6月が終わるけど
今日で6月が終わる。早いものだ。
そんなことを言ってる傍ら、なんだか体調が悪い。
風邪ひいたかもしれない・・・。
今日は会社帰りに新宿へ。
「disk union」で“メスカリンドライブ”のアルバムを買い、WAXレコードの特典Tシャツを引き換え。
それから新宿LOFTへ行き、先日予約した“有頂天”のチケットを受け取る。
ミッションコンプリートしたので、月曜日だけど軽く飲んでいくことにする。
「夢やぐら」へ行ったら意外にも満席だったので、想い出横町へ行ってみる。
「つるかめ食堂」を覘くとラッキーなことに空いていたので、カウンターで飲み出す。
フラメンキンやソイのあたまをつまみに飲んで、22時前にはおひらき。
今日は久しぶりに何も予定がない日曜日。
気がつけば1ヶ月以上、日曜日はふらふらと出かけていたわけだ。
本当は“ソウルフラワーユニオン”のライブに行きたかったのだけれど、今日のところはガマン。
7月に予定している東北旅行の計画をあれこれと練る。
今夜は幡ヶ谷Heavy Sickで、“オキシドーターズ”のライブ。
一昨年だったか“オキシドール”が東京で再結成ライブをやったのに観に行けず、
そのあとまた活動を停止してしまったのでもう観られないと諦めていたのだけれど、
ナカムラルビーをヴォーカルに迎えて“オキシドーターズ”として活動再開、
それが近所のライブハウスに来るというのだから行くしかないでしょう。
開演時間17時30分のところ、18時ごろ会場に到着。
フロアに入ると、“ANDROID BEACH PARTY”が演奏中。
ギタリストがカナダ人というトリオのバンド。なんだかメチャメチャ盛りあがってる。
インストのガレージサーフRock。ちょっとしか観られなかったけど、楽しかった。
そして18時15分、ステージには“Syadoooo & ナカムラルビー”のユニットが登場。
それぞれセッティングをしていると思ったら、いつの間にか本編が始まる。
Syadooooは、ドラムセットに腰掛けてドラムとギターをプレイ。
ナカムラルビーは、サックスとギターを両方ぶらさげて演奏するというスタイル。
サウンドはノイズアバンギャルドと言うのかな~。ただただ見つめるしかなかった。
ちなみにナカムラルビーは、中村達也の娘さん。まだ19歳なんですと。
きれいな顔立ちだけど、パンキッシュな着こなしがとってもキマってた。
ミチロウばりのトラメガを使ったパフォーマンスもパンクだった。
続いて19時ごろから、“インパスターズ”のステージが始まる。
ドラム、ベース、パーカッション、キーボード、ギター、サックス、ヴォーカルという大所帯。
リズム隊が強力なファンクバンド。まったく期待してなかったのだけれど、思わず腰が動き出す。
ヴォーカルがルックス含めてとっても濃い~人で、JBを思わせる圧倒的なパフォーマンス。
流れ出る滝のような汗で、来ていたシャツがあっという間にずぶ濡れ・・・まさにソウル。
ドラムの人は以前どこかで観たことあるなー。とってもパワフルなビートを刻んでいた。
約40分の演奏。とっても濃い~ひとときを過ごさせてもらった。
それから19時50分から、しずくだうみの演奏。
今日のイベントにはとても似つかわしくない、キーボードによる弾き語り。
なんでも「闇ポップ」というジャンルだそうで、暗くて自虐的なMCがなんだか可笑しかった。
だけど唄はなんか胸のどこかにグリッとくる感じで、普通のポップスじゃないかなぁ~。
お客さんもじっと聴き入っていて、本人はアウェイと言っていたけど充分受け入れられていたと思う。
こちらも約40分間のステージ、とっても気になる存在になった。
そして20時40分過ぎから、いよいよメインの“オキシドーターズ”の演奏が始まる。
ドラムが元“GHOUL”のテツ、ベースが“OXYDOLL”のGUN、ギターが“OXYDOLL”のYOU、
そしてヴォーカル&サックスがナカムラルビーという編成。
赤いスパンのミニのワンピースが、今夜の雰囲気にとっても似合ってる。
マイクのトラブルにもめげず、ノリ過ぎてドラムセットを破壊してしまったり、
客に向かってダイブしたりと、父親ゆずりのハチャメチャさが最高だった。
選曲は“オキシドール”のナンバーと、「チェリーボム」とか洋楽のカバー。
ハードなパンクを立て続けに演奏して、最後にドロドロした曲をやる・・・
あの頃のパンクを思い出させるような最高のセットリスト。
ちなみにオキシドーターズは、オキシドールの娘(ドーター)ということ。
名古屋のバンドなのでこちらでは観られる機会は少ないけど、是非また観たいと思った。
熱烈なアンコールに応えて一曲演奏してくれて、21時30分過ぎにすべて終了。
今日は日本武道館へ、PERSONZ「ROAD TO BUDOKAN FINAL」を観に行く。
“PERSONZ”は今年でデビュー30周年。その“PERSONZ”が、24年ぶりに武道館でライブをやるという。
そんな話を聞いたのは2011年。それから4年という月日を費やして、とうとう夢が現実になった。
正直言ってちょっと無謀かと思ったけど、こうしてちゃんと実現してしまうところがスゴイな。
夢を信じて、それに向かって努力する・・・言うのは簡単だけど、実現するのはそんなに簡単ではない。
その夢をしっかりこの目で見届けようと、定時ダッシュして武道館へと向かう。
あいにくの雨模様だけど、それすらもなんとなく良いシチュエーションに思えてしまう。
18時ごろ会場に到着。ちょうど開場したばかりの時間。お客さんがどんどん会場内へ吸い込まれていく。
私は例によってあたりを散策してから、18時45分ごろ会場入り。
今日の席は、スタンド1階西A列14番。ステージほぼ真横の1階スタンド最前列。
真横とはいえステージが見切れることはなく、ステージサイドの花道がすぐそこに見える特等席。
残念ながら2階スタンドの上半分は空席だけど、それ以外はお客さんでイッパイになってる。
開演予定時間ぴったりの19時に開演。
ステージバックの巨大モニターにイメージ映像が映し出され、レーザー光線がフロアを交錯する。
そしてステージに、Drums:藤田 勉、Bass:渡邉 貢、Guitar:本田 毅、Vocal:JILLが登場。
オープニングは「Fallin' Angel」、そして「7 COLORS」へと演奏は続いていく。
お客さんの腕につけられたLEDバンドが、曲にあわせて色とりどりに輝いてキレイ。
一曲目からお客さんは総立ちで踊りまくり。だけどオレは立ったり座ったり・・・。
それは決してノリが悪いからではなく、1階スタンド最前列という座席位置の問題。
手すりが太ももぐらいの位置にあるので、ちょっとよろけたら間違いなく転落?
