Nice Middle with New Blue Day Horns「三宅伸治presents 第6回「感謝の日」」 吉祥寺 STAR PINE'S CAFE
今日は4月2日、清志郎の誕生日「感謝の日」。
だから朝からずっとそのことばかりを想って過ごす。
当然ながら、仕事なんてまったく手に着かず。
明日出来ることは明日に廻して、出来ることを片付けていく。
「今日は大切な日なので、16時半に退社します」と宣言して早帰り。
市ヶ谷から総武線に乗り換えて、17時半ごろ吉祥寺に到着。
ひとまず会場のSTAR PINE'S CAFEへ行ったあと、あたりをブラブラする。
「disc union」へ寄ったら、けっこう欲しいモノがあったけど今日のところはガマン。
開場時間の18時30分ごろ再び会場へ、整理番号115番で入場。
フロアは既にたくさんのお客さんが居たけど、友達と合流してフロア中ほどに陣取る。
チケットはSOLDOUTということもあり、次第にフロアはお客さんで一杯になる。
ぎゅうぎゅう詰めのフロアは、開演前からものすごい熱気でムンムン。
予定より少し遅れて、19時35分ごろスタート。
フロアが暗転して「I THANK YOU」が流れる中を、メンバーがステージに登場。
インストの「I Can't turn you loose」をバックに、梅津さんが前口上をソウルフルに述べる。
オープニングからこいつはアガるなぁ~。まるで“BLUES BROTHERS”みたいじゃないか!
続いて「涙のプリンセス」、“Nice Middle with New Blue Day Horns”の演奏にあわせて伸ちゃんが唄う。
もちろんお客さんも大合唱。そのまま次の「デイドリームビリーバー」へとなだれ込む。
伸ちゃんは「俺んちの近くだから楽しんでってくれ!」と言ったあと、「なんか違うな~」とポツリ。
「春の嵐」は梅津さんヴォーカル、梅津さんの唄はいつ聴いても温かくてイイ。
そこから俄然Rockなノリとなり、「ROCK ME BABY」から「明日なき世界」。
「明日なき世界」のエンディングの梅津さんのフルートは、清志郎の吹き方を真似ていた。
ここで伸ちゃんが、「この会場で“ラフィータフィー”が演奏した」という話をする。
あぁっ!そうだ。完全に忘れていたけど、確かにココでやったのを観たことがある。
いきなりストーンとあの頃にタイムスリップしたような気がして、とっても不思議な感覚を覚えた。
そんな中、始まったのは「ボスのSOUL」。タイトル通り、そこかしこに清志郎のSOULが息づいてる。
1部のラストは「ベートーベンをぶっ飛ばせ」。いつも通りにハイテンションの突きぬけた演奏。
大盛りあがりの中、50分ちょっとで1部は終了し、しばし休憩時間に突入。
ステージにはマチャミさんが、見慣れたテレキャスと譜面台をセッティングしている。
いよいよ、だ。。。
20時35分ごろ、2部がスタート。
Funkyな演奏が流れる中、伸ちゃんがCHABOをステージに呼び込む。
そして始まったのは「FREE TIME」。この二人がいっしょに唄う姿をまた観られるとは・・・感慨深い。
続いて「ブンブンブン」、言わずと知れたRCナンバー、お客さんは両腕を差し出して応える。
CHABOは声が若干枯れているような気がするけど、バンドをバックにエレキを弾く姿はあいかわらず素敵。
「俺が唄う歌、伸ちゃんが全部選んでくれたんだ。というと聞こえは良いけど、これを唄いなさいと・・・」と
CHABOは言い、「いい事ばかりはありゃしない」を演奏。いつもはメンバー全員でヴォーカルをとるけど、
今日はCHABOと伸ちゃんがメインで唄って、片山さんが「すっかり酔いも醒めちまった~♪」の部分を唄う。
「清志郎が『俺の誕生日やってるの~?』とひょっこり現れそうだね」とCHABOは話す。まったくその通り・・・。
次に始まったのは「今夜R&Bを・・・」。このメンバーでこの曲を演奏するとはちょっと驚き。
“麗蘭”とはちょっと違った雰囲気だったけど、気分的にはやっぱり年末になっちゃうな。
それから「年甲斐もなくやっちゃうぞ!」と必殺のアッパーチューン「チャンスは今夜」。
途中のブレイクで「コーちゃん!」とCHABOは叫び、「しまった、つい癖で・・・ゲンター!」と言い直す。
ここで伸ちゃんはアコースティックギターに持ち替え、「君が僕を知ってる」を演奏。
そして「キモちE」から「ダンス天国」へ。お馴染みのコール&レスポンスと、全員での大声のシャウト。
ステージもフロアもホットな空気のまま、本編は終了してアンコールへと突入する。
アンコール、みんなで「Happy Birthday」を唄って清志郎をお祝い。
そして始まったのは「スローバラード」。例年通り、ヴォーカルはお客さん。
清志郎に出逢えたことに感謝して、清志郎のことを想って、一生懸命に唄いあげる。
それから「JUMP」と「雨あがりの夜空に」を立て続けに演奏。この二連チャンは嬉しいけどキツイ(笑)。
あっという間に終わってしまい、メンバー紹介のあと再びステージは暗転。
二回目のアンコール、「LIKE A DREAM」の演奏が始まる。
メロディーをCHABOがテレキャスで弾くというインストでの演奏。
そして演奏が終わると、今度は清志郎が唄う「LIKE A DREAM」が流れ出す。
こ、これは・・・あまりにもドラマティックな展開に、思わず涙があふれ出す。
ステージ中央にみんな並んでカーテンコール、中央のCHABOは帽子で顔を隠してる。
続いて「約束」が流れる中、22時15分過ぎにライブはすべて終了。
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