梅津和時 with 早川義夫「シリーズ ふたり vol.10」大塚 All in Fun
今日は大塚 All in Funへ、梅津和時「シリーズ ふたり vol.10」を観に行く。
「シリーズ ふたり」は、梅津さんがゲストをひとり招いて定期的に行っているライブ。
記念すべき10回目のゲストが早川義夫ということで、迷わずに予約の電話を入れた。
予約番号が18番なので、18時30分の開場に間に合うよう早めに退社して大塚駅へと向かう。
その作戦が見事に功を奏して、18時前には大塚駅に到着。しばらくあたりを散策する。
都電荒川線が街の真ん中を通っている、なんとも風情がある街。
裏通りに入るとイイ感じの飲み屋もたくさんあって、なかなか好みの街かもしれない。
おそらく人生で二度目の来日、今夜はたっぷり楽しむしかないな。
18時20分ごろ会場へ行き、お店の人に点呼されて番号順に整列。
時間通りに開場してフロアへ入る。入口を入ってすぐ手前の窓側がステージ。
最前列の左端の席が空いていたので、すかさずそこに座る。
隣に座った早川さんファンの方と、開演まで話をして過ごす。
ほぼ予定通り、19時30分過ぎに開演。
ステージ上手に梅津さんが立ち、下手に置かれたピアノの前に早川さん。
一曲目は「サルビアの花」。早川さんの唄に、梅津さんのサックスがからみつく。
梅津さんと早川さんは9年ぶりの共演になるということで、
早川さん曰く「音が優しいので、女の人と演っているみたい」とのこと。
確かに梅津さんの放つ音は、とっても優しく早川さんの唄を包み込む。
梅津さんは曲によって、サックス、クラリネット、バスクラリネットなどを使い分ける。
自分の座った位置のせいかもしれないけど、息遣い含めてものすごく胸にグッときた。
そんな中、早川さんの唄はこれまで観たときと同じく、心にクッキリと何かを刻みつける。
「感動」という一言では表せない、独特の感触が早川さんの唄にはある。
安心するような、寂しくなるような、楽しくなるような、哀しくなるような・・・なんとも言えない感触。
梅津さんは早川さんの唄にあわせて、時には優しく、時には激しく、時には下品にサックスを吹く。
特に「身体と歌だけの関係」での必殺二本同時吹きは、とってもイカガワしくて良かった。
ライブは第1部が50分弱、第2部がアンコールを含めて約60分という構成。
第2部の最初は梅津さんのソロで「東北」の吹き語り、これもまた心にジーンときた。
後半では梅津さんの客席乱入も飛び出し、梅津さんワールドを堪能することが出来た。
アンコールも二曲やってくれて、梅津さん早川さん両方が好きな私にとっては最高のライブだった。
欲を言えば「MY R&R」を、梅津さんのサックスで聴きたかったかな・・・。
ライブが終了したのは22時前。せっかくなので大塚で飲むことにする。
なかなか魅力的な店がたくさんだったけど、けっきょく定番の「紅とん」に落ち着く。
カウンターに居場所を見つけて、いつものように焼とんとビールと黒ホッピー。
ここでちょっとしたサプライズがあったのだけれど、ここにはとても書けません(汗)
そろそろ閉店だと言うので、23時半にはおひらきにして帰宅。
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