VA「1977 PUNK ROCK FESTIVAL」新宿MARZ
今日は新宿MARZへ、「1977 PUNK ROCK FESTIVAL」を観に行く。
2016年はパンク誕生40周年ということもあり、まさにグッドタイミングなイベント。
出演はRICHIE RAMONE、the Vibrators、SLAUGHTER & the DOGSの三組。
予定では今日は別のライブへ行く予定だったけど、延期になったので参加出来ることになった。
開演予定18時の15分前に会場入り。地下2階のフロアへ降りて行くと、ほどよい感じに埋まっている。
ステージ上手の2列目に陣取り、流れてくるオリジナルパンクを聴きながら開演を待つ。
予定通り18時ちょうどに開演。一番手はRICHIE RAMONEのステージ。
ステージを覆っていた幕が開くと、ステージバックにはRAMONESのロゴフラッグ。
モヒカンの女性ベースにギターが二人、そしてドラムにRICHIE RAMONEがスタンバイ。
かなりハードなサウンド。RICHIEが加入していた1983年から1987年の“RAMONES”の再現か?
RICHIEはときどきドラムを離れて、スタンドマイクでヴォーカルをとる。
その間はギタリストの一人が、RICHIEに替わってドラムを叩くというフォーメーション。
RICHIEはかなり大柄なので、フロアに身を乗り出して唄う姿はなかなかのド迫力。
「Blitzkreig Bop」や「Sheena Is A Punk Rocker」といったキラーチューンも飛び出す。
約50分間のステージ、とっても盛りあがって大満足であった。
セットチェンジをはさんで、19時10分ごろから“the Vibrators”の演奏が始まる。
個人的には本日のお目当て。ステージ下手の最前列でかぶりついて観る。
ドラムのJohn "Eddie" Edwardsのみがオリジナルメンバーで、
加えてギターのDarrell Bath、ベースのPete Honkamakiというのが現在のメンバー。
ヴォーカルはベースのPeteが主に担当し、曲によってドラムのEddieがとるという感じ。
Peteはかなりのコワモテだけど、時折見せる笑顔がなかなか魅力的。
サンダーバードベースから繰り出すぶっといベースラインが心地良い。
音はイメージ通りかなりポップな感じで、思わず口ずさんでしまいそうなメロディー。
スマッシュヒットの「Baby Baby」を、ナマで聴くことが出来るとは思わなかった。
約55分間の演奏だったけど、“the Vibrators”の世界を堪能することが出来た。
そして20時25分から、本日のメイン“SLAUGHTER & the DOGS”のステージ。
“The Who”のTシャツを着た謎のガイジンの紹介で、ドラム、ベース、ギターがスタンバイ。
ステージ中央のマイクスタンドにはユニオンジャックが巻き付けられ、
ブルーの髪に黒サングラスのWayne Barrettが、それを振り回しながら唄い出す。
現在はギターのMick RossiとヴォーカルのWayne Barrettが、正式メンバーという事らしい。
若いベーシストは、Sid ViciousとJean-Jacques Burnelとを足して2で割ったようなルックス。
Wayneはかなり太目になってしまったけど、フロアに飛び込んでお客さんを煽りまくる。
パンクと言うよりもノリの良いロックという感じで、ステージ正面2列目で大いに盛り上がった。
アンコールを含めて65分の演奏、「1977 PUNK ROCK FESTIVAL」はこうして幕を閉じた。
| 固定リンク
コメント