なぁ~んて思いがアタマをよぎってしまい、ずっと立って踊るのは無理でした。。。
活動期間が長いバンドというのは、それだけレパートリーも豊富ということになる。
いろいろな経験を経て演奏にも厚みが出て、表現力がアップしてバンドは熟成していく。
月のオブジェを手にJILLがしっとりと唄いあげた「MOONSTRAUCK」とか、その絶頂という感じだ。
私はもっぱら初期の頃のファンなので、その頃のナンバーが演奏されるとやっぱり嬉しい。
「LUCKY STAR」は、「今日初めて演奏します!」なんてライブを観てるから感慨もひとしお。
「REMEMBER」「PRECIOUS LOVE」なんかも、懐かしくてたまらなくて切なくなる。
ライブ終盤は「BE HAPPY」から「MAYBE CRAZEE」「Dreamers」と流れるように進んでいき、
「FUTURE STAR」で本編は終了。この時点で1時間30分ほど経ったところか。
アンコールは、「DREAMERS ONLY」「TOKIO'S GLORIOUS」
「MIGHTY BOYS-MIGHTY GIRLS」と、ライブでの定番曲を立て続けに披露。
二回目のアンコールとなり、「ALONE」をファンから贈られた画像とともに唄う。
「今日はひとつのゴールではあるけれど、今日からまた夢に向かってスタートしたい」とJILL。
それはみんなの応援があったからこそ、感謝の気持ちを込めてということで「DEAR FRIENDS」。
いろいろな出来事があったからこそ生まれた名曲、みんなで唄うこの曲は胸にジーンときた。
こうして歴史的な一夜は、21時25分ごろ幕を閉じた。
今日は渋谷 PLEASURE PLEASUREへ、「One of Love プロジェクトGIG vol.6」を観に行く。
斉藤ノヴと夏木マリが主催する「One of Love」、今回で6回目の開催となる。
私は二回目の参加。そして個人的には4月末から続いていた“週イチCHABO”のラストとなる。
本当は昼にも別のライブへ行く予定にしていたのだけれど、体力を温存するためキャンセル。
しっかりと体調を整えてから、17時前に渋谷へ向けてバスに乗り込む。
少しだけあたりをブラブラして、開演時間ギリギリの17時50分ごろ会場入り。
今日の席は、1階H列18番。フロア後方だけど、ステージからの距離はわりと近い。
誰ひとり知ってる顔に会うこともなく、なんとなくアウェイな雰囲気。
通路を塞いでテレビカメラがびっしりとスタンバイしている光景も、なんだか異様に感じる。
予定より遅れて、18時05分ごろ開演。
まずはこれまでのライブの模様が、ステージ中央のスクリーンにダイジェストで映し出される。
ドラム、ベース、キーボード、ギター、そしてパーカッションの斉藤ノヴがステージに登場。
オープニングは土屋アンナ。彼女のパフォーマンスを観るのは、確か三度目になるのかな?
一曲目は「STAYIN' ALIVE」。ハードなアレンジになっていたけど、この曲を選ぶセンスは最高。
スローなバラードをしっとりと唄いあげたあと、スマッシュヒットの「Rose」でお客さんを総立ちにして終了。
二番手はSHOGO。正直言って全く知らなかったけど、“175R”のヴォーカリストなのね。
申し訳ないけれど私の範疇にはない音楽・・・ だけど唄はうまいなぁ~と思った。
SHOGOとマリさんとのデュエットが演奏されたあと、エチオピア支援の模様がVTRで上映される。
それからメンバー紹介を兼ねて、“One of Love Special Band”のインスト演奏が繰り広げられる。
そしてichiroがそれに加わり、FunkチューンとスローなBluesが演奏される。
ichiroってもっと泥臭いイメージがあったのだけれど、意外とさっぱり爽やかな人なのね。
続いて堂珍嘉邦。やっぱり人気はこの人がイチバン高いのかなぁ~?
