カルメン・マキ「45周年記念VOL.2 《アングラSIDE》」ザムザ阿佐ヶ谷
今日はザムザ阿佐ヶ谷へ、「カルメン・マキ45周年記念VOL.2 《アングラSIDE》」を観に行く。
カルメン・マキのデビュー45周年記念ライブ、11月の《ROCK SIDE》に続く《アングラSIDE》。
早々にソールドアウトになったと聞いて諦めていたのだけれど、
ちょっと前にチケットぴあを見たらラッキーなことに売っていたので迷わず購入。
11月の《ROCK SIDE》は“カルメン・マキ&OZ”の再結成がたまらなく嬉しかったけど、
今回の《アングラSIDE》はいったいどんなことになるのか?楽しみにして出かける。
阿佐ヶ谷はむかし友達が住んでいたときはよく来たけど、すっかりご無沙汰で久しぶりの来日。
早めに行ってあたりをブラブラすると、なんだか懐かしい雰囲気の通りが多くて嬉しい。
開場時間の18時にあわせて会場へ。整理番号121番だったけど、番号と関係なく来た順に入場。
階段状の客席はお客さんで既にイッパイだったけど、ステージ上手の最前列に落ち着く。
こじんまりとした会場なので、最前列というよりもほとんどステージの一部という感じ。
こんな至近距離でカルメン・マキを観られるなんて、ちょっとばかり緊張する。
予定より少し遅れて、18時35分ごろ開演。
Drums:佐藤正治、Bass:西嶋 徹、Piano:清水一登、Guitar:桜井芳樹、Violin:太田恵資
というメンバーのバンドをバックに、カルメン・マキさんが登場して唄い出す。
一曲目は「時には母のない子のように」。やはりこの曲がマキさんの原点なのかな?
本日は二部構成で、第1部は寺山修司作品を中心とした初期のレパートリー。
《アングラSIDE》というタイトル通り、ちょっと暗めだけど胸にズシリとくるナンバーが続く。
芝居がかった動きを交えながら、淡々とした感じでひたすら唄い続けるマキさん。
ウッドベースやピアノを入れたアコースティック編成だけど、とりわけバイオリンが効果的。
深い海の底で聴いているような気持ちになるぐらい、どっぷりとその世界に浸ることが出来た。
最後にゲストのGuitar:春日博文とKeyboards:Dr.kyOnが加わって一曲演奏。
こうして第1部はおよそ40分間の演奏で、19時15分ごろ終了。
休憩時間をはさんで、第2部は19時30分ごろ始まる。
まずはGuitar:春日博文とKeyboards:Dr.kyOn、そしてマキさんと三人での演奏。
一時期このメンバーでツアーを廻っていたそうで、そいつは観たかったな。
kyOnはいつもの雰囲気だったけど、ハチがあんなにニコニコして演奏しているのは初めて観た。
なんだかんだ言っても、やっぱりとてもいい関係なんだろうな。。。
二曲ほどで再びバンドメンバーを加えての演奏となる。そのときに演奏されている曲・・・。
インストで循環させる感じだったけど、これは間違いなく清志郎の「約束」。
マキさんは「清志郎くんが作ってくれた曲」と言い、「ムーンビーチの砂の上」を唄う。
ライブが佳境に入るに従って、演奏も次第に熱を帯びてくる。
アコースティックからだんだんRockな雰囲気になり、座っていたメンバーも立ちあがっての演奏。
ラストの「Lily Was Gone With The Window Pain」は、先日の《ROCK SIDE》でも演奏されてたな。
アンコール、「これからも唄っていくけど、少しペースを落としてやっていきたい」とマキさん。
「いつまでも」を唄いあげたあと、「Over The Rainbow」をちょっと変わったアレンジで披露。
21時ごろ演奏はすべて終了。だけどアンコールの拍手は、いつまでも鳴りやまなかった。
せっかくの阿佐ヶ谷なので、駅前の「ととや」で飲んでいくことにする。
この店は魚屋さんがやっているというだけあって、生牡蠣や刺身が美味い。
23時近くまで飲んで、それから「キッチン男の晩ごはん」という店でシメ。
ナポリタンを注文したら、異常に量が多くて参った・・・。こりゃ太るわな。
本当はバスで帰りたかったのだけれど、早々に終わっていたので電車に乗って帰宅。
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