せっかく長野へ来たことだし、時間もまだ早いので飲んでいくことにする。
去年入ったことのある「大久保西の茶屋」で、地元の名物を肴に飲み出す。
野沢菜てんぷら、信州サーモン刺、いなご佃煮、そしてシメはざるそば。
ビールと美味しい地酒を飲みながら、のんびり楽しむことが出来た。
帰りは21時06分発の新幹線に乗って、22時44分に東京駅へ戻ってきた。

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