ギターを弾きながら、ちょっとばかりNew Waveテイストの入った曲を披露していく。
唄、うまいな・・・。これまた私の世界とはまったく交わる要素はないけれど。
そしていよいよCHABOがステージに登場。テレキャスを手にして、「よォーこそ」をさわりだけ。
最前列に陣取ったペンライトを持ったお客さんに、「サンキュー堂珍ファン」と一言。
「平和ブルース」から「毎日がブランニューデイ」。バンドをバックにテレキャスを弾くCHABOを堪能。
だけどそれだけでは終わらず、アコースティックギター一本で「今 I Love youを君に」を演奏。
今日のイベントにピッタリという感じの歌詞、サビの部分が微妙に変えられていた。
再びバンドがステージに登場し、更には夏木マリがヴォーカルをとって「キャデラック」。
やっぱりバンドで聴くこの曲は最高。お客さんは総立ちになって盛りあがる。
そのままマリさんのステージとなり、マリさんは赤のムスタングを弾きながら唄う。
初めて聴いた曲だけど、ガリガリと刻まれるギターがメチャメチャRockしてる。
それから斉藤和義が書いた新曲「Player」。甘いメロディーが胸に突き刺さる名曲。
ここでエチオピアの大使がステージに登場して挨拶。これからもいい関係が続くとイイね。
そしてマリさんは、出演者全員をステージに呼び込む。CHABOを呼ぶのを忘れたのは御愛嬌。
CHABOのアイデアで選ばれたという「Stand By Me」を、出演者全員でセッション。
そして最後の曲は、イベントのテーマ曲となっている「One of Love」。
正直言って苦手なノリではあるけれど、みんなの想いがひとつになってる感じはした。
こうしてライブは、20時55分ごろ全て終了。
8時ごろ起床。ゆっくりと寝られたのか寝られなかったのか? 微妙な朝を迎える。
ホテルでしばらくウダウダ過ごしてから、10時半ごろチェックアウト。
まずはバスで清水寺へと向かう。ジリジリと太陽が照りつける中、坂道を上がって行くのはキツイ。
清水寺へ来るのはちょっと久しぶり。清水の舞台の解放感は、やっぱり他にはナイな。
それから再びバスで知恩院へ。とっても広いスペースでのんびり出来るけど、見どころはいまいち。
お腹が空いたのでバスで四条河原町まで戻って、「キムラ」ですき焼きを食べる。
この店も以前から気になっていた店、レトロな雰囲気がたまらなくイイ。
もちろんすき焼きもとっても美味しくて、これでランチ2,200円というのは最高だな。
友達がコーヒーを飲みたいと言うので、ここでまたしばし別行動。
「SUPERMILK」へ行ってエサ箱を漁ってみるけれど、ここもまた収穫はナシ。
30分ほどで友達と合流して、喫茶店でしばらく作戦会議。
竹田にある「力の湯」という温泉が良さそうだという事になり、バスを乗り継いで向かう。
夕方のラッシュ時間帯にぶつかったため、けっきょく1時間以上もかかってしまった。
バスの一日乗車券は安くて便利だけど、時間的にはやっぱり多くかかってしまうな・・・。
17時半ごろ「力の湯」に到着。ありがちなクアハウスという感じだけど、なかなかゴキゲン。
露天風呂にゆったりとつかり、湯あがりにビールを飲んでもう言うことナシ。
時間は既に19時過ぎ。帰りの新幹線の時間がだんだん近づいてきた。
そのためバスはあきらめ、近鉄京都線で京都駅まで戻る。
そして駅ビルの「孫兵衛」で、はも湯引きと近江牛のコロッケを食べながら京都の地酒を飲む。
帰りの新幹線は20時26分発。弁当を食べながら、焼酎のボトルを一本空けてしまった・・・。
こうして22時43分、無事に東京駅へと帰ってきた。
今日と明日は、友達と京都へ二人旅。
ひょんなことから行くことが決まった旅だけど、いっしょに行ってくれる友達が居るのは嬉しい。
いろいろと比較検討した結果、JR東海ツアーズのパッケージツアーで行くことにした。
出来るだけ安くという友達の希望で、行きの新幹線はなんと東京駅発6時20分。
間に合うかどうかすごく不安だったけど、万難排して東京駅に集合。
予約したのはグリーン車。早速ビールで乾杯しつつ、朝ごはんを食べる。
京都駅には8時38分に到着。信じられないような早い時間だ。
ブラブラと歩いて四条方面へ。途中で佛光寺に立ち寄り、しばらくのんびりする。
時間は11時をまわったところ。ブラブラと歩いて錦市場へ。
ランチにはちょっと早い気もしたけど、「元蔵」という店でビールを飲みながら食事。
せっかく京都に来たのだからと、ここは定番の湯葉とネギ焼きを注文。
おでんは決して京都っぽくないけれど、意外と美味しくて良かった。
40分ほどで店を出て、そのまま「大安」へ。生牡蠣と刺身のお造りが美味しかった。
友達はものすごい食欲で「蕎麦を食べたい」と言うので、ここはひとまず別行動。
「Joe's Garage」へ行ってエサ箱を漁るも、今日のところは収穫なし。
再び友達と合流して、今夜泊まる「チェックイン四条烏丸」へチェックイン。
ここは初めて泊まるけど、場所的にも雰囲気的にもまずまずといった感じ。
しばらくホテルで休んだあと、15時過ぎに再び出かける。
四条大宮からバスに乗り込み、40分ほどかけて源光庵へ。
これがちょっとした穴場で、静まり返った空気の中、のんびりと過ごすことが出来た。
時間は既に17時となり、お寺はもう閉館時間となってしまったため、バスで四条まで戻る。
行きつけの飲み屋「ぽんと」の前を通りがかったら、女将さんと目が合ったので挨拶をする。
19時10分からであれば川床の席が空いているというので、すかさず予約を入れる。
予約時間までは少し余裕があるので、鴨川を眺めながら缶ビールで乾杯。
雨が降り出してきて「どうしようか?」と思ったけど、予約した時間にはあがってラッキー。
そして「ぽんと」で初めての川床。椅子席というのが意外だったけど、とっても優雅な気分を満喫。
料理はコースのみだけど、おぼろ豆腐、湯葉刺し、鱧唐揚、鴨ロース、鶏天婦羅と、
美味しいものをたくさん食べられて、とっても満足なひとときだった。
ここで食欲に火がついてしまい、これまたお気に入りの「ITADORI」へ行って更に飲み喰い。
以前から気になっていたステーキと美味しいカレー坦坦麺を、ワインとともに食べる。
すっかり満足して23時過ぎにはホテルへ戻り、いつの間にか寝落ち。
今週末に友達と旅行へ行くので、今夜は「作戦会議」と称して新宿で飲む。
18時半過ぎに待ち合わせして、まずは「Kirin-City」で軽く一杯。
1時間足らずで店を出て、甲州街道沿いの「サイゼリヤ」へ。
ファミレスと言えばファミレスだけど、安くて美味い酒と料理は侮れない。
2時間ほどかけてたらふく食べたあと、次は「一軒め酒場」へ。
にごり酒を一杯づつ飲んで、22時ごろおひらき。
肝心の旅行計画は・・・それなりに固まったかな?
