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2015年11月27日 (金)

VA「伝説の歌番組 ヤンヤン歌うスタジオ 復活コンサート」中野サンプラザ

今日は中野サンプラザへ、「伝説の歌番組 ヤンヤン歌うスタジオ 復活コンサート」を観に行く。
「ヤンヤン歌うスタジオ」は、1977年から1987年まで東京12チャンネル(今のテレビ東京)で
放送されていた番組。当時全盛期だったアイドル歌謡曲を中心とした歌番組だ。
日曜日の夜7時、毎週欠かさず観ていた番組が、コンサートとして突如復活。
出演も司会の“あのねのね”をはじめとして、当時のアイドルが勢ぞろいという感じ。
1980年代アイドル好きの自分としては、迷わずチケットを手に入れた。
いつもより早く16時には仕事を切りあげて、そのまま中野駅へと直行。
かなり早く着いたので「RARE」や「disk union」を覗いてから、18時15分ごろ会場入り。
今日の席は1階23列15番。良くもなく悪くもない、まずまずのポジション。

20151127_1702

18時30分、テレビ局のADのような人がステージ袖に出てきて前説。
今日のコンサートは、「テレビの公開録画」という体裁で行われるということらしい。
18時40分ごろステージの緞帳があがって、司会の“あのねのね”が出演者を呼び出す。
柏原芳恵、早見 優、松本伊代、香坂みゆき、桑田靖子、森口博子、布川敏和、渋谷哲平、竹本孝之、
笠 浩二、そして番組のレギュラーだった清水アキラ、栗田貫一、Bro.KORNが、
ステージ中央に設置された階段を降りて登場。いやぁ~この感じ、懐かしいねぇ~。
コンサートはトークをはさみつつ、出演者それぞれが二曲づつ唄うという流れ。
けれども二曲連続で唄うのではなく一曲づつバラバラに唄うので、ちょっと散漫な感じがしたかな。

柏原芳恵は「ハロー・グッバイ」と「春なのに」。芳恵ちゃんといえば、やっぱりこの二曲なのかなぁ~?
この人は久しぶりに見たけど、昔とまったく変わらないハツラツとした雰囲気が素敵。
早見 優は「夏色のナンシー」と「PASSION」。「急いで!初恋」や「渚のライオン」も聴きたかったぞ。
優ちゃんもあいかわらずスレンダーなスタイルで、あの頃にタイムスリップしたような感覚に陥る。
松本伊代は「センチメンタル・ジャーニー」と「TVの国からキラキラ」。この選曲は堅いところか。
伊代ちゃんは、なんと“キャプテン”を引き連れての登場。これはとっても嬉しかった。
親衛隊のコール、そして客席から投げ込まれる紙テープ。今日一番の盛りあがりだ。
渋谷哲平は「Deep(ディープ)」、それから「ヤング・セーラーマン (IN THE NAVY)」。
「Deep(ディープ)」以外に何を唄うんだろう?と思っていたけど、確かにそんな曲も唄っていたね。
何故か踊らずに唄うようにしていたらしく、もうちょっとハジけてくれても良かったのに・・・と思った。
香坂みゆきは「ニュアンスしましょ」と「レイラ」。ふんわりした曲と激しく唄いあげる曲。
初めてナマで観たけど、めちゃめちゃ唄がうまいな。久しぶりなので、本人はすごく緊張したらしいけど。

笠 浩二はもちろん“C-C-B”のナンバーから「Romanticが止まらない」と「スクール・ガール」。
いろいろな事情があるからだろうけど、それでもひとり“C-C-B”はちょっと寂しかったかな。
竹本孝之は「てれてZin Zin」と今年発売された新曲「Down to the River」。
「てれてZin Zin」は客席に降りてお客さんを煽り、「Down to the River」はしっとりとギター弾き語り。
やっぱり現役で演り続けている人は違うなぁ~。惹き付ける力というか、なんとも言えないオーラがある。
桑田靖子はデビュー曲「脱・プラトニック」と、もう一曲は最近の曲なのか?ちょっと落ち着いた感じの曲。
この人も初めてナマで観たけど、歌唱力バツグンで安心して聴いていられる。
森口博子は今日のコンサートではちょっと浮いていたかな? 唄った曲も知らない曲ばかりだった。
スペシャル企画は、松本伊代、早見 優、森口博子の三人で小泉今日子の「なんてたってアイドル」、
布川敏和、渋谷哲平、竹本孝之、Bro.KORNの四人でシャネルズの「ランナウェイ」。
フッくんとBro.KORNが交互にリードヴォーカルをとったのだけれど、二人の実力差がまざまざと・・・。
フッくんは結局“シブがき隊”の曲は唄わずじまい・・・それはちょっと残念だったかな。

これらアイドル歌手の唄以外にも、今日のコンサートは見どころがたくさん。
コンサート中盤には、番組の名物コーナー「ねのねの何でも修行中」を再現。
映画撮影をモチーフに、“あのねのね”を中心としてドタバタコントを繰り広げる。
それから出演者への質問トークコーナー。ちょっとグダグダだったけど、おもしろかった。
アイドル番組といえばバックダンサー。今日は日本体育大学のチアリーディング部が担当。
チアリーディングのコーナーでは、アクロバティックな技を見せてお客さんの度肝を抜いた。
こうしてじっくりとチアリーディングを観るのは初めてだけど、ものすごい技術に感動した。
清水アキラと栗田貫一は、それぞれお得意の物真似、Bro.KORNはオリジナル曲を披露。
“あのねのね”は、「ネコ・ニャンニャンニャン」「赤とんぼの唄」「魚屋のオッサンの歌」を熱唱。
ラストは出演者全員で“THE BUBBLE GUM BROTHERS”の「WON'T BE LONG」を唄ってフィナーレ。
番組らしく「ヤンヤンロック」が流れる中、出演者それぞれにコメントをもらいながら21時35分ごろ終了。

予想以上に遅くなってしまったけれど、まぁそこは金曜日、中野で呑むことにする。
いつものように「八海」へ行って、いろいろなものをつまみに呑む。
かなり混んでいたけど、店員さんが的確にサバいていてとっても好印象。
23時過ぎにおひらきにして、バスに乗って帰宅。

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