石橋 凌「Neo Retro Music 2015」お台場 Zepp Divercity TOKYO
今日はお台場 Zepp Divercity TOKYOへ、石橋 凌「Neo Retro Music 2015」を観に行く。
石橋 凌のライブを前回観たのは、2012年12月! もうそんなに前になるのかー。
でもその間にCHABOとのジョイントやイベント、先日のインストアがあったわけだが。
兎にも角にも期待に胸を膨らませつつ、ゆりかもめに乗ってお台場方面へ。
Zepp Divercityへ行くときはどの駅で降りたらいいのか?と悩みつつ、
お台場海浜公園駅で降りてみる・・・ 結果、失敗。台場駅で降りるのがベストなのね。
開演時間まではけっこう余裕で現地入りしたのだけれど、会場入り直前に突然の腹痛。
ライブを観るには最悪のコンディション。それでも気合で臨戦態勢をとる。
今日の席は、1階K列21番。ステージ真正面の11列目、かなりの好ポジション。
ここはステージがかなり高いので、視界を遮られずによく見える。
予定より遅れて、19時05分過ぎに開演。
日本語ヴァージョンの「AFTER '45」が流れる中、Keyboards:伊東ミキオが「最果て」を弾き始める。
そしてシブい雰囲気でキメた凌が、ステージにあがって唄い出す。変わらない・・・ それが嬉しい。
次にGuitar:藤井一彦が加わって「待合室にて」。いきなりアコースティックなステージ。
そして更にBass:渡辺圭一、Drums:池畑潤二が加わっての「縁のブルース」。
じっくり聴かせるナンバーの連続・・・。意表を突いた展開だけど、これが今の石橋 凌の世界だ。
凌は「前半は音をじっくりと楽しんで欲しい」と言い、Sax:梅津和時をステージに呼び込む。
そして「乾いた花」「TOKYO SHUFFLE」「Heavy Days」と、“ARB”ナンバーを続けて披露。
なんだかんだ言っても、やっぱりこのあたりは鉄板。すーっと気持ちの中に唄が入って来る。
それからニューアルバム「Neo Retro Music」や「表現者」からのナンバーを次々に唄っていく。
「ヨロコビノウタを!」から凌のお許しが出て、お客さん全員スタンディングでのライブとなる。
恒例のエッグシェイカー投げ入れもあり、会場全体でシンギング&シェイキング。
そしてステージにはホーンセクションが登場。Trumpet:渡辺隆雄の姿も見える。
梅津さんと渡辺さん、その並びを見ているだけでなんだか安心する。
「駄馬のいななき」「Dear My Soulmate」「抵抗の詩」、どの唄もFunkyでソウルフル。
とっても贅沢なソウルショーを見ているような感じで、これもまた凌の新しい一面なのかもしれない。
それから超盛りあがりRockナンバーの「ダディーズ・シューズ」「Route66」、
こんな時代だからこそ「喝!」、そして“ARB”ナンバーからまさかの「Do It! Boy」。
流れるような展開の中、本編を締めくくったのは「AFTER '45」の英語ヴァージョン。
歌詞を味わえなくなってしまった分、曲の良さが際立ったような気がした。
アンコール、まずは伊藤ミキオのピアノと梅津さんのサックスのみをバックに「魂こがして」。
このアレンジも確かにいいけど、オリジナルのアップテンポでも聴いてみたいものだ。
それから「R&R AIR MAIL」「ピカドンの詩」とアッパーな曲を続けて演奏し、ステージは再び暗転。
アンコールに応えて登場した凌は、「リハーサル中に聞いた悲しい出来事」について話す。
それはシーナのこと・・・。鮎川から電話があって、4月7日の追悼イベントに出演することになったと。
そしてここでなんと鮎川 誠がステージに登場。鮎川は「世界で一番悲しい男」と自己紹介。
「ロックンロールで元気出そうぜと凌が呼んでくれた」と言って、「Johnny B. Goode」をプレイ。
どんなことがあってもロックンロールは不滅。鮎川のブラックレスポールは相変わらずイイ音してる。
続いて「Stand By Me」。なんとまぁ、胸を熱くする選曲。「オレのそばにいてくれ」って、ねぇ・・・。
そして「Got My Mojo Workin'」をセッションして、二回目のアンコールは終了。
三回目のアンコール、バンドをバックに唄い出したのは「What A Wonderful World」。
これが・・・すごく良かった。この曲のカバーを聴いて、こんなにしっくりと来たのは初めて。
梅津さんのバスクラリネットもイイ味出してたし、なんだかとっても幸せな気分になった。
ラストナンバーは「パブでの出来事」。Funkyにハジけて、演奏は21時50分過ぎに終了。
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