今日は日本武道館へ、Char「The 六十th Anniv. Rock+」を観に行く。
Charは明日が60歳の誕生日ということで、今日は59歳最後の日ということになる。
そんな記念すべき日に、久しぶりに行われるCharの日本武道館ライブ。
16時には仕事を終わらせて、いそいそと会場へと向かう。
さすがにまだそれほど人は集まっていなくて、グッズ売場もまだまだ空いている。
1,000円という安さに惹かれて、思わずパンフレットを購入。
開演時間の18時30分まではまだまだ時間があるので、あたりを散策して時間をツブす。
18時15分過ぎに会場入り。今日の席は、アリーナC4ブロック6列1番。
アリーナだけど後方なのがいまいち・・・。それでもなんとか視界は確保出来てるのでイイか。
ステージ中央のスクリーンには、Charの曲とともに数々のフォトが映し出されている。
予定通り、18時30分に開演。
Drums:古田たかし、Bass:澤田浩史、Keyboards:Dr.kyOn、Guitar:佐橋佳幸、
そして女性コーラスにスカパラホーンズを加えた大所帯のバンド。
そんな豪華なバンドをバックに、Charと泉谷しげるが唄い出す。
今日のライブは還暦記念のアルバム「Rock+」をゲストとともに演奏していく趣向らしい。
泉谷はあくまでも泉谷らしい感じでパフォーマンスを終え、次はバンドメンバーでもある佐橋佳幸の曲。
Funkyなリズムをバックに、Charと佐橋さんのギターバトルが繰り広げられる。
続いてロンドンからはるばるやって来た布袋寅泰。圧倒的な存在感でステージに立つ。
Charも背が高いけど、それを遥かに超える身長の布袋、二人のギターバトルはド迫力。
ムッシュかまやつは、いつも通りひょうひょうとした感じで演奏を終える。
それから「今日は来れないけど」という紹介で、石田長生のナンバーをCharはひとり弾きまくる。
ドラムセットに乗って登場したのは奥田民生、途中でドラムからギターへパートチェンジしての熱演。
ベースを弾くのはハマ・オカモト。ノリのいいロックンロールナンバーを聴かせる。
ここでひとまずバンドは退場し、「Rock+」に参加した12人のメッセージがスクリーンに映し出される。
やっぱり気になったのは石やん、VTRではなく文字だけのメッセージだけどお客さんから大きな拍手が湧く。
演奏が再開され、登場したのは松任谷由実。ピアニストとしてバッキングに徹するユーミン、なんて贅沢。
続いて佐藤タイジ。この人は何をやっても変わらないテンションで安心して観ることが出来る。
それからJESSE。親子共演は何とも言えないフィーリングを感じた。思わず涙ぐむJESSEが印象的。
福山雅治はギタリストとして登場。後にも先にも、ナマ福山を観るのは今回限りだろうから、
一言も声を聴くことが出来ないのはちょっと勿体ない気がした。でもやっぱりカッコいい・・・。
そしてアルバムの中で最大の問題作「チャーのローディー」、残念ながら宮藤官九郎は登場せず。
だけど阿部サダヲとCharのからみがスクリーンに流れると、フロア内は爆笑に包まれる。
そして最後に登場したのは山崎まさよし。Bluesyなナンバーを二人でセッション。
メンバー紹介を兼ねたセッションをはさみ、「13人目のアーティストとしてお返しを」とCharは言い、
まさにこの日のための歌詞といった感じの「Movin' Again」を演奏して本編は終了。
かなり長めのアンコールに応えて、再びバンドがステージに登場。
「All Around Me」に続いて、「Shinin' You, Shinin' Day」が演奏される。
本日のゲスト全員、それにKenKenと金子マリが加わって、サビのフレーズを大合唱。
演奏が終わってゲストが退場したところで、始まったのは「Smoky」。
ギターがいつも以上にキレまくっていて、あまりのカッコ良さに鳥肌が立った。
やっぱりCharのギターはスゴイ。俺にとってナンバーワンなのかもしれない。
これで終わりかと思いきや、最後にもう一曲「Livin' In Tokyo」。
「Smoky」で終わっても良かったと思うのだけれど、こういう曲を最後に選ぶのもCharらしい。
21時15分、ライブ終了。とっても素敵なひとときであった。
今日は渋谷 PLEASURE PLEASUREへ、「MY LIFE IS MY MESSAGE 2015 “TWO OF US”」を観に行く。
山口 洋とCHABOのコラボレーションツアー、横浜・下北沢・渋谷3daysの三日目最終日。
横浜のうつみようこ、下北沢のLeyonaに続いて、本日渋谷のゲストは矢井田 瞳。
いったいどんなライブになるのか?ワクワクしながら出かける。
16時40分ごろ会場入り。例によってガチャガチャにチャレンジ。
CHABOのサイン入りピックが欲しかったのだけれど、結局ゲットならず。
今日の席は、1階H列2番。ステージ向かって左端、かなり後方の席。
ステージ後方の壁に巨大なモニターが設置され、“奇跡の一本松”が映し出されている。
予定より少し遅れて、17時05分ごろ開演。
まずは山口 洋がひとりステージに登場し、アコースティックギターを弾きながら唄い始める。
横浜と同じような展開だけど、洋のパートは三曲のみであっという間に終了。
それでも30分は経っただろう頃、洋はCHABOをステージに呼び込む。
CHABOは白地に黒の水玉模様のシャツを着て登場し、洋とともに「新・相馬盆唄」を演奏。
