リクオ「HOBO CONNECTION 2015」横浜 THUMBS UP
今日は横浜 THUMBS UPへ、「HOBO CONNECTION 2015」を観に行く。
リクオが主催するお馴染みのこのイベント、本日は「Good Music Good Singing YOKOHAMA」と題して、
仲井戸"CHABO"麗市、友部正人、T字路sがゲスト出演する。
横浜までは千代田線で明治神宮前駅まで出て、副都心線から直通で東横線というルート。
乗り換えは少なくてとっても便利なんだけど、距離的にはやっぱり遠く感じるなぁ~。
開場時間の17時に合わせて出かけたけど、到着がギリギリになってしまった。
とりあえず受付でチケットを受け取り、整理番号40番で入場。
フロアはほどよく埋まって、いつもながらにイイ雰囲気。
開演予定時間の18時ピッタリに演奏がスタート。
まずはリクオが挨拶したあと、“T字路s”をステージに呼び込む。
“T字路s”は、Vocal&Guitar:イトウタエコ、Bass:篠田智仁から成るデュオ。
イトウタエコはソウルフルなヴォーカルが印象的。ちょっとばかりうつみようこを思わせる。
リクオも言っていたが、オリジナル曲もイイけどカバー曲もまたすごくイイ。
中でも「愛の讃歌」は、ソウルフルで説得力があり鳥肌が立ってしまった。
ここで“T字路s”は退場し、入れ替わりにペダルスチールギターの宮下広輔がステージに。
ペダルスチールギターを弾いているのを、これだけ真近で観るのは初めて。
宮下さんはまだけっこう若いと思うのだけれど、ものすごくBluesyなプレイを聴かせる。
リクオと宮下さんとで何曲か演奏したあと、友部正人がステージに登場。
あいかわらず朴訥とした雰囲気の友部さん、帽子をかぶってちょっとばかりオシャレ。
友部さんは「楽屋でCHABOが『いい曲だね』と言ったから」ということで「弟の墓」を演奏。
そしてここでCHABOがステージに登場。リクオ、友部さん、CHABO、三人揃うのは25年ぶりとの事。
CHABOはマンドリンを弾き、「Don't Think Twice It's All Right」をセッション。
こんなところでマンドリンを弾くCHABOが観られるとは・・・こいつはかなりラッキーだな。
三人でもう一曲セッションしてから、CHABOのソロコーナーに突入。
CHABOは昨日のPaul McCartneyの日本武道館公演へ行けなかったことをしきりに嘆きつつ、
「祝祭」「DAYDREAM」「HARVEST MOON」「I Must be in a Good Place」と、カバー曲中心の選曲。
中でも「HARVEST MOON」は、宮下さんのペダルスチールギターが見事にハマって素敵だった。
「BLUE MOON」でリクオと宮下さんと激しいバトルを繰り広げたあと、
Sam Cookeのカバーで「Bring it on Home to Me」。歌詞は友部さんの訳というところがミソ。
いつものようにリクオが「アイノウタ」で盛りあげたあと、友部さんが「僕は君をさがしにきたんだ」を唄う。
そして本編は「いい事ばかりはありゃしない」をみんなで唄ってフィナーレ。
アンコール、まずはリクオと“T字路s”とCHABOがセッション。
演奏されたのは「野良犬にさえなれない」。スライダーズの蘭丸パートをCHABOが弾くとは・・・。
これは今日のライブの中でも、大きな見どころのひとつだったかもしれない。
続いて「ミラクルマン」でロックンロールをぶちかましたあと、友部さんが演奏に加わる。
「I Shall be Released」をそれぞれのヴォーカルスタイルで唄いあげ、ライブはこれで終了。
時間は20時50分過ぎ、とっても素敵な「HOBO CONNECTION 2015」であった。
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