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2015年4月 7日 (火)

VA「シーナの日#1 ~シーナに捧げるロックンロールの夜~」下北沢GARDEN

今日は下北沢GARDENへ、「シーナの日#1 ~シーナに捧げるロックンロールの夜~」を観に行く。
2月に遠いところへ旅立ったシーナを偲んで、たくさんのミュージシャンが集まるイベント。
決して物見遊山というわけではなく、純粋にその瞬間に立ち会いたいと思ってチケットをとった。
定時ダッシュで電車に乗り込み、下北沢駅に着いたのは18時過ぎ。
18時からリストバンドの交換が始まっていたけど、ちょっとだけあたりをブラつく。
18時半過ぎに会場へ。地下2階へ行って、番号入りのリストバンドと交換してもらう。
A1-0337、けっこう後のほうになるのかな・・・まぁ、贅沢は言ってられない。
友達もたくさん観に来ていたので、話をしながら開場するのを待つ。
予定通り19時開場。フロアに入ると意外に空いていたので、ステージ下手3列目あたりにつける。
ステージにはスクリーンが張られていて、シーナの画像が次から次へと流れていく。
それを見ているだけで、既にもう胸がイッパイという感じだ。

20150407_1835b

予定より遅れて、19時35分を廻ったころスタート。
ロケット発射カウントダウンのSEが流れる中、Drums:川嶋一秀、Bass:奈良敏博、
Vocal&Guitar:鮎川 誠、サポートメンバーのKeyboards:中山 努がステージに登場。
いつものように「Batman's Theme」から始まり、鮎川のヴォーカルで「Dead Guitar」。
そしてここからゲストを迎えて、シナロケのナンバーが次から次へと演奏されていく。
まずは鮎川家の三女、LUCY MIRRORが「Rokket Ride」を唄う。
何気ない仕草にお母さんの面影を感じて、なんとも言えない気持ちになる。
それからベースの奈良さんがヴォーカルをとって「BABY LOVE」。これがなかなか良かった。
続いてMAGUMIが登場して「You Really Got Me」。KEYがいつもと違うのか?ちょっと違和感を感じた。
“赤と黒”のVocal:岩口タカとGuitar:本間章浩は「おまえがほしい」をチョイス。ハードで激しい演奏。
次にGuitar:澄田 健、Bass:穴井仁吉が加わり「シュガリー」。澄田さんのヴォーカルがとってもイイ。
そこへ更に中山加奈子が加わって「Sweet Inspiration」。なかなかキュートで素敵なヴォーカル。

ここでドラムが池畑潤二にチェンジ。“DeeDeeFever”のKEICOTがヴォーカルで「Happy House」。
更に花田裕之が登場して「Do The Boogie」。ここはシナロケとは関係なく、メンタイロック集会という感じ。
続いて登場したのは石橋 凌。「What A Wonderful World」のJoey Ramoneバージョンをシャウト。
先日のオリジナルバージョンも良かったけど、今夜のPunkバージョンもイカしてる。
それから“ファニーカンパニー”のギタリストだったというRomel Amadoが「Gloria」を唄う。
正直言ってこの人知らなかったのだけれど、ヴォーカルの声がとっても良くて好きになった。
Romel Amadoはもう一曲「ロックンロールの夜」に参加、鮎川のヴォーカルをギターでサポート。
続いてVocal:チバユウスケ、Drums:中村達也というメンツで「ホラフキイナズマ」。
達也のパワフルドラムが炸裂し過ぎて、なんだかちょっとバタバタした感じだった。
次にベンジーがギターを抱えて登場し「Lazy Crazy Blues」。気怠さに火をつけるような名演奏。
それに続けて鮎川が「PinUP Baby Blues」を唄い、フロアはBluesyな雰囲気に包まれる。

そんな中をステージに運び込まれてきたアンプ、「MATCHLESS」のロゴが光っている。
ということは?と思っていると、やはりその人・・・シークレットゲストのCharがステージに登場。
ぶっつけ本番だという「Virus Capsule」と、Charお得意の「White Room」を鮎川とセッション。
こんな真近でCharのスーパープレイを観られるなんて、それだけでもちょっと感激。
そして喜びは更に最高潮へ、続いて登場したのは仲井戸"CHABO"麗市。
下北沢LOFTで鮎川夫妻と初めて出会ったときの話をしてから「雨あがりの夜空に」。
いつか観たセッションのKEYはBだったけど、今日はちゃんとオリジナルKEYのDだった。
ライブは更に続き、永井'HOTOKE'隆が登場して「I Got You」を唄う。
これがまた上手いのなんの、さすがにHOTOKEだなぁ~という印象。
続いてオレンジ色の長髪に黒いハットをかぶった柴山俊之がステージに登場。
「キングスネーク・ブルース」と「DREAM+REVOLT」を唄うと、フロアは大盛りあがり。
「レモンティー」が始まるとステージ前に押し寄せる人波、私もステージ前二列目まで進出。

これで終わりかと思いきや、本編最後を飾ったのは金子マリ。
同じ町内会、代沢小学校のPTA仲間でもあったシーナへの想いを込めた「You May Dream」。
サビ前の英語の歌詞は、シーナへ捧げるメッセージにすべて差し替えられていた。
残念ながらよく聴き取れなかったところもあるけど、想いは充分に伝わったんじゃないかな。
それに呼応するようにLUCY MIRRORが加わって、「それが私の素敵なユメ~♪」と一緒にシャウト。
アンコールは出演者全員がステージに登場。チャッピー武田と内藤幸也が加わってのセッション大会。
「Johnny B. Goode」は「Go Sheena Go!」の大合唱となり、ラストの「Got My Mojo Workin'」へと続く。
エンディングは“SHEENA & THE ROKKETS”のメンバーがステージに残り、お客さんへ感謝の意を述べる。
こちらへやってきた鮎川へ手を伸ばすと、力強くガッチリと握手してくれた。
“SHEENA & THE ROKKETS”はこれからも変わらずRockしてくれることを確信した瞬間だった。
こうしてライブは22時20分ごろ終了、とっても素敵な「シーナの日」であった。

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