どんとが情報化した日
今日はどんとが“情報化”した日。
この日になると毎年のように書いているけど、どんとのこと詳しくない人向けに解説。
どんとは生前、「人間は死ぬと情報化する」と言っていた。
肉体が滅びようとも、その人は情報化して生き続けるというのだ。
つまりこの文章を書いている私、そしてこの文章を読んでいる人達、
どんとのことを思うことで、それぞれの心の中にどんとは生き続けているのだ。
そんなことを思い出しつつ、今日は一日どんとのことを思いながら過ごした。
ところで、どんとが清志郎を好きなのは有名な話。
そのパフォーマンスにも、なんとなくその影響が見え隠れしているような気がする。
と言うより、気がしていた・・・という方が正しいかな?
このあたりは全く個人的なとらえ方だけど、清志郎とどんととは正反対なのかも?って思う。
清志郎は根底にBLUESがあるのに対して、どんとが奏でるのは完全なる“ハレ”の音楽。
もちろん清志郎にもぶっ飛んだ曲があるし、どんとにもBluesyな曲がある。
だけど今の私の中では、清志郎とどんとって両極の双璧を成しているような気がする。
清志郎もどんとを好きだったんじゃないかな? これも勝手な想像。
どんとが情報化したとき、「自分より年下のヤツが先に逝くなんてダメだ」って言ってた。
もちろん清志郎のことだから、「だって天国で偉そうな顔出来ないじゃん」という言葉が足されてたけど。
そんな清志郎とどんとが、私の中で直結したのは2006年の「どんと紅白」。
自分で書いた記録を見ると、1月27日に行われたのね。場所はどんととは因縁深いNHKホール。
どんとがプロになるきっかけをつかんだのもココだったし、ステージから落ちて骨折したのもココ。
そんな中で清志郎は、白組のトリで登場。司会の竹中直人から「北島三郎!」と紹介されたり。
清志郎が唄ったのは「孤独な詩人」。どんとが唄うオリジナルとは全く違うロッカバラード。
だから2階の客席で聴いていた私は、清志郎は今日のために新曲を書いてきてくれたんだ!と思った。
これがねぇ~、すごく良かった。清志郎は何十回と観ているけど、その中でも印象に残ってる。
てなわけで、私の中で情報化したどんと。(と、清志郎)
この曲を聴きながら。。。
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