梅津和時・木村充揮・三宅伸治「プチ大仕事 2016春」新宿PIT INN
今日は新宿PIT INNへ、「梅津和時 プチ大仕事 2016春」を観に行く。
昨日から5日間に渡って繰り広げられている毎年恒例の「プチ大仕事」、
今夜は「再会!梅津くんと木村くんと三宅くん」と題した梅津和時・木村充揮・三宅伸治のトリオ。
前回は去年の今頃~♪と思っていたら、実は二年前になるんだな・・・ビックリ!
何年前なのか?はともかく三人の演奏が素晴らしかったので、今回も迷わずチケットを購入したのだ。
19時30分開場というのは社会人にはありがたく、ちょっと残業しても余裕で会場入り。
友達と話しているうちに開場時間になり、整理番号24番で入場。
ステージ下手の二列目に座ることが出来たのはかなりラッキー。
ほぼ予定通り、20時過ぎに開演。
ステージ上手から、伸ちゃん、梅津さん、木村さんの順。椅子に座っての演奏。
オープニングは「ミッドナイト・スペシャル」、続いて「It's Alright」、伸ちゃんのヴォーカル曲が続く。
それから木村さんのヴォーカルで「10$の恋」。木村さんの唄声に梅津さんのサックスがからみつく。
「次はワルツ? ワルツって、ビールか?」と木村さん・・・ それはモルツじゃ!
伸ちゃんは困った顔をしながらも嬉しそう。伸ちゃんと木村さんと二人で「びんぼうワルツ」を唄う。
ここでひとまず木村さんは退場。木村さんは「俺が邪魔なんやな!」と言いながらステージを後にする。
そして始まったのは「愛」。清志郎が書いた歌詞に梅津さんが曲をつけた作品。。。
伸ちゃんの唄に梅津さんのサックスがぴったりと寄り添って、思わずじぃ~んと来てしまった。
「634-5789」で盛りあがった後、木村さんが再び加わって英語詞の「Gee, Baby, Ain't I Good To You?」。
第1部の最後はスローなバラード「空高く」。木村さんの「天使のダミ声」が胸に染みる・・・。
1時間ほどで第1部は終了して、休憩時間に入る。
21時15分ごろ、第2部がスタート。
「出かせぎブルース」「ボクサー」「シカゴ・バウンド」と、木村さんヴォーカルの曲を続けて演奏。
木村さんはマイペースに呑んだり煙草を吸ったり、わかりにくい駄洒落を言ったりしているけれど、
いざ唄い始めると「グアーーーン!」とすべて持って行ってしまうようなド迫力。
そして何気にギターもスゴくいい・・・。一見、めちゃめちゃにかき鳴らしてるように見えるけど、
コードストロークはザクザクとギターソロはバキバキと、これぞブルースって感じでたまらない。
対する伸ちゃんは、デューセンバーグやテレキャスでスライドギターを奏でる。
梅津さんはサックス、クラリネット、バスクラリネットを使い分けて、曲に彩りを添える。
三人でヴォーカルをまわして「いい事ばかりはありゃしない」を演奏したあと、軽快に「金持ちのオッサン」。
「ベートーベンをぶっとばせ」でぶっとばしタイムに突入して、梅津さんは客席でサックスを吹きまくる。
続いて木村さんが「嫌んなった」をシブく唄いあげ、本編最後は「何もなかった日」。
「いい事があるといいね~♪」とみんなが唄うと、木村さんは「あるよ~♪」と唄う。
なんだかとっても心がホットになる素敵な瞬間だった。
アンコール、Bo Diddleyのリズムに乗せて始まったのは「ホンダラ行進曲」。
最初は木村さんが勝手にふざけて唄っているのかと思ったけど、れっきとしたレパートリー。
“クレージーキャッツ”で有名なナンバー、私も大好きなので思わずいっしょに唄ってしまった。
それから木村さんが唄う「心はまるはだか」で盛りあがり、最後の曲は「Happy Birthday」。
今日は片山広明さんの誕生日だけど、そういう意味があったのかな?
ちょっぴりしんみりとした雰囲気の中、22時40分ごろライブはすべて終了。
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