演奏自体はとってもハイテンションでクオリティが高いけど、やっぱり唐突な感じは否めない。
二人のセッションは一曲だけで洋は退場し、CHABOのステージが始まる。
「よォーこそ」をほんのさわりだけ演ったあと、R&Bテイストに味付けされた「祝祭」。
続いて、久しぶりに聴く「Who'll stop the rain」。雨が降ると思ったけど、今夜は晴れている。
この会場は椅子がフカフカでとても観やすいのだけれど、なんとなく盛りあがりが拡散してしまう。
もうちょっとこじんまりした会場だと、手拍子で大盛りあがりだったろうに・・・ちょっと残念。
それから、洋が書いた詩にCHABOが言葉を足したという詩をリーディング。
「理不尽の向こう側にあるものを探しに行こうぜ。
失敗を悔いるのなら、挑まなかったことを悔いた方がいいぜ。」
確かにそう言った。最初は逆の意味に聞こえたんだけど、確かにそう言ったんだ。
普通は逆だ。やらなかったことを悔やむより、失敗したことを悔んだ方がいい・・・。
でもそれはあまりにも普遍的で、夕陽に向かって歩いていこう的な前向き過ぎる歌詞。
それに対するアンチテーゼなのか? 理不尽の向こう側って、そういうことなのだろうか?
釈然としない気持ちのまま、演奏は「夏の色調」へと続く。それはいつも通りの夏の予感。
Paul McCartneyを観に行った時の話をしたあと、「The Long And Winding Road」を演奏して休憩に入る。
18時25分ごろ第二部がスタート。洋の紹介で矢井田 瞳がステージに登場。
洋が「MY LIFE IS MY MESSAGE」を始める時、一番最初に声をかけたのがヤイコなのだそうだ。
まずは二人でセッションし、それからヤイコのステージが始まる。
大阪人らしいテキパキとしたノリのヤイコ、高音の出し方がどこか民謡のような雰囲気を感じる。
正直言ってこれまでちゃんと聴いたことは無かったけど、どこか聴き覚えのある曲ばかり。
これがポップミュージックということなのかな? 自然と耳に入って来て、心に残る音楽。
さすがに「My Sweet Darlin'」は知ってたけど・・・。「ダーリン、ダーリン~♪」ってね。
ここで洋とCHABOがステージに呼び込まれ、三人でのセッションが始まる。
まずは今回のツアータイトルでもある“The Beatles”の「Two of us」からスタート。
それからヤイコのオリジナルや、ヤイコが日本語詞をつけたカバー曲を演奏。
決して嫌いではないけど、CHABOが演奏しているのはやはりちょっとばかり違和感。
そして“HEATWAVE”のナンバーから「新しい風」、スイングしていてこいつはなかなか良かった。
ヤイコは「オーケー!チャボ!」と叫び、CHABOのエレキが「雨あがりの夜空に」を弾き始める。
お客さんは総立ちになって盛りあがっていたけど、これはいささか唐突な印象。
ヤイコ曲の連続のあとでこれをやられても、なんだかノリきれない自分がいた。
そういう意味では、「雨あがりの夜空に」の重要さを逆に認識したかもしれない。
それまでのいろいろな曲でいろいろな想いが駆け巡ったあとでこそ、この曲は活きてくるのかもしれない。
それはRC時代、「雨あがりの夜空に」が一曲目に演奏されたときに感じたことでもある。
これで本編は終了して、ライブはアンコールに突入。
まずは洋とCHABOと二人のセッション、「BLUE BLUE」からスタート。
お客さんは手拍子で盛りあがろうとするのだけれど、今日もまた何故だかBluesyな演奏。
ここでヤイコが再び演奏に加わって、「MY LIFE IS MY MESSAGE~始まりの靴音~」を披露。
こんな曲があったんだな・・・。Folkyな感じで、なかなか良い曲だと思った。
“麗蘭”のナンバー「歩く」を演奏したあと、最後の曲はもちろん「満月の夕」。
ヤイコのヴォーカルが妙にマッチしていて、今夜のライブで一番印象に残った。
SE「The Long And Winding Road」が流れて、20時10分過ぎにライブはすべて終了。
これにて「MY LIFE IS MY MESSAGE 2015 “TWO OF US”」はフィナーレ。
相馬・福島・長野の前半と、横浜・下北沢・渋谷の後半は、まったく別モノといった印象。
個人的には長野へ行って良かったなぁ~と改めて思ったりした。
今日は横浜 THUMBS UPへ、「MY LIFE IS MY MESSAGE 2015 “TWO OF US”」を観に行く。
山口 洋とCHABOのコラボレーションツアー、相馬・福島・長野を廻って今日から横浜・下北沢・渋谷の3days。
うつみようこ、Leyona、矢井田 瞳がそれぞれ加わって、スペシャルバージョンのライブが展開される。
私は14日の渋谷のみ参加する予定だったのだけれど、長野のライブがとっても良かった事と、
職場から横浜まで意外と早く行けることがわかった事から、急遽参加することにしたのだ。
月曜日にアップダウン・コムに申し込み、支払い手続きをして、水曜日にはチケットが届いた。
相変わらず迅速な対応に感謝しつつ、チケットを握りしめて定時ダッシュで横浜へと向かう。
有楽町から京浜東北線に乗ればそのまま横浜に到着。開場時間の18時半には間に合わず。
いつもと違う経路で行ったら駅構内でちょっと迷ってしまい、けっきょく18時50分ごろ会場へ到着。
今日から新しくなったという言葉に釣られて、ガチャガチャにチャレンジしてから会場入り。
