仲井戸麗市「今年はひとりで、ゆったり演ります。当日はリクエストも受けるかもしれないし、カバーもやるかもしれないし、新曲もやるかもしれないし、の、かもしれない 仲井戸"CHABO"麗市 65歳 バースデイLIVE」渋谷 PLEASURE PLEASURE
今日はCHABOの65回目の誕生日ということで、SHIBUYA PLEASURE PLEASUREでバースデイLIVE。
「今年はひとりで、ゆったり演ります。
当日はリクエストも受けるかもしれないし、カバーもやるかもしれないし、
新曲もやるかもしれないし、の、かもしれない 仲井戸"CHABO"麗市 65歳 バースデイLIVE」というタイトル。
いったいどんな感じになるのか? いろいろと想像力をかき立てる素晴らしいタイトルだな。
16時に仕事を終わらせて、そのまま渋谷へと直行。開演までには時間があるので、しばらく街をブラブラ。
まずは渋谷公会堂へ行ってみる。9月6日は大雨でゆっくりお別れ出来なかったから、サヨナラを言うために。
ガラスのドアから中を覗いてみると、ホール入口のドアには関係者が書いたと思われるメッセージ。
そういうのを見ると、やっぱりこれでおしまいなんだなぁ~というのを実感してしまう。
隣の区役所も今日までということらしく、写真を撮ったりしてみんな別れを惜しんでる。
時間の流れだから仕方がないとはいえ、やっぱりちょっと寂しいなぁ~。
30分ほどぼんやりして、そのあと「HMV record shop」で“ジャックス”の7インチ盤を購入。
それから「disk union」で“THE ERECTIONS」のCDを買ってから会場へと向かう。
19時過ぎに会場着。「グッズを5000円以上購入すると、CHABOのサイン入りポスターがもらえる」
という殺し文句に惹き付けられて、Tシャツとトートバッグをついつい購入。
それから友達としばらく話をして、自分の席:1階J列8番へ。
後から二列目という席だけど、この会場はどこからでも観やすいからヨシとしよう。
今日のライブはファンクラブメンバー限定ということだけど、客席はギッシリと埋まっている。
ほぼ予定通り、19時30分過ぎに開演。
SE「Stand By Me」が流れる中、おニューのシャツを羽織ったCHABOがステージに登場。
流れていたSEがフェードアウトすると同時に、今度はCHABOが「Stand By Me」を唄い出す。
なかなか洒落たオープニング、エンディングでは“THE BEATLES”の「Birthday」を自分に向けて唄う。
続いて「Born in 新宿」。「今日の内容はオマエらの態度次第」というCHABOの言葉に、期待感がさらに膨らむ。
「13年ぶりに出たアルバムの中から、渋谷公会堂で演らなかった曲をやる」とCHABOは言い、
「何かいい事ないかな? 子猫ちゃん」を唄う。曲の前後には、Tom Jonesが唄う原曲が流れる。
「「僕等のBIG PINK」で...」の前後にも“THE BAND”の曲が流れ、これはちょっと新しい演出。
CHABOが中学時代にやっていたバンド“CARNIVALS”のレパートリーだったという話から、
“Peter & Gordon”の「愛なき世界」など、カバー曲を立て続けに演奏。
そしてここでリクエストコーナーに突入。今日一日、何をリクエストしようかとずっと考えていたオレ。
すかさず「ランタン」をリクエストをするも、CHABOに「マニアックだな・・・」と言われてボツ(?)。
客席からは「ステーション・ホテル」「Song for you」「讃美歌」「糧」と声がかかり、次々に演奏していく。
「おいしい水」は蘭丸がいないと・・・という理由で却下されたけど、他にはすべてしっかりと応えてくれた。
オレのリクエストは?と思っていると、「さっき「ランタン」って言ったヤツいたな」と言って演奏を始める。
ステージの照明がグッと落とされ、かなり本格的に演ってくれたのがうれしかった。
続いて「コーヒー・サイフォン」「The Long And Winding Road」「ねぇ!神様」と
清志郎への想いを込めた唄が続く。
CHABOは著書「一枚のレコードから」を取り出し、「朝日のあたる家」を朗読。
ここからはかなりディープな内容だったので、ブログへのアップは控えることにしたい。
そして始まったのは「唄」。さっきから涙腺決壊しっ放し・・・。なんだかたまらない気持ち。
続いて再びニューアルバムから「川」を演奏。エンディングで「MY NAME IS CHABO」につながる。
本編最後は「夏の色調」。前半がポエトリーリーディングになっていたり、ちょっと違ったアレンジで幕。
アンコール、まずは軽やかに「祝祭」から始まり、続いてリズムボックスをバックに「歩く」。
「歩く」は、このところCHABOのテーマ曲と言っても良いようなポジションになりつつある。
特に今日はこれまでの流れを受けて、とてもずっしりと重たく心に響いた。
Sandy Dennyのカバーで「時の流れを誰が知る」を演奏してから、アップテンポの「HARVEST」。
そして最後はニューアルバムから「SEASON」。この曲も、とっても優しい感触で好きだな。
しっとりとみんなで合唱したあと、SE「What A Wonderful World」が流れて、ライブはフィナーレを迎える。
続いて「Twist And Shout」が流れる中、CHABOはステージを去り、ライブは22時20分ごろ終了。
けっこう遅くなってしまったけれど、いつものメンツで「和民」で打ち上げ。
けっきょく2時過ぎまで飲んで、タクシーに乗って帰宅。
| 固定リンク
コメント