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2015年10月20日 (火)

古井戸「再会」東京キネマ倶楽部

今日は鶯谷 東京キネマ倶楽部へ、古井戸「再会」を観に行く。
おとといの諏訪市文化センターでの興奮も冷めやらぬまま、迎えた本日の東京ライブ。
チケットは早々にソールドアウトということで、みんなの期待の高さがうかがえる。
私もかなり気合が入ってしまい、16時過ぎには退社して17時には会場に到着。
会場前には当日券を求めるお客さんの列。意外と余裕で買えてるみたい。
開場までかなり時間があるので、ライブ前の恒例となっている会場周辺散策。
ブラブラと歩いて、鬼子母神やちょっと懐かしい感じの路地裏を見てまわる。
開場時間が近づいて来たので、再び会場前へ。友達と落ち合う。
本日は自由席。エレベーターを使って、整理番号124番で入場。
既に席はけっこう埋まっていたけれど、ステージ下手の5列目を確保。

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予定通り、19時に開演。
渋谷公会堂のときも諏訪のときも、ステージには緞帳がおろされていて、
緞帳があがるとそこにカナヤンとCHABOが居る・・・という感じだったのだけれど、
今日は緞帳が無いので、ステージ上手からカナヤン、下手からCHABOが登場。
諏訪では黒ずくめだったカナヤン、今夜は白で決めております。
CHABOはいつも通りの雰囲気、それが2015年型の“古井戸”。
CHABOの多彩なギターにあわせて、カナヤンの唄声がフロアに響く。
諏訪の時はちょっとガチガチな印象があったけど、今夜はよりリラックスした感じ。
カナヤンのしゃべりに対して、CHABOも自然に受け答えする展開。
ガットギターで弾く「待ちぼうけ」のイントロを、お客さんのリアクションを求めて何度も繰り返すCHABO。
「昔は俺がお客さんを煽ってたのに、今はCHABOが煽って俺がたしなめてる」とカナヤンは嬉しそうに話す。

オープニングの「750円のブルース」から、セットリストは諏訪とほとんど同じ。
だけど「雨の日の街」の後に、「スーパードライバー5月4日」が追加された。
この曲はCHABOのソロライブでは聴いたことあったけど、“古井戸”で聴くのはもちろん初めて。
イントロの風変りなギターから、後半の掛け合いのような二人のヴォーカルが楽しい。
スタジオ盤に入っているブレーキ音は、CHABOの車のヤツを渋谷「ジャンジャン」の駐車場で録ったらしい。
「早く帰りたい」もギターのぶっ飛び方と、二人の掛け合いヴォーカルが特徴的な曲。
“古井戸”の曲は、バリエーションが本当に豊富だ。やっぱりフォークデュオでなく「バンド」なんだな。
本編のラスト三曲「さよならマスター」「四季の詩」「いつか笑える日」に、今夜もグッと来た。

アンコールは、「ポスターカラー」から「何とかなれ」。この流れもまた泣かせる。
「何とかなれ」で手拍子が沸き起こったけど、なんとなく違うような気がした。
“古井戸”の演奏は、じっと集中して観ていたい感じ。実際、これほど集中して観たのは久しぶり。
諏訪ではここでいったん二人が退場してダブルアンコールになったのだけれど、
今日はステージへ戻る前に引き返してきて、そのまま演奏が続く。
満点の星空をイメージさせるイルミネーションをバックに、「夜奏曲」を演奏。
そして最後は「おやすみ」。諏訪では演奏されなかったけど、今夜は特別。
うん、なんかこれでスッキリと完結したって感じかな。。。
エンディング、カナヤンは号泣。それを優し気な目で見つめるCHABO。
いろいろな想いがあったんだろうな・・・。それもすっかりリセットされたのだろう。まさに「10年ゴム消し」。
ステージ下手のお立ち台にのぼってふざけあう二人の姿が、なんだかとっても素敵だった。
「アイ・シャル・ビー・リリースト」が流れる中、“古井戸”のライブは21時ちょっと前に終了。

まだ21時なので、友達数人と打ち上げ。
駅の反対側の「信濃路」という店へ。昔ながらの呑み屋という感じが素敵。
なかなかファンキーな話題満載で、かなり笑かしてもらった。
23時ごろおひらきにして、山手線に乗って帰宅。

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