まだ席にはわりと余裕があって、ステージ下手のスタンド席2列目に落ち着く。
予定より少し遅れて、19時35分ごろ開演。
まずは山口 洋がひとりステージに登場し、アコースティックギターを弾きながら唄い始める。
選曲は先日の長野と同じような感じで、演奏時間が半分になったというところか。
CHABOを見習ったというストローハットがなかなか似合っている洋。
いつものようにお客さんのリアクションを気にしながら、透き通った声で唄っていく。
30分ほど経ったところで、洋はCHABOをステージに呼び込む。
白地に黒の水玉模様のシャツを着たCHABO、洋とともに「新・相馬盆唄」を演奏。
本人も言ってたけど、登場早々ヘヴィーな曲。だけどテンションはすごく高かった。
二人のセッションは一曲だけで洋は退場し、CHABOのステージが始まる。
「よォーこそ」を少しだけ演ったあと、R&Bテイストに味付けされた「祝祭」。
共演するうつみようこについて、「デザインスクールのとき失恋した相手がようこちゃんなので、
共演すると聞いたときちょっとキツいものがあった」というエピソードを披露する。
John LennonがOno Yokoの事を唄っていたという話から、じゃあオレはということで「ねぇHISAKO」。
次にRCのアルバム「FEEL SO BAD」から、久しぶりに演奏するという「セルフポートレート」。
2015年バージョンに歌詞が書き変えられていて、久しぶりに“怒りのCHABO”を観たという感じ。
「世間や人間は欺けても、ロックンロールは汚せはしねぇーぜ!」というフレーズが最高。
何を唄うか迷ったという話をしたあと、「The Long And Winding Road」を演奏して休憩に入る。
20時55分ごろ第二部がスタート。洋の紹介でうつみようこがステージに登場。
“ソウルフラワーユニオン”に参加して初めて唄ったという「霧の滴」から演奏はスタート。
うつみようこはイベントのゲストとかで観たことはあるけど、こうしてじっくりと観るのは初めて。
アコースティックギターを弾きながら唄うスタイル、とにかく唄のパワーが圧倒的。
“メスカリン・ドライブ”時代に初めて書いたという「コカイン・ベイビー」を唄ったあと、
“BO GUMBOS”の「トンネル抜けて」、そして“ピンク・レディー”の「UFO」。
オレの好きな曲ばかりをカバーしてくれて、たまらなく嬉しい展開。
私をCHABOに紹介してくれたのはどんとだった・・・なんて話をしてくれて、思わずニッコリ。
それから「それはスポットライトではない」。ようこさんのバージョンもまた素敵だった。
ソロパートのラストは最前列に座っているお客さんのTシャツが“TELEVISION”だという理由で、
Patti Smithの「Rock'n'Roll Nigger」を演奏。これがまた最高にカッコよかった。
ここで洋とCHABOがステージに呼び込まれ、三人でのセッションが始まる。
まずは今回のツアータイトルでもある“The Beatles”の「Two of us」からスタート。
そして「Sweet Jane」「Pale Blue Eyes」「White Light/White Heat」と、
“The Velvet Underground”のナンバーが続けざまに演奏される。
ようこさんの唄もキマってるけど、CHABOが弾くベルベッツというのもかなり貴重。
むかし洋がようこさんと一緒に録音したという「新しい風」を演奏したあと、
ようこさんの「オーケー!チャボ!」の掛け声とともに「雨あがりの夜空に」が始まる。
お客さんは総立ちになって盛りあがっていたけど、これはいささか唐突な印象。
やっぱりそこまでのCHABOの唄があってこその「雨あがりの夜空に」だと思うので。
これで本編は終了して、ライブはアンコールに突入。
まずは洋とCHABOと二人のセッション、「BLUE BLUE」からスタート。
いつもだと手拍子とともに盛りあがるのだけれど、今日は何故だかちょっとBluesyな演奏。
CHABOはシャツを着そこなって、片方の袖が昆布のように身体にからみ付く。
それを笑いつつ気遣いつつ、ようこさんが再びステージに登場して演奏に加わる。
“麗蘭”のナンバー「歩く」を演奏したあと、最後の曲はもちろん「満月の夕」。
ようこさんのコーラスが“ソウルフラワー”していて、いつもとはまた違った味わいがあった。
SE「The Long And Winding Road」が流れて、22時30分過ぎにライブはすべて終了。
土曜日だからこのまま横浜で飲んでいってもイイかな?と思ったけど、
会計するまでに時間がかかってしまい、店を出たのはけっきょく23時ごろ。
仕方が無いのでそのまま東横線に乗り込み、代々木公園駅まで戻る。
「天下一」で軽~く打ち上げをしてから24時半過ぎに帰宅。
今日は16時過ぎに退社して歯医者へ。
今回は上の前歯のクリーニング。
神経が集中しているからか、麻酔をかける時に痛いのなんの・・・。
1時間ほど耐えきって、18時過ぎには終了。
麻酔と痛みでぼんやりしながら、夕食を食べて19時に帰宅。
こんな時間に家に帰れるなんて、いろいろな意味で奇蹟だな。
昨日は早く帰ったので、今日はちょっとだけ寄り道。
幡ヶ谷「みやび屋」へ行って、20時前から飲み出す。
やっぱりこの店はいい。落ち着くし、店員さんもみんな親切。
ホッピーの中を注ぐたびに顔を見つめられると、思わず惚れてまうやろ―!
