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2016年4月 6日 (水)

SONHOUSE「シーナの日 #2 ~シーナに捧げるロックンロールの夜~」下北沢GARDEN

今日は下北沢GARDENへ、「シーナの日 #2 ~シーナに捧げるロックンロールの夜~」を観に行く。
毎年4月7日は「シーナの日」ということで、2回目の今年は6日・7日の2days開催。
しかも“SHEENA&THE ROKKETS”と“SONHOUSE”の組み合わせというのだからたまらない。
開場時間18時というのは社会人にとっては厳しい時間・・・かなり遅れて18時45分過ぎに会場入り。
まずは地下2階の待機スペースへ行き、予約番号を伝えてチケットをもらう。
整理番号A-037って、ずいぶんと良かったんだなぁ~勿体ない・・・。
フロアへ入るとちょうどイイ感じに埋まっている。なんとか前から4列目ぐらいに滑り込む。
ステージにかけられたスクリーンにはシーナの姿。それを観ただけでこみ上げるものがある。

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予定よりかなり遅れて、19時15分ごろスタート。
ロケット発射音が流れる中、まずは“SHEENA&THE ROKKETS”の演奏が始まる。
川島さんのドラム、奈良さんのベース、鮎川さんのギター、いつも通りにゴキゲンなロックンロール。
鮎川さんが髪の毛をオールバックにしていないというのはちょっと珍しいかも。
演奏は「バットマン」から始まり、「ビールス・カプセル」「ホラフキイナズマ」。へと続く。
そして「スイート・インスピレーション」のイントロが流れる中、
「QUEEN OF ROCK'N ROLL HEARTの娘!」という紹介でLUCY MIRRORがステージに登場。
言わずと知れた鮎川家の三女、LUCYがロケッツをバックに唄う・・・たまらない瞬間。
「スイート・インスピレーション」から「ハッピー・ハウス」へと続く流れはもう涙モノ。
いや違う・・・。観ていてなんだかとっても嬉しくって、ニコニコニコニコ笑ってしまった。

LUCYのヴォーカルはSHEENAよりもかなり丸い感じで、やっぱり若さを感じるかな~。
ルックスもかなり違うけど、ふっとした瞬間に見せる表情にSHEENAを感じる。
とってもキュートな雰囲気も、そこはやっぱり母親譲りという気がする。
本人も言っていたけど、「ピロートーク」「ロリポップ・アンド・レインボウ」とかなりマニアックな選曲。
「トレイン・トレイン」が飛び出したのも、ちょっとピックりした。LUCYは雰囲気たっぷりに唄いあげる。
「ロケットライド」「たいくつな世界」からの「クライ・クライ・クライ」。この曲大好き。
やはりLUCYがヴォーカルに入ったことにより、選曲の幅が確実に広がっている。
鮎川さんのヴォーカルも好きだけど、何曲か唄ってあとはギターに徹する・・・そのスタイルがやっぱりイイ。
「レイジー・クレイジー・ブルース」から「レモンティー」「ユー・メイ・ドリーム」と続く流れはまさに王道。
だけど最後に「涙のハイウェイ」を唄ってくれたのは、ちょっとしたサプライズ。
およそ80分間の演奏が終わり、20時35分ごろセットチェンジに入る。

セットチェンジの間にも、SHEENAや“SONHOUSE”の映像がスクリーンに映し出される。
スクリーンの中のSHEENAが“SONHOUSE”のメンバーをひとりひとり呼び込むと、
スクリーンの後でメンバーがスタンバイ。スクリーンと現実がシンクロしたオープニング。
Drums:浦田賢一、Bass:奈良敏博、Guitar:鮎川 誠、Guitar:篠山哲雄、Vocal:柴山俊之、
5人の“SONHOUSE”。この顔ぶれが再び見られるとは思っていなかった。
演奏は「キングスネーク・ブルース」からスタート。菊のパフォーマンスはあいかわらず下品でイカす。
「地獄へドライブ」「風よふけ」「スーツケース・ブルース」「借家のブルース」「夢見るボロ人形」といった
お馴染みのナンバーに加えて、「キザな奴」「あて名のない手紙」「魅惑の宵」など
ちょっとレアな曲がほど良くミックスされたセットリスト。長年のキャリアが成せるワザ。
終盤は「ロックンロールの真最中」「あの娘にくびったけ」「ミルク飲み人形」と続いて、
最後はもちろん「レモンティー」。先ほどのシナロケの演奏との違いを楽しみつつ本編は終了。

アンコールは二回。たっぷり8曲。アンコールというよりも第二部といった感じ。
鮎川さんのブラックビューティは何度か弦が切れて、今日は1号から3号までフル出動。
ここでもギターに徹する鮎川さん。うん、やっぱりギターを弾いている鮎川さんが好き。
「爆弾」「おいら今まで」と重たい感じの曲に続いて、40年ぶりという「家にお帰り」を演奏。
ちょっとばかりアップテンポにアレンジされた「ドブネズミ」を演奏して一回目のアンコールは終了。
二回目のアンコールは「カラカラ」で始まり、「なまずの唄」「もしも」へと続いていく。
そして「やらないか」。ある意味で“SONHOUSE”を一番よく表していると思う曲。
しっかりと目に焼き付けて、22時20分ごろ演奏はすべて終了。

ライブが終わるとすぐにメンバーがフロアに現れて、サイン会開始。
“SONHOUSE”のメンバーが5人揃っているなんて機会はなかなか無いので、
既に持ってはいるけど「TIGER IN YOUR TANK!」を購入してサインを入れてもらう。
鬼平さんに「今日は最高でした!」と言ったら、とっても喜んでくれたのが印象的だった。

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