今日は朝から大工仕事。
収納の棚板に、ひたすら鉋をかけていく。
最初は刃の調整がうまくいかずに手こずったけど、そのうち慣れてスムーズに。
それでもなかなかサイズが合わずに、けっきょく2時間もかかってしまった。
ようやくすっぽりと棚板がはまり、これで荷物をスッキリ収納する事が出来る。
夕方になって出かける。
今日はNHKホールへ、加山雄三のコンサートを観に行く。
「ファイナルホールコンサートツアー“若大将EXPO~夢に向かっていま~”」というタイトル通り、
78歳にして今回が最後のホールコンサートツアー、今日はそのLAST公演となる。
私は5年前に一度コンサートを観ただけのファンだけど、LAST公演ともなるとやはり感慨深い。
18時開演ということで、17時45分ごろ会場入り。ロビーはたくさんのお客さんで賑わってる。
今日の席は、2階R10列12番。2階席だけど、意外とステージは近いので嬉しい。
3階席まで見事にギッシリと埋まっている。この瞬間に賭ける想いが、ひしひしと感じられる。
予定より遅れて、18時10分ごろ開演。
ドラム、ベース、キーボード×2、ギター×2という編成をバックに、
黒いパンツに黒いシャツ、それに白いジャケットを羽織った若大将が唄い出す。
オープニングは「光進丸」。そのまま若大将の世界にどっぷりと浸っていく。
それから若大将のこれまでを振り返るような感じで、次々に演奏が繰り広げられる。
エルビス・プレスリーでRockに出会い、ベンチャーズでエレキに目覚め・・・、
そんな時代を物語るようにモズライトを弾きながら唄う若大将がカッコイイ。
ラブソングやヒット曲を交えながら、ビートルズに出逢ったときのエピソードを話す。
今日のコンサートは二部構成ということで、第1部最後の曲は「旅人よ」。
若大将は唄わずに、お客さんに唄ってもらうという演出。これがちょっと感動的だった。
1時間10分ほどで第1部は終わり、15分の休憩をはさんで第2部が始まる。
いきなり「海 その愛」ですよ・・・。個人的にはこの曲がやっぱり一番好きかなぁ~?
第2部は「ぼくの妹に」「その日海からラプソディ」といった往年のヒット曲から、
「SING」「AND I LOVE YOU SO」といったカバー曲、「サライ」「座・ロンリーハーツ親父バンド」
といった最近のナンバーまで、若大将の音楽生活を総括するようなセットリスト。
最近の曲はいまひとつ馴染めないところもあるけど、若大将の唄はやっぱり普遍的だと思う。
本編最後は「MY WAY」。ベタベタな感じは否めないけど、グッときちゃうんだよね~こういうの。
アンコール、まずは「君といつまでも」。若大将といえば、やっぱりコレですよ。
そして「夜空の星」。ずっと座って聴いていたけど、この曲は盛りあがらないとね。
ラストは新曲の「Dreamer~夢に向かって いま」。若大将はこれから自分で船を造って、
世界を廻るという夢があるのだそうだ。それを実現させるために、時間を作っていきたいとのこと。
「もう遅い」という言葉は大嫌い、いつまでも夢を追いかけていきたいという言葉に思わずジーン。
バンドメンバーが退場し、これで終わりかと思ったけど、鳴りやまないアンコールの声に応えて、
若大将はカラオケをバックに「時を越えて」をじっくりと唄いあげる。
こうして若大将のファイナルホールコンサートは、21時15分ごろすべて終了。
聞くところによるとこれで完全に唄うのをやめてしまうわけではないらしいけど、
愛用のモズライトは本日アルバムを買ってくれた人に抽選でプレゼントするとのことで、
やっぱりひとつの時代が終わってしまったことを感じずにはいられない瞬間だった。
土曜日だからどこかで飲んでいこうと、駅周辺をブラブラ。
「山家」や「多古菊」はいっぱいで入れなかったので、「ほっと屋」で飲むことにする。
店員さんの応対がいまいちで一瞬イラっときたけど、それなりに満喫することが出来た。
まだバスがあるうちに帰ろうと思い、23時前にはおひらきにして帰宅。
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