今日は長野ネオンホールへ、「MY LIFE IS MY MESSAGE 2015 “TWO OF US”」を観に行く。
“HEATWAVE”の山口 洋とCHABOとのコラボレーションツアー、相馬・福島に続いての公演だ。
ツアーはこのあと横浜・東京へやって来るけれど、女性ミュージシャンを交えてのライブになるので、
そこはやはり二人だけの演奏を観ておきたいと思って、足を延ばしてみたのだ。
10時52分東京駅発の上越新幹線はくたか559号に乗り、長野駅に着いたのは12時30分。
富山から来た友達と駅前で落ち合い、そのまま歩いて善光寺へと向かう。
真夏のようなカンカン照りの中、ブラブラと歩く。すごく暑いけど、なんとなく気持ちいい。
せっかくなので「お戒壇めぐり」にチャレンジ。真っ暗な回廊を手探りで歩いていく。
中程にかかる「極楽の錠前」を探り当てると、秘仏の御本尊と結縁出来るのだそうだ。
前の人の気配に助けられて、見事に「極楽の錠前」を探り当てることが出来た。
それから山門へ。急な階段をのぼると、四国八十八ヵ所霊場の御分身仏がお祀りされている。
「善光寺」と書かれた額の文字には五羽の鳩の姿。なるほど、こうなっているのか。
友達が蕎麦を食べたいと言うので、「大善」という店へ入る。
オレは新幹線の中で弁当を食べたので、蕎麦がきでお付き合い。
腹ごなしを兼ねて、しばらくあたりを散策。雰囲気のある店が点在してる。
開場時間の16時半が近づいてきたので、会場のネオンホールへ。
蔦のからまる建物に、趣きのある木製のドア。とってもいい雰囲気の会場。
入場整理番号018で入場。最前列は逆に観にくそうだったので、CHABO正面の二列目に座る。
お客さんは全部で70人ほど、フロアは一杯だけどそれほど窮屈な感じではない。
ステージの段差が無いフラットなフロアだけど、椅子の高さが工夫されていて観やすいのだ。
ウッディな造りは、京都の磔磔を思わせる。これはいい感じで盛りあがりそうな予感。
予定どおり、17時ちょうどに開演。
まずは山口 洋がステージに登場し、ギターを抱えて唄い始める。
アコースティックギターにディレイをかけて、それをバックにソロを弾くいつものスタイル。
唄の途中に歌詞の説明を入れたり、お客さんのノリを気遣ってみたり、
あいかわらず細かいというか気にし過ぎというか・・・でもそれが山口 洋らしいと言える。
ステージ中央に飾られた「MY LIFE IS MY MESSAGE」の看板は、MADE in 長野だとのこと。
全国各地を旅して、こうして長野に戻ってきた事実は、とっても感慨深いものがあるだろう。
洋はCHABOのことを「先輩」と呼んでいて、CHABOとのエピソードを嬉しそうに話す。
左手を骨折したのを聞きつけたCHABOから送られたメールは「オマエインタイ」の七文字だったこと、
ギャグがおもしろ過ぎて腹筋が痛くなってしまったこと・・・。好きで好きでたまらない感じが伝わってくる。
演奏はわりとあっさりと終わってしまい、17時50分ごろ休憩に入る。
10分ほどの休憩をはさんで、18時からCHABOのステージが始まる。
B.B.Kingが流れる中、いつものようにステージへCHABOが登場。
オープニングの「よォーこそ」から「打破」へ続いていくという、なかなか攻めた選曲。
お客さんも大きな手拍子と歓声でそれに応える。やっぱり地方のノリは独特のものがある。
次の「祝祭」はミディアムテンポで、いつもとはちょっと違ったR&Bっぽいアレンジ。
「A Hard Days Night」は、サビの「Yeah~!」のコーラスをお客さんに頼んでの演奏。
CHABOはポールの東京ドームをひさこさんと観に行き、愛を囁きながら観ようと思ってたら、
5万人お客さんが居る中で偶然隣に洋が居て、仕方なく三人で観たのだと。
「サイクリング」「BLUE MOON」を演奏したあと、「君が僕を知ってる」はお客さんとシンギング。
続く「毎日がブランニューデイ」も、お客さんといっしょに・・・。最近、こういう展開多いな。
久しぶりに聴く「ティーンエイジャー」は、いつもよりハネた演奏が印象的だった。
「バンドマンはいい加減なヤツ多いけど、ロックンロールは誤魔化せないもんね」とCHABOは言い、
ラストに「ガルシアの風」を演奏して本編は終了。
アンコールは、CHABOと洋のセッション。
今回のツアータイトルでもある“The Beatles”の「Two of us」に続いて、“麗蘭”の「BLUE BLUE」。
洋はエレキギターを弾くのだが、やっぱり蘭丸とは違うタッチでまったく別物に聴こえる。
久しぶりにCHABOの「オーオーオー! ナガシマ!」を聞くことが出来たのは良かったけど。
「新・相馬盆唄」では、洋のブズーキとCHABOのアコースティックギターが火花を散らす。
CHABOは「洋は何でも弾けるんだ。夜は布団もひくぞ」と言い、それを聞いた洋はバカ受け。
そして“麗蘭”のナンバーから「歩く」。これまた洋のギターが荒っぽくて、ちょっと違った雰囲気。
“HEATWAVE”の曲をはさみ、洋は「オーケー!チャボ!」と叫んで「雨あがりの夜空に」が始まる。
ここでお客さんは総立ち。フラットなフロアなので、おそらく前三列ぐらいしか見えなかっただろうな。
それでもCHABOと洋はノリノリで、ダックウォークでステージを動きまわる。
最後はスタンディングのまま「満月の夕」。いろいろな想いがアタマを駆け巡る。
SE「The Long And Winding Road」が流れて、ライブは20時05分過ぎにすべて終了。
ライブ終了後、長野駅前まで戻って、行きつけの飲み屋「大久保西の茶屋」へ。
人気ベスト3だという野沢菜天婦羅、馬刺、煮込、そして長野ならではの“はちのこ”を注文。
飲み物はビール、それから「浅間嶽」「七笑」という地酒。みんな美味しくてたまらない。
新幹線の時間があるので、名残惜しいけど22時前にはおひらき。
友達とは長野駅でサヨナラして、最終の新幹線に乗って帰京。
今日は新宿LOFTへ、KERA「ソロ ワンマンライヴ」を観に行く。
“シンセサイザーズ”と“有頂天”のニューアルバムが発売されるこのタイミングで、まさかのソロライブ。
だけどKERAのソロは、バンドとは違った世界観が感じられてとっても好きなのだ。
仕事を早めに切り上げて、会場の新宿LOFTへ。ちょっと久しぶりの来場、大好きなハコ。
チケットには18時開場と書いてあるのに、看板には18時30分開場と書いてある。
「あれっ?」と思って確認したら、やはり18時開場とのこと。危ない、危ない・・・。
私の整理番号はA-004。開場時間と同時に、店員さんに呼び出される。
番号に比べて人の数が多いな~と思ったら、他のチケットとの並列入場。
その人たちが持っていたピンク色のチケット、あのチケットは何なんだろうなぁ~?
