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2016年1月17日 (日)

TELEVISION「plays MARQUEE MOON」下北沢 GARDEN

今日は下北沢 GARDENへ、“TELEVISION”のライブを観に行く。
2014年以来の来日、今夜は「TELEVISION plays MARQUEE MOON」と題されたライブ。
あの名盤「MARQUEE MOON」を全曲プレイするというプレミアム・ライブ。
日本では初めての試みということで、こいつはとっても楽しみ。
17時前に下北沢へ行き、しばらくあたりをブラブラしたあと17時30分過ぎに会場入り。
フロアはほどよい感じで埋まっているけど、ステージほぼ正面の6列目ぐらいに陣取る。
BGMに流れているのはDavid Bowie。ちょっとばかり胸が熱くなる。

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予定より遅れて、18時10分過ぎにスタート。
Drums:Billy Ficca、Bass:Fred Smith、Guitar:Jimmy Rip、Vocal&Guitar:Tom Verlaineが、
ステージにスタンバイ。私の立ち位置からは、奇跡的に四人ともよく見える。
チューニングを兼ねたインプロビゼーションが繰り広げられたあと、「See No Evil」が始まる。
Tomのへなへなヴォーカルはあいかわらずだけど、演奏は次第に熱を増していく。
演奏を引っ張っているのは、Jimmyのギター。パリッと乾いたシャープな音色。
対してTomのギターは、若干ウェットな音色。同じストラトなのに、その違いがおもしろい。
それをガッチリと固めているのは、BillyとFredのリズム隊。これが“TELEVISION”のサウンド。
他に類を見ない、独特なサウンド。なんて言うのだろう? 言葉に出来ない。

Tomは神経質そうにギターのチューニングを気にしながら演奏を続けていく。
ピックを使わずに指で弾くスタイル、バイオリン奏法を随所に織り交ぜてのプレイ。
対するJimmyはピックを使って、ちょっとばかりゴリゴリとしたハードな演奏。
だけどアンサンブルはもっぱらJimmyが中心となり、要所要所でTomがソロをとるという感じ。
危ういばかりのTomのヴォーカルとギターを、他の三人がキッチリとサポートしている。
選曲はライブのタイトル通り、「MARQUEE MOON」から全曲を続けざまに披露。
曲順はアルバム通りではなく、本編最後に演奏されたのは「Marquee Moon」。
まぁ、それが正解という感じでしょうかね。とにかくテンションが張り詰めたままの演奏。
アンコールは「Little Johnny Jewel」。緊張感の張り詰めたステージに、美しい旋律が響く。
それで終わりかと思いきや、セカンドアンコールは「I'm Gonna Find You」。
1時間35分ほどの演奏だったけど、“TELEVISION”のサウンドを満喫することが出来た。

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