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2015年5月 8日 (金)

リクオ「HOBO CONNECTION 2015」京都 磔磔<day-1>

しばらくホテルで休んでから、磔磔へと向かう。
今夜は「HOBO CONNECTION 2015」。バンドでギターを弾くCHABOを観るチャンス。
整理番号8番で入場して、ステージ下手最前列を陣取る。CHABOの立ち位置とは逆サイド。
フロアには木製のテーブルと椅子が並べられ、スタンディングとはまた違った雰囲気。
ほどなくして席はいっぱいになり、フロアはライブへの期待感で満ちあふれる。

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予定時間の18時30分より少し早めに開演。
Drums:椎野恭一、Bass:寺岡信芳、そしてリクオがステージに登場。オープニングは「マウンテンバイク」。
続いてもう一曲唄ったところで、リクオがステージに「俺たちのCHABO」を呼び込む。
今夜もCHABOはバンドの一員として、テレキャスを抱えてギターをプレイする。
「毎日がブランニューデイ」から始まり、リクオが選んでくれたという「ティーンエイジャー」へと続く。
バンドの演奏で聴く「ティーンエイジャー」というのも、なんだか久しぶりのような気がする。
それからCHABOが「I Must Be In A Good Place Now」、リクオが「胸が痛いよ」と
交互にヴォーカルをとるあたりは、これまで以上にバンドとしての一体感が満載だ。
「BLUE MOON」でのユニゾンプレイは、リクオ、寺岡、CHABOの息がピッタリ。
今夜のリクオはアップライトピアノのみを演奏。それでもとってもパワフル。

ここでCHABOはステージを降り、入れ替わりに吉田省念が登場。
吉田省念は“くるり”の元メンバーということ以外、個人的にはあまりよく知らない。
アコースティックギターを弾きながら、澄み切った声で唄うというスタイル。
話は山口富士夫のことになり、富士夫に捧げて書いた詩に曲をつけて演奏。
それからCHABOが加わって、“村八分”の「水たまり」を演奏する。
省念の弾くストラトとCHABOの弾くテレキャスが、激しく火花を散らしてバトル。
ストラトの音がちょっと大き過ぎたような気もしたけど、とってもカッコいいプレイだった。

吉田省念と入れ替わりに、ステージには奇妙礼太郎が呼び込まれる。
「ドカドカうるさいR&Rバンド」を、あいかわらず真っ直ぐストレートなヴォーカルで唄う。
奇妙くんはステージ前ギリギリのところで唄うので、私からは1メートルも無い距離。
と言うよりもほぼ頭上で唄っている感じ。砂かぶりならぬ唾かぶり状態だな。
続いて“憂歌団”の「嫌んなった」。CHABOの弾く“憂歌団”を磔磔で聴く・・・感慨もひとしお。
それから「スローバラード」。今夜は梅津さんが居ないので、間奏はCHABOのギターソロ。
目をつぶってギターを弾きまくるCHABOの顔を見ていたら、なんだか切なくなってしまった。
奇妙くんのオリジナルナンバー「音楽を止めないで」は、とってもポップでキャッチ―なナンバー。
キャッチ―なギターフレーズを弾くCHABOというのも、なかなか悪くないものだ。
「オー・シャンゼリゼ」でフロアを大いに盛りあげて、奇妙くんはステージを降りる。

ここからは再び“HOBO HOUSE BAND+CHABO”という編成での演奏。
CHABOが「Hungry Heart」を唄い、リクオが「ミラクルマン」「あいのうた」を唄う。
それにしても、リクオのピアノがものすごい。目にもとまらぬ速さの指遣いに惚れ惚れする。
私はピアノって詳しくはわからないのだけど、見ただけでスゴイというのがわかる。
本編ラストは「いい事ばかりありゃしない」を、お客さんも交えて唄って終了。
アンコールはステージに全員が登場し、「君が僕を知ってる」を演奏。
奇妙くん、省念、リクオ、CHABOが、交互にヴォーカルをとっていく。
そして最後にリクオが「光」を唄ってフィナーレ。演奏は21時ごろ終了。

今日はみんなそのまま帰るというので、行きつけの店「ぽんと」へと向かう。
何故か看板の電気が消えていて焦ったけど、店はちゃんと営業していてひと安心。
女将さんも若女将も、変わらない笑顔で迎えてくれて嬉しかった。
鴨川は床の季節・・・。窓から吹き込んでくる風が気持ちいい。
湯葉の刺身に鱧の天婦羅、いつも通りのメニューを美味しいお酒とともに満喫。
23時に閉店というのでおひらきにして、「美よし」でカレーうどんを食べてホテルへと戻る。
ホテルの露天風呂にゆったりと浸かり、旅の一日目は終了。

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