フロアに入ると、ステージ前のフロアには椅子が並べられ、後方はスタンディングエリア。
Aチケットは椅子席という意味らしい。なんとか最前列の席を確保。
ちょっとドタバタしつつも、“シンセサイザーズ”と“有頂天”のニューアルバムを購入。
開演までにはまだまだ時間があるので、フロア内をブラブラ廻って過ごす。
いつもはスタンディングだから、こんな経験あんまりしたことないなぁ~。
予定より遅れて、19時10分ごろ開演。
ドラム、ベース、キーボード、ギター、加えてパーカッションはREIKO。
そのバンドをバックに、ハットをかぶったKERAさんが唄い出す。
選曲はオリジナルナンバーに加えて、いろいろなジャンルのカバー曲。
ネットに公開されたセットリストによると、ブライアン・イーノ、灰田勝彦、S-KEN、
新月、デヴィット・ボウイ、ミシェール・ルグラン、ポール・ウィリアムス。
それからKERAさんが手がけた芝居の挿入歌や、映画のテーマ曲など。
JAZZYなナンバーもいくつか。今年中にJAZZのアルバムを出すのだとか・・・楽しみ。
バンドでは決して味わえない、KERAさんの幅広い世界が展開されていく。
ライブ中盤、三浦俊一が登場。REIKOと三人でセッション。
三浦さんが“シンセサイザーズ”から脱退したときはどうしたんだろう?と思ったけど、
関係は修復されたみたいで良かった。KERAさんは「そのへんはほっといて」と言ってた。
「Happy Talk」などを演ったあと、バンドも加わって「マリオネットタウンでそっくりショー」を演奏。
やっぱり音楽っていいなぁ~って、しみじみと思った瞬間だった。
椅子席でのライブということで、KERAさんのMCもいつもとは違う内容に・・・。
ご両親の話とかこれまで聞いたことがなかったけど、KERAさんの想いがすごく感じられた。
KERAさんの唄って無機質な感じが好きなんだけど、ディープな部分もあるんだなと思った。
久しぶりに聴く「さよならまねき猫」は、REIKOのコーラス入り。最高に可愛かった。
本編最後は「神様とその他の変種」。立ちあがろうかな?と思ったけど、結局出来ずじまい。
KERAさんは「『雨あがりの夜空に』を演ったら立って下さい」と言ってたけど、そりゃやらないわな(笑)。
アンコールは2回。「いくじなし」からの「Baby Go round」でフィナーレ。
唄い終わるとすぐにステージを去るKERAさん。昔からだけど、それがとってもカッコいい。
ライブが終わったのは21時30分過ぎ。たっぷりと楽しめた大満足のライブだった。
今日は渋谷シネクイントへ、「ジェームス・ブラウン 最高の魂を持つ男」を観に行く。
このところミュージシャン関連の映画がたくさん公開されているけれど、
いよいよ真打とも言うべきジェームス・ブラウンの映画が5月30日から公開された。
ネットから19時30分の回を予約して、18時過ぎに仕事を終わらせて渋谷へと向かう。
時間の余裕があまり無くなっちゃったけど、以前から行きたかった「RECOfan」へ寄る。
渋谷BEAMの4階ワンフロア、かなりたくさんのレコードとCDが並んでいる。
なかなか充実した品揃えにウキウキしつつも、今日のところは収穫なし。
時間が迫って来たので、劇場へと向かう。
開映時間10分前に劇場へ到着。予約したのはド真ん中の席G-11。
フロアがフラットなので、もうちょっと前でも良かったかな~と思った。
映画は、ジェームス・ブラウンの生い立ちからスターになるまでを描いたストーリー。
時間軸が行ったり来たり、シーンがあちこちに飛んだりと、若干ぶっ飛んだ構成。
淡々としたドキュメンタリーではなく、物語として楽しむことが出来た。
貧しかった少年時代、犯罪歴、バンド仲間との軋轢・・・それを超えたものがJBなのだ。
演じる役者さんも、主役のJBはもとより、ストーンズ、リトル・リチャードと、
それぞれに特徴をよくとらえていて、思わずクスリとしてしまうのであった。
けっこう長い映画だけど、最後まで楽しく観ることが出来た。(上映時間:139分)
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