« 大江慎也「Special One Man Show」下北沢SHELTER | トップページ | 金曜日の夜 »

2015年8月27日 (木)

梅津和時 with 早川義夫「シリーズ ふたり vol.10」大塚 All in Fun

今日は大塚 All in Funへ、梅津和時「シリーズ ふたり vol.10」を観に行く。
「シリーズ ふたり」は、梅津さんがゲストをひとり招いて定期的に行っているライブ。
記念すべき10回目のゲストが早川義夫ということで、迷わずに予約の電話を入れた。
予約番号が18番なので、18時30分の開場に間に合うよう早めに退社して大塚駅へと向かう。
その作戦が見事に功を奏して、18時前には大塚駅に到着。しばらくあたりを散策する。
都電荒川線が街の真ん中を通っている、なんとも風情がある街。
裏通りに入るとイイ感じの飲み屋もたくさんあって、なかなか好みの街かもしれない。
おそらく人生で二度目の来日、今夜はたっぷり楽しむしかないな。
18時20分ごろ会場へ行き、お店の人に点呼されて番号順に整列。
時間通りに開場してフロアへ入る。入口を入ってすぐ手前の窓側がステージ。
最前列の左端の席が空いていたので、すかさずそこに座る。
隣に座った早川さんファンの方と、開演まで話をして過ごす。

Img_0946

ほぼ予定通り、19時30分過ぎに開演。
ステージ上手に梅津さんが立ち、下手に置かれたピアノの前に早川さん。
一曲目は「サルビアの花」。早川さんの唄に、梅津さんのサックスがからみつく。
梅津さんと早川さんは9年ぶりの共演になるということで、
早川さん曰く「音が優しいので、女の人と演っているみたい」とのこと。
確かに梅津さんの放つ音は、とっても優しく早川さんの唄を包み込む。
梅津さんは曲によって、サックス、クラリネット、バスクラリネットなどを使い分ける。
自分の座った位置のせいかもしれないけど、息遣い含めてものすごく胸にグッときた。

そんな中、早川さんの唄はこれまで観たときと同じく、心にクッキリと何かを刻みつける。
「感動」という一言では表せない、独特の感触が早川さんの唄にはある。
安心するような、寂しくなるような、楽しくなるような、哀しくなるような・・・なんとも言えない感触。
梅津さんは早川さんの唄にあわせて、時には優しく、時には激しく、時には下品にサックスを吹く。
特に「身体と歌だけの関係」での必殺二本同時吹きは、とってもイカガワしくて良かった。
ライブは第1部が50分弱、第2部がアンコールを含めて約60分という構成。
第2部の最初は梅津さんのソロで「東北」の吹き語り、これもまた心にジーンときた。
後半では梅津さんの客席乱入も飛び出し、梅津さんワールドを堪能することが出来た。
アンコールも二曲やってくれて、梅津さん早川さん両方が好きな私にとっては最高のライブだった。
欲を言えば「MY R&R」を、梅津さんのサックスで聴きたかったかな・・・。

ライブが終了したのは22時前。せっかくなので大塚で飲むことにする。
なかなか魅力的な店がたくさんだったけど、けっきょく定番の「紅とん」に落ち着く。
カウンターに居場所を見つけて、いつものように焼とんとビールと黒ホッピー。
ここでちょっとしたサプライズがあったのだけれど、ここにはとても書けません(汗)
そろそろ閉店だと言うので、23時半にはおひらきにして帰宅。

|

« 大江慎也「Special One Man Show」下北沢SHELTER | トップページ | 金曜日の夜 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 大江慎也「Special One Man Show」下北沢SHELTER | トップページ | 金曜日の夜 »