仲井戸"CHABO"麗市「Debut 45th Anniversary ACTION #4 FOLK&ROLL ちゃぼ・ましまろ」下北沢GARDEN
今日は下北沢GARDENへ、「仲井戸"CHABO"麗市 Debut 45th Anniversary ACTION #4
FOLK&ROLL ちゃぼ・ましまろ」を観に行く。
CHABOのデビュー45周年を記念したこのシリーズ、第4弾は“ましまろ”との共演。
“ましまろ”は“ザ・クロマニヨンズ”の真島昌利、“ヒックスヴィル”の真城めぐみと中森泰弘から成るバンド。
それを迎え撃つCHABOは、ベーシスト早川義晴とのデュオ。先日の甲府に続いての登板。
開場時間17時に間に合うように16時ごろ家を出て、20分ほどで下北沢へ到着。
いつものように中古盤屋を探索・・・と思いきや、「Yellow Pop」は噂通り閉店していた。
かれこれ30年以上通っていたお店が無くなってしまったのは、とっても残念で仕方が無い。
開場時間が近づいてきたので会場へ。地下の駐車場で入場待ちの列に並ぶ。
入場整理番号はスタンディング092番。フロア前方が椅子席で、後方がスタンディングエリア。
前の人のアタマが邪魔になってステージはかなり見にくく、隙間からどうにか見る感じ。
チケットはSOLDOUTということもあり、フロアはお客さんでギッシリ超満員だ。
ほぼ予定通り、18時ちょうどに開演。
“The Lovin' Spoonful”の「DAYDREAM」が流れる中、司会の仲井戸くんがステージに登場。
いつもはMANDALAで繰り広げられるこの光景、違う場所で見るとなんだか新鮮な感じがする。
CHABOと入れ替わる形で、SEが流れる中を“ましまろ”の三人がステージへ。
ステージ上手にマーシー、中央後方にギターの中森泰弘、下手に真城めぐみがスタンバイ。
真城めぐみは唄いながら、コンガとスネアを叩いてリズムを刻む。
心地良いと言うか、ちょっと寂しげと言うか、夏の夕暮れを思わせるようなサウンド。
最後の曲ということでマーシーは「オーケー!チャボ!」と言い、「雨あがりの夜空に」を弾き出す。
途中でパタッと終わらせて「ごめんなさい」と謝るマーシーが微笑ましかった。
こうして“ましまろ”のステージは、約1時間ほどで終了。
セットチェンジをはさんで、19時15分ごろCHABOのステージが始まる。
今日もまたB.B.Kingのギターが流れる中、CHABOと早川さんがステージに登場。
一曲目は「アメリカンフットボール」。早川さんのアップライトベースが唸る。
それから「祝祭」「Bluse 2011」と、アップテンポでノリの良い曲が続く。
だけどちょっとばかり客席が大人しくて、先日の甲府の馬鹿ノリとのギャップがものすごい。
CHABOは「一日一日が大事だから」と、お客さんに「一斉にCHABOと呼んで」とリクエスト。
このところ「呼んでくれ」というパターンが多いな。どういう心境の変化なんだろう?
「サイクリング」に続いて「A Hard Days Night」。今夜も早川さんのコーラス入り。
B.B.Kingに捧げる「Mr. Bluesman」を演奏したあと、定番の「BLUE MOON」。
CHABOのギターと早川さんのウッドベースが、ユニゾンのフレーズをキッチリとキメる。
続く「まぁいずれにせよ」も、ギターとベースのアンサンブルが強烈。
うねうねと動きまわるベースラインの上を、神経質なほど小刻みなギターのフレーズが踊る。
やっぱりCHABOと早川さんのコンビは最強。この前の甲府、そして今日、ホントにそう思った。
CHABOのギターには、ピアノよりもドラムよりもベースが似合うと思うのだ。
「毎日がブランニューデイ」は、いつもより多めにお客さんとシンギング。
本編最後は「ガルシアの風」。ここでも早川さんのウッドベースが大活躍。
CHABOの前衛的なカッティングのバックで、弓弾きの重厚なベース音が響き渡る。
アンコール、CHABOが“ましまろ”のメンバーをステージに呼び込む。
早川さんが居ないまま演奏を始めようとするCHABO、スネる早川さん・・・。
「わざとやってるの!」というCHABOの笑顔が、なんだかとっても良かった。
そして始まったのは、“The Beatles”の「I Saw Her Standing There」。
イントロが始まった途端、思わずゾクゾク~! 何だろうな・・・この感じ。
なんだか初めて聴いたような、懐かしいレコードのような、独特なサウンド。
ラストは「Stand By Me」。ステージとフロア、この場に居る人全員で大合唱。
SE「What A Wonderful World」が流れる中、20時50分ごろすべて終了。
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