仲井戸"CHABO"麗市×カルメン・マキ「Debut 45th Anniversary ACTION #2 Duet:Ladys & Gentleman」南青山MANDALA<day-1>
今日は南青山MANDALAへ、仲井戸"CHABO"麗市のライブを観に行く。
「Debut 45th Anniversary ACTION #2 Duet:Ladys & Gentleman」と題された今回のライブ、
3月の新谷祥子との「ACTION #1」に続いて、カルメン・マキを迎えての2daysライブだ。
CHABOとカルメン・マキ・・・この二人が共演するというだけで、期待はつのるばかり。
心はずませながら、開場時間の17時ちょっと前に会場へ到着。
ほどなくして時間通り開場し、入場整理番号091で入場。
予定より少し遅れて、18時10分ごろ開演。
“The Dave Clark Five”の「Because」が流れる中、“司会の”CHABOがステージに登場。
カルメン・マキとの久しぶりの再会から、今回のライブに至るまでの経緯をひとしきり説明。
そして満を持してという感じで、カルメン・マキがステージに呼び込まれる。
Guitar:桜井芳樹、Bass:西島 徹をバックに、“Bee Gees”の「To love somebody」を唄い出す。
圧倒的な唄・・・なんて言うのだろう? まったく力まずに発せられる声がものすごいのだ。
そのすごさは2月のザムザ阿佐ヶ谷で充分思い知らされたはずなのに、
こんな至近距離で目の当たりにしてしまうと、ただただ息を飲んで見つめるばかりだ。
二曲目は“Traffic”のカバーで「No face, No name, No number」、
そのあとは「BAR FLY」「望みのない恋」「てっぺん」「デラシネ」とオリジナルが続く。
ギターの桜井さんはもともとJazzの人なのかなぁ~? 弾き方と音色がちょっと違って聴こえる。
西島さんのウッドベースとともに、ドラムレスとは思えない迫力でビートを刻んでいく。
マキさんパートは、リクオの「ソウル」でフィナーレ。ちょうど1時間のステージ。
セットチェンジをはさんで、19時15分過ぎからCHABOのステージが始まる。
「you gotta move」でシブく始まり、ちょっとばかり久しぶりの「Good Day」。
アップテンポに生まれ変わっていたけど、個人的にはほんわかした原曲アレンジの方が好き。
続く“古井戸”の「春たけなわ」も、リズムボックスをバックにした明るいアレンジ。
恒例となっている共演相手の曲を演奏するコーナーでは、マキさんの「記憶の海」をリーディング。
CHABOは「RCを一曲。どっぷり重たいのやるよ」と言って、「GLORY DAY」を演奏。
あまりにも意外な選曲に「おぉーっ!」と漏らすと、「ホントー?」と嬉しそうに笑うCHABO。
「何のアルバムに入ってたんだろうね?」としきりに言ってたけど、「ハートのエース」に入ってます。
続いてPaul McCartney来日の話をはさんで、「The Long And Winding Road」を日本語で弾き語り。
「やせっぽちのブルース」を激しく唄ったあと、CHABOが27歳のとき書いたという「いつか笑える日」。
この曲を聴くのは本当に久しぶり。胸にグッと迫ってきて、思わず涙ぐんでしまった。
マキさんと清志郎との想い出話を話したあと、本編ラストは「夜の散歩をしないかね」。
今夜のライブは、清志郎もきっと楽しみにしていたんだろうね・・・。
アンコール、ステージに戻ったCHABOは、桜井さん、西島さん、マキさんをステージに呼び込む。
そして始まったのは「時計を止めて」。言わずと知れた伝説のバンド“ジャックス”の曲。
“古井戸”時代にこの曲を演奏していたそうで、マキさんが唄っているのを知って嬉しかったとのこと。
寺山修司作品の「戦争は知らない」を演奏したあと、清志郎が書いた「ムーンビーチの砂の上」。
マキさんとCHABOがこの瞬間にこの歌をいっしょに唄っているとは・・・なんだか感慨深い。
一曲終わるごとにアンコールのような拍手が沸き起こり、いつもとはちょっと違った雰囲気。
続く「ガルシアの風」は、CHABOがヴォーカルをとってマキさんがコーラスをかぶせるアレンジ。
5日の下北沢GARDENでは金子マリとのバージョン、今日はカルメン・マキとのバージョン、
「ガルシアの風」を一週間のうちに全く違うバージョンで聴くことが出来るとは思わなかった。
そして更にもう一曲、桜井さんのギターが聴き覚えのあるイントロを奏で出す。
「それはスポットライトではない」・・・この曲はとにかく大・大・大好きな曲。
5日にマリちゃんも唄っていたっけ。マキさんヴォーカルのこの曲もまたイイ。
SE「What A Wonderful World」が流れ、21時05分ごろライブは終了。
ライブ終了後は、友達と打ち上げ。
いつもとは店を変えて、道を渡ったところにある「わたみん家」へ行ってみる。
なかなか悪くはないけれど、なんでもかんでもスモークしてあるのには驚き。
いつものようにあーだこーだ言いながら、楽しいひとときを過ごす。
24時前にはおひらきにして、渋谷からタクシーに乗って帰る。
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