今日は定時に仕事を切り上げ、後楽園ホールでプロレス観戦。
定時ダッシュで行けば、水道橋駅には18時前に到着。
クリスマスイルミネーションで彩られた東京ドームシティをしばし写真に収める。
18時15分、後楽園ホール前で後輩と落ち合い、そのまま会場入り。
今日の席は、リングサイド南側ろ列11番。前から二列目の南側ド真ん中。
これ以上ない最高のポジション。NOSAWAさんに感謝しなくちゃ。
隣に座った岡山から来た女性も加えて、ビール片手に楽しく観戦。
予定通り、18時45分開始。まずはNOSAWA論外、武藤敬司、ハヤブサによる3WAYトークショー。
ところが武藤が事故渋滞のためまだ来ておらず、論外とハヤブサ二人だけでトークが始まる。
メキシコで初めて出会った時の話から、お互いのプロレス感までいろいろな話が繰り広げられる。
20分が経過して終了を告げるゴングが鳴ったところで、ようやく武藤が姿を現わす。
武藤は一気に話を自分のペースに持っていき、5分の延長戦を見事に飾ってみせた。
そしていよいよ試合が始まる。
第1試合は、アレクサンダー大塚&鈴木秀樹&甲斐拓也 vs
川村 亮&橋本友彦&那須晃太郎の6人タッグマッチ。
アレクは久しぶりに見るけど、身体がひとまわり大きくなったような気がする。もちろん青コーナーから入場。
試合はアレクと橋本が中心となって進めていく感じ。二人の肉弾戦は迫力満点で楽しめる。
それに比べて他の四人はちょっと存在感が薄かったか? もうちょっとバチバチを期待していたのに。
だけど最後は鈴木がニーリフトからのダブルアーム・スープレックスで、那須からフォールを奪う。
第2試合は、百田光雄&力の親子タッグに菊タロー&“ハリウッド”ストーカー市川が挑むタイトルマッチ。
市川はあいかわらずの弱さで、百田親子の猛攻を受けて早くもフラフラ・・・。
それをカバーしてなんとか流れを変えようと奮闘する菊タローの姿が印象的だった。
それでも最後は菊タローが力をバックドロップで投げて3カウント。
これぞ奇跡の瞬間。菊タロー&市川が、まさかのタッグチャンピオンとなったのであった。
第3試合は、FUJITA vs 真田聖也のシングルマッチ。
安定した試合運びを見せるFUJITAに、元気あふれる真田が激しくぶつかっていく。
真田はパンプアップされた大胸筋をムキムキするパフォーマンス、
ちょっとナルシスティックな感じがするけど、鍛え込まれた身体は確かにカッコいい。
試合が両社の意地と意地、技と技とがぶつかり合う形でかなりスイング。
最後はタイガースープレックスからのラウンディングボディプレスで、真田がFUJITAから金星を奪う。
第4試合は、鈴木みのる&村上和成 vs 高山善廣&宮武 俊のタッグマッチ。
鈴木、村上、高山という怖~い三人に囲まれて、キャリアの浅い宮武はいささか分が悪い。
宮武をほとんど無視する形で、鈴木&村上と高山が激しいバトルを繰り広げる。
そしてひとたび攻撃の矛先が宮武に向けられると、半端ないぐらいにメッタメタのボッコボコに・・・。
半殺しの目にあいグロッキーの宮武をスリーパーに捉えた鈴木は、
そこから宮武のタイツを引っ張ってTバック状態にしてからゴッチ式パイルドライバーでピンフォール。
試合後は鈴木と村上もバチバチの張り手合戦となり、その怖さを充分に見せつけていた。
第5試合は、MAZADA vs 望月成晃の東京世界ヘビー級選手権試合。
望月は久しぶりに見るけど、あいかわらずバチバチとしたファイトスタイルが気持ちいい。
お客さんから「モッチー!」という掛け声がかかり、会場人気は本日イチバンという感じ。
対するMAZADAは、重たいラリアットや投げ技で望月を攻め込んでいく。
それを一瞬の隙をついて丸め込み、望月が新チャンピオンの座に着いた。
休憩時間をはさんで、いよいよメインイベントが始まる。
まずは青コーナーからNOSAWA論外、CIMA、カズ・ハヤシ、藤原喜明が入場。
見るからに華のある論外、CIMA、カズに加えて、藤原組長が加わった豪華なメンツ。
だけど赤コーナーから登場するのは、それに輪をかけたオールスターキャスト。
船木誠勝はあいかわらずのカッコ良さ、ザ・グレート・カブキはヌンチャクを振り回して毒霧を噴射。
ドリー・ファンクJr.が「スピニング・トー・ホールド」に乗って入場して、お客さんから大歓声を浴びる。
そして最後はミル・マスカラス。レインボーカラーのマントで「スカイ・ハイ」が流れる中を入場。
それだけでもうたまらない。子供の頃に憧れたレスラーが、すぐ目の前でファイトしているのだ。
試合はレジェンドたちが、それぞれの得意技を披露しながら進んでいく。
カブキは鋭いアッパーカットを繰り出し、ドリーはエルボー・スマッシュをいくつも叩き込む。
マスカラスはコークスクリュー・シザースに、フライング・クロスチョップを繰り出していく。
組長の頭突きやアキレス腱固めも飛び出し、もうかなりお腹イッパイな感じ。
それを巧みに活かして試合を運んでいった船木、論外、CIMA、カズもさすがだ。
ドリーは怒りに任せて鞭をふりかざし、伝家の宝刀スピニング・トー・ホールドを決める。
最後はマスカラスがコーナーポスト最上段からのダイビング・ボディアタックを論外に決めて3カウント。
試合後、ドリーがマイクを持って挨拶。ひと通り話し終えて「スピニング・トー・ホールド」がかかると、
会場にはこれでおしまい的な空気が流れて、プライド高いマスカラスは少々ムッとした模様。
気を取り直したマスカラスは、マイクを持って挨拶。試合中に着ていたTシャツを脱いで客席へ投げ入れる。
今日はリングのまわりにお客さんが集まることはなく、比較的おとなしい雰囲気でレジェンドを見送る。
リングに残ったのは、論外、CIMA、カズの三人。
誰が締めるかでひと悶着あったけど、そこはやっぱり主催の論外が挨拶して締める。
こうして今夜の試合は、21時45分ごろすべて終了。
火曜日ではあるけれど、せっかくなので駅前の「やるき茶屋」で呑んでいく。
いつものように他愛のない会話を繰り広げながら、ビールと日本酒を呑む。
けっきょく23時半ごろまで呑んで、神保町から都営新宿線に乗って帰宅。
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