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2015年6月 7日 (日)

山口洋×仲井戸"CHABO"麗市「MY LIFE IS MY MESSAGE 2015 “TWO OF US”」長野ネオンホール

今日は長野ネオンホールへ、「MY LIFE IS MY MESSAGE 2015 “TWO OF US”」を観に行く。
“HEATWAVE”の山口 洋とCHABOとのコラボレーションツアー、相馬・福島に続いての公演だ。
ツアーはこのあと横浜・東京へやって来るけれど、女性ミュージシャンを交えてのライブになるので、
そこはやはり二人だけの演奏を観ておきたいと思って、足を延ばしてみたのだ。

10時52分東京駅発の上越新幹線はくたか559号に乗り、長野駅に着いたのは12時30分。
富山から来た友達と駅前で落ち合い、そのまま歩いて善光寺へと向かう。
真夏のようなカンカン照りの中、ブラブラと歩く。すごく暑いけど、なんとなく気持ちいい。
せっかくなので「お戒壇めぐり」にチャレンジ。真っ暗な回廊を手探りで歩いていく。
中程にかかる「極楽の錠前」を探り当てると、秘仏の御本尊と結縁出来るのだそうだ。
前の人の気配に助けられて、見事に「極楽の錠前」を探り当てることが出来た。
それから山門へ。急な階段をのぼると、四国八十八ヵ所霊場の御分身仏がお祀りされている。
「善光寺」と書かれた額の文字には五羽の鳩の姿。なるほど、こうなっているのか。
友達が蕎麦を食べたいと言うので、「大善」という店へ入る。
オレは新幹線の中で弁当を食べたので、蕎麦がきでお付き合い。
腹ごなしを兼ねて、しばらくあたりを散策。雰囲気のある店が点在してる。

20150607_1304

開場時間の16時半が近づいてきたので、会場のネオンホールへ。
蔦のからまる建物に、趣きのある木製のドア。とってもいい雰囲気の会場。
入場整理番号018で入場。最前列は逆に観にくそうだったので、CHABO正面の二列目に座る。
お客さんは全部で70人ほど、フロアは一杯だけどそれほど窮屈な感じではない。
ステージの段差が無いフラットなフロアだけど、椅子の高さが工夫されていて観やすいのだ。
ウッディな造りは、京都の磔磔を思わせる。これはいい感じで盛りあがりそうな予感。

予定どおり、17時ちょうどに開演。
まずは山口 洋がステージに登場し、ギターを抱えて唄い始める。
アコースティックギターにディレイをかけて、それをバックにソロを弾くいつものスタイル。
唄の途中に歌詞の説明を入れたり、お客さんのノリを気遣ってみたり、
あいかわらず細かいというか気にし過ぎというか・・・でもそれが山口 洋らしいと言える。
ステージ中央に飾られた「MY LIFE IS MY MESSAGE」の看板は、MADE in 長野だとのこと。
全国各地を旅して、こうして長野に戻ってきた事実は、とっても感慨深いものがあるだろう。
洋はCHABOのことを「先輩」と呼んでいて、CHABOとのエピソードを嬉しそうに話す。
左手を骨折したのを聞きつけたCHABOから送られたメールは「オマエインタイ」の七文字だったこと、
ギャグがおもしろ過ぎて腹筋が痛くなってしまったこと・・・。好きで好きでたまらない感じが伝わってくる。
演奏はわりとあっさりと終わってしまい、17時50分ごろ休憩に入る。

10分ほどの休憩をはさんで、18時からCHABOのステージが始まる。
B.B.Kingが流れる中、いつものようにステージへCHABOが登場。
オープニングの「よォーこそ」から「打破」へ続いていくという、なかなか攻めた選曲。
お客さんも大きな手拍子と歓声でそれに応える。やっぱり地方のノリは独特のものがある。
次の「祝祭」はミディアムテンポで、いつもとはちょっと違ったR&Bっぽいアレンジ。
「A Hard Days Night」は、サビの「Yeah~!」のコーラスをお客さんに頼んでの演奏。
CHABOはポールの東京ドームをひさこさんと観に行き、愛を囁きながら観ようと思ってたら、
5万人お客さんが居る中で偶然隣に洋が居て、仕方なく三人で観たのだと。
「サイクリング」「BLUE MOON」を演奏したあと、「君が僕を知ってる」はお客さんとシンギング。
続く「毎日がブランニューデイ」も、お客さんといっしょに・・・。最近、こういう展開多いな。
久しぶりに聴く「ティーンエイジャー」は、いつもよりハネた演奏が印象的だった。
「バンドマンはいい加減なヤツ多いけど、ロックンロールは誤魔化せないもんね」とCHABOは言い、
ラストに「ガルシアの風」を演奏して本編は終了。

アンコールは、CHABOと洋のセッション。
今回のツアータイトルでもある“The Beatles”の「Two of us」に続いて、“麗蘭”の「BLUE BLUE」。
洋はエレキギターを弾くのだが、やっぱり蘭丸とは違うタッチでまったく別物に聴こえる。
久しぶりにCHABOの「オーオーオー! ナガシマ!」を聞くことが出来たのは良かったけど。
「新・相馬盆唄」では、洋のブズーキとCHABOのアコースティックギターが火花を散らす。
CHABOは「洋は何でも弾けるんだ。夜は布団もひくぞ」と言い、それを聞いた洋はバカ受け。
そして“麗蘭”のナンバーから「歩く」。これまた洋のギターが荒っぽくて、ちょっと違った雰囲気。
“HEATWAVE”の曲をはさみ、洋は「オーケー!チャボ!」と叫んで「雨あがりの夜空に」が始まる。
ここでお客さんは総立ち。フラットなフロアなので、おそらく前三列ぐらいしか見えなかっただろうな。
それでもCHABOと洋はノリノリで、ダックウォークでステージを動きまわる。
最後はスタンディングのまま「満月の夕」。いろいろな想いがアタマを駆け巡る。
SE「The Long And Winding Road」が流れて、ライブは20時05分過ぎにすべて終了。

ライブ終了後、長野駅前まで戻って、行きつけの飲み屋「大久保西の茶屋」へ。
人気ベスト3だという野沢菜天婦羅、馬刺、煮込、そして長野ならではの“はちのこ”を注文。
飲み物はビール、それから「浅間嶽」「七笑」という地酒。みんな美味しくてたまらない。
新幹線の時間があるので、名残惜しいけど22時前にはおひらき。
友達とは長野駅でサヨナラして、最終の新幹線に乗